QE3の期待が剥落だとか

当たり前である。

もともと、世界経済をこれ以上無茶苦茶にしかねないQE3。

量的緩和が景気回復の意味がないということを
世界の各国政府はいつになったらわかるのだろうか。

いずれにしてもやってはならないことを、
やるほど米国も愚かではない。

愚かなのはそれを期待していた投資家の方である。

可能性としてすら、あるかも、
などとほざいていたアナリスト含め
少しでもそうした期待をしていた者たちは
丸坊主になって、出家でもすべきである。

私はこれまで、QE3があるという前提の文言は一言も記述したことがない。
私も賢くはないけれど、
そこまで愚かにはなりたくなかったからである。

QE3という亡霊は、いい加減、みんな忘れた方がいいと思う。

そろそろドル買いの相場観も転換する時期かもしれない。

結局、ユーロドルは下値を堅くして落ちそうにないけれど
これから、“まっとうな”ドル安相場がはじまるような感じがする。

QE3にとらわれたドル安ではなくて
普通にドル安である。

ドル安。そして円安。

やはり、今年は円安の年な気がする。

ただし、幻通貨ドル円は上がらないだおる。

ドルとともに落ちていくイメージしかわいてこない。

クロス円がいくらがんばろうとも、

日本がアメリカの奴隷である限り
ドル円が上昇する可能性はかぎりになく低い。