EUR/USDが、金曜安値を割り込んだところだが…

EUR/USDが金曜安値を割り込み安値更新。

ただ、200日平行線がサポートととなり
午後あたりに中東勢(?)が買いで参入。
よって、一旦は反発気味である。

さらに本日は月曜日。
為替は月曜と金曜は特異な動きを見せやすいので
前週安値を割り込んだとはいえ、
トレンドの判断は、現時点では、早計である。

為替の動きに対し、
ダウ先物・グローベックスは、直近の安値を割っていないのが
月曜相場の特異性を本日も示している。

月曜の為替は、地合いを問わず、
金曜の流れを引き継ぎ
金曜にロスカットを仕込んでいた連中を当てにくるだけのような
超順張りが走りやすい。

いずれにしても、本日の相場付きは
未だ為替のみが先走っている域を出ない。

東京はいつも逆張り大好きなので
通常刈られてなんぼだが、
そういうわけで、
月曜だけは、隠れオセアニアン(実は欧米勢)が
金曜からの順張りを走らせるので
アジア時間は妙な順張り相場となりやすく、

NY ↓ TOKYO ↓

となりやすい。

さらに中国は国慶節を迎えているため
ますます、順方向にアジア時間は走りやすい。

そういう意味で、本日のアジアは走っただけ、
のような印象である。

そのバトンを受け取る欧州勢であるが、
ここからの欧州から米国時間の相場の流れは
以下の4つの選択肢が考えられる。

1 LONDON↑ と押し上げで NYで続伸↑ 
2 LONDON↑ と押し上げながら NYで反転下落↓
3 LONDON↓ と再度の下落ながら NYで反転↑ 
4 LONDON↓ と再度下落して NYでさらに続落↓

もちろん、相場に変化が起こらず持ち合い相場が延々続く
という上記以外の選択肢もあり得るが
欧米勢は方向感を作るのが大好きにつき
欧州→ や 米国→
といった、持ち合い相場という選択肢は、
とりあえず排除している。

いまのところ、1か2の雰囲気を見せそうだが
時間が未だ中東時間につき、本格的な欧州参入とはいえない。

現時点での個人的な注目は、為替の動きではなく、
とりあえずは、ダウ先物のサポートを割るかどうかにある。

ダウ先物の目下のサポートは、まずは13283ドルあたり
それでもまだ反転は警戒されるので、
確実視できるラインは、13200ドル割れあたり。

レジスタンスとしては、直近高値13450ドルの上あたり。

大きく見立てると、13450〜13200ドルのレンジで
どちらに抜けるかで、相場の方向性が決まっていくだろう。

無論、これらレンジを抜く前に
先行で、自身でもポジションを持つ可能性もあるが
それだとしても、それはレンジ内での超短期のレジ・サポを想定し
それらの上抜け(下抜け)を確認してからのベットとなる。

いずれにしても、現時点ではいずれの動きも取れないため

現下のドル売りポジションホールドのまま、様子見は続く。