ユーロはやはり上を目指すか…
短期のユーロショートはことごとく粉砕され
残すは、スイングのポジションのみとなっている。
1.296あたりを上限にして
1.293や、1.292あたりで売り上がってい入るが
レバレッジをかけたポジションは切られつづけ(LCを低く取っているので)
とはいえ、スイングのポジションはどんどん残存している状況である。
スペインネタがいま市場を囃し立てているようだが、
いずれにしても、年後半のバジェット狙いは
多くが、ユーロ買いにベットしているようだ。
彼らの思惑を粉砕するには、やはり株価が下落するしかない。
ここ最近の米株は、上昇基調と言うよりは
下値が堅い状態で
それが、ドル売りの安心感を買っている。
要は株価が安定ぎみなので
さあ、ドルを売っときまっしょい♪
という次第である。
そんななか、豪州の利下げに端を発し
豪ドルのみが弱い。
利下げがサプライズだったところであるのに
市場は、もう翌月の再利下げを織り込もうとしている。
利下げは一般的に通貨の下落要因で
豪ドルが下げると言うことは、ユーロクロスとなる
ユーロ豪ドルは、上昇と言うことになる。
こうしたユーロクロスの上昇圧力も、ユーロの上昇に一役買っている。
ユーロ買いの連中の夢を叩き潰すには
やはり、株価の下落をトリガーとするしかない状況である。
本日も株価が安定に運べば
逆に私の夢(?)が叩き潰されよう。
本日の株価はちょっとした下落中。
日中高値から50ドルほど下落しているが
そんなの、リスク選好組からすると
痛くもかゆくもな〜い♪ という具合なのだろう。
彼らはQE3の実施からこっち
株がどれだけ落ちても、最後は華麗に反転する
と“盲目的”なまでに信じている。
だから、ユーロドルは大きな押しがこない。
すべての犠牲は豪ドルに引き受けさせて
その相対で下落を抑えている、というイメージだ。
とりあえず、グローベックスで言えば
株価の下落のトリガーは、13410アンダーを割り
短期ながらダブルトップ割れを完成させた。
ただ、そこから導き出されるターゲット13320アッパーにおいても
直近の上昇からの二点目の安値13310アッパーを割り込むことはない。
だから、平気、平気っ♪という感じだろうか。
ただ、そういう楽観丸出し♪ で、
テクニカルムーブを楽観視してばかりいると、
相場がひっくり返ったときに、狼狽売りとなるのも
また、お約束、でもある。