中東勢は、ゆるやかな調整から、おらっ!でLCを狙い、一気に買い戻す

毎度毎度、中東時間は、相場を弄ぶ。

中東勢は、
潤沢な資金があるからか、打診的な打ち込みというよりは
テクニカルをほぼ無視して、
需給を一端崩そうとするやり方が好きである。

ゆるやかな調整を終わらせることなく、
トレンドの反転へと相場を突き進ませることを狙うかのように
これ以上いかないだろう、というLCをおらっ!と狙う。

ここで、新規・決済とも逆指値を置いていたポジションが狙われ
前者は安値掴みをさせられて、
後者は損失を確定させられる。

そして、LCで跳ねたわずか数pipsを掴んだら
一気にカバー。

大きな玉で狙えば、
そうしたわずかなpipsとてそこそこのバジェットとなる。

東京勢が逆張りで、即入り、即エグジットで、
せこいpipsを狙うのと似た形で、
中東勢は、逆張りで、こうしたせこいpipsを狙う。

どちらも上手いとはとてもいえない、
せこいスキャルピングのようなトレードだが、
当たれば大きいのは、中東勢のやり方である。

LCをおらっ!と崩したときに、間違えて(?)重要なレートを打ち
トレンドが走る場合もあるからだ。

ただ、中東勢のやり方は、個人的には
最も嫌いなやり口である。

相場は“殺し合い”なので、いかなる汚い手を使っても仕方がないが
中東勢のこうしたやり方は
人としては、どうしようもない“ろくでなし”なやり方であると
個人的には思う。

ただ、こうしたグリード全開のろくでなし、も利用はできる。
つまり格好の逆張り狙い、である。

“ろくでなし”たちが、一気にカバーしてくれるので、
逆張りが一気にバジェット化してくれる。

その意味で、月曜15時代は、指値がもっともふさわしい。