本日は一端戻りを試しそう…な気がする。

株価は先週半ばから続落を続けているが
週を空けて小康状態を保っている。

再度の加速が起こるとしても、反発が起こるとしても
一端の打ち返しが月曜に起こることが多い。

12700ドルを割り込むまでに落ちてきたグローベックスが
反発の余地があるか、といえば、
テクニカル的には、あると言える。

200日線の12950あたり、そこを抜けても
上昇トレンドラインの下限、13080あたりまでは戻り余地がある。

後者まで戻ることは300ドル超の上昇が必要なので
1日で戻ることは困難にしても
12950トライは、250ドルあたりまでなので、
1日でトライすることも、不可能ではない。

オシレーターで、ややマニアックながら
反応が過敏な、ウィリアムパーセントレンジを見てみると

1時間足では、戻りを終えて再度の下落
4時間足では下落からの反発
日足では下落の継続
週足では下落ラインに突入。

という、下落基調の継続を示唆する形状にあるが、

4時間足という短期のなかでも比較的大きな時間足が
一端の底を打っていることと
週足では-80%以下の下落エリアに突入し、一端の達成感があること。
日足はすでにこのエリアに突入しているが
二度ほど、-70%を下回る反転を描きかけて
失敗している、という形にあって

週明け早々、素直に下落を継続させるのか
という怪しさがある。

さらに早朝の超順張りストも今朝は出没していないこと
東京勢がいつものカモ逆バリを行わなず
さらに下をアタックする、
というような柄にもあわないことをしでかそうしていること
などを勘案すれば

本日は、一端、戻りを試しそうに思えてならない。

いちおう、ここで戻りがある、と仮定して話をすすめると
本日の戻りが、月曜のみの調整で
明日以降の暴落の戻り、であるか、
それとも明日以降も引き続き戻りを試し、
今週はある程度まで継続した戻り試しの週となるかは
本日の戻りの位置や、戻り位置での
売り浴びせの強度などから、決まってくると思う。

まあ、いずれにしても
本日、素直な続落が起ころうとも
本日のみの反発が起ころうとも
今週の水曜日か木曜日まで反発が続こうとも
それよりも長い反発が続こうとも

米株はいまやダウントレンド入っているので
やがてはさらなる下値を追う暴落が待っているだろうと思う。

それを転換させるには、
ECBの国債無限買い入れとか、QE3級の
よほど強固なファンダメンタルズ的な
転換が起こる必要があるだろう。

しかしながら、
本日はちょっとした戻りを期待したい。

なぜなら、ユーロドルやユーロ円は売っているが
ポンドドルやポンド円は買っているからだ。

戻りが来たら、ポンドは利食い
もしもポンドの上昇があったとしても
目下、ドル買い地合いが強いので
その反発は一旦は短命に終わるように思う。

なので、戻りが来たら、そのほとんどを利食おうと思う。

ユーロドルやユーロ円は、
それぞれ103円アッパー、1.287アラウンドから売っているので
押されたところで、現在の含み益が減少するだけである。
この含み益が消え去るほどの戻りが来たとしても
ユーロは手放すつもりはない。

なぜなら、ユーロはいまでも全然高いと思っているからだ。

ちょっと話はそれるが、豪ドルドル
これは金利引き下げ、という思惑が、
物価状況から、据え置きでは?という転換に変わったことから
下げ止まり、という状況になり、
リスク回避の流れのなかにあって、ねじれた状況を生み出し
そのしわ寄せをニュージーランドドルが引き受ける(?)
という状況となってしまっているようだが
この思惑が、ふとした瞬間に別の思惑によって
一気に下落のトリガーとなる危うさは失っていない。

まあ、いろいろな思惑がありつつも

目下、こちらのポジションは
ユーロドル売り、ユーロ円売りと
ポンドドル買い、ポンド円買い、ユーロポンド売り

という挟み込んだポジションで様子を見ている。

ドルや円の思惑をねじ込まなくてすむことから

素直にユーロポンドだけを売ればいいのでは…
という気がしないでもないが…。

ドルも円もイコールみたいなものだしね、と。

といいつうも、ドル円は、80.24円あたりでロングしている。

たまたま下での指値がかかり放置なのだけれど、
現在、80.4〜80.5円あたりをうろついているこの幻通貨は、
指値は80.25円に入れているので、
ここにかかれば、ドル円は消滅で
ユーロ円は、さらに死んでいる、ということなのだろう。