本日あたりから円高がより進むか
相変わらず、82.7円でドル円でショートをホールドしている。
ユーロ円は金曜に一端切られたが、
月曜のはしゃいだ東京勢の円売りに逆張りして
107円アッパーでショートホールド。
その他、詳細は割愛するが
ストレートベースでドル買い、円ベースでも豪ドルやポンドなどで円を買っている。
月曜は、グローベックスが結局、200日線を越えられず終わったが、
火曜早々、ギリシャ問題の進展から突如ユーロドルが買われ、
株が買われ、グローベックスは200日線を再び越えてきた。
早朝のギリシャ問題の進展(なのか!?)から一転、
強気のリスク選好モードが再燃してきている雰囲気である。
ただ、がゆえに、本日から円高がより進むと考えたい。
理由は、またも東京市場にある。
昨日の米国は、株価がやや下押しで、
円高気味にアジア時間に帰ってきた。
早朝にギリシャ報道があり、ユーロドルや株価が跳ね上がったにしても、
本日の東京市場は、米国のリスク回避気味なのとは対照的に
逆バリのリスク選好派である。
東京が逆バリや押し目を狙い出すと、相場はより逆行する。
ここ数日生じ始めている円高基調。
それにもしも本日、東京が乗ってきていれば
円高基調も終焉を迎えた可能性は高い。
しかし、東京時間、アナライザーはご高説を唱える。
81.8円あたりで、円高調整は一巡した感がある…
とかなんとか。
だから、逆バリ、ということか。
押し目を狙って、再び83円をトライっ♪
はいいのだが、欧米はトレンドを追うのと同じように
東京を養分にして食っているところがある。
たしかにここのところ欧米は円安トレンドを追っていた。
しかし、ここで円高トレンドを追い、東京を刈ることもまた
欧米にとっては“トレンドフォロー”である。
よって、円高基調はまだ続くと見る。
これは完全に東京勢は馬鹿にした、
アノマリーでの見立てである。
もちろん、テクニカル的な判断もあるにはあるけれど。
ともかく、東京がんばって、
欧米とともにまた円安トレンドを追えるようなら
こちらはアゲインストを取られるけれど、頼もしいかぎりである。