いきなり切り崩される…

新年度がはじまり、円売りのピラミッティングの多くが
いきなり欧州時間に切り崩された。

なんだかなぁ…

まあ、これは想定済みの動きではある。

東京時間、金曜のNYから引き継ぎのはしゃぎすぎ円売り。

当然、欧州の狩場を用意しているわけで、
それらロングは、欧州の毒牙にかかり刈られるのは、
新年でもお約束の予定調和。

日本勢が順張るとろくなことがない、と思っていたら案の定…
である。

今回の円買いは米国債金利低下も影響しているようだが、
日本の製造業も一枚かんでいる様子。
円高がイヤイヤ、といいながらも、
円高が怖くて、レンジの上限で円を買うという分裂っぷり。

実需もまあ、自分で自分の首を絞めている、とも言える。

そしてこれまたお約束のさんざん刈り上げられた後から、
米時間に登場のグリードがまたも株を買ってくる。

日本ロング→欧州が刈り取り→底あたりでまた米がグリーディング。

新年早々、同じような動きのように見える。

ことはそう単純なようにも思えないが、
円ショートのアンカーがなんとか生き残ったので、
こちらはあらためて円ショート。

現在、クロス円買いをメインにトレードしているが、

あえて、ここで珍しくトレード戦略を述べておくと、

その本命はポンド円である。
ターゲットは、137円オーバー。
現在からすれば、はるかかなたに見えるが
現在の地合いが消滅するまでは、それを追いかけている状況である。

あらためて言うことでもないが、
これは自分が勝手に記述している備忘録につき、
他人に推奨したりしているものなどではない。
どなたか勝手に真似て、それで負けたからと言って
責任は負いかねる。

自分はそういう戦略で戦っている、というだけである。

いずれにしても、本日のNY時間から
金曜と同じようなポジショニングをまた一から繰り返すこととなってしまった。

このまま反転しなければ、ポジションがまた切られるだけで
反転が起こったとしたなら、結局、月曜は
いってこい相場、となってしまって、なんなんだ、という1日となる。

しかし、やれやれの売り(買い)などもそうだが、
いってこい相場とか、相場用語は脱力系なものが多い。

材料、とかいうのも、それしか言いようがないから私もときどき使うが
なんだか、人を小ばかにしたようなネーミングである。

日本の相場世界のネーミングセンスは最悪である。

原語(english)は、結構、センスいい用語が多いのに
翻訳センスもちとダサい。

日本の相場用語の脱力系&かっこ悪い名前の数々は、
いったい誰が名づけたのだろう。

使うこちらの身にもなってほしいものだ。
単純に恥ずかしい。