何度も何度もだまされてきた、ユーロとドル
ユーロはいまだ中期のアップトレンドに入ってる。
ドルは中期のダウントレンド。
そこに、円の短期的なダウントレンド(円安)がからんでいる。
要はリスク選好相場である。
ユーロドルについては、短期・中期のトレンドが発生するたびに
トレンドフォローワーのアナライザーたちは
遙か高い上値目標や下値目標を提示し続けてきたが
結局、すべてが思惑と違ったところで反転してきた。
つまりは、長期的にはレンジ相場の様相なのである。
現在は、上値を追い続けるユーロは
確かにテクニカル的には高値追いの可能性がある。
ただ、こうした高値追いをたびごとに粉砕してきたのは
統計や指標、当局のあり方から発生するファンダメンタルズの要因である。
いまはテクニカル的にどこそこ、ということ自体が、ナンセンスである。
相場が大きく反転したら、次の材料が出るまでは
その方向に進むだけである。
現在のドル安円安上値追いをひっくり返すのは
またも、なにかのファンダメンタルズ的な材料であろう。
現在は、アップトレンドを抜けてもダウントレンドをぬ