アジアの上手じゃないトレーダーたちは、トレードしない方が世界のため

東京時間のトレーダーは本当に下手くそである。
いや、下手、というよりは、トレンドを作る力がないゆえに
宿命的に踊り場的な動きしかできず、
結果、世界中にカモにされるので、勝ちようがないところもある。

それでもトレードがうまければ、欧米も叩き潰しにくくなるから
アジア勢ばかりをカモにすることもなかろうが、
元来、レンジディールしかできないため、下手くそとなり
下手くそはなおさらのことカモとなる。

俺は違う、という敏腕トレーダーがいらっしゃるかもしれないが、
アジア時間にトレーディングをしているかぎりにおいては、
そういう方たちも例外なく、下手くそな一味である。

たとえば、とてもうまい、と自称している日本人トレーダーがいたとして
彼らはアジア時間ではトレードしない。
欧州、もしくはアメリカ時間にトレードする。

それがすなわちどういう意味かといえば
擬似的に欧米人になりきり、
アジア時間をカモにする一味についているだけである。

似非欧米人と化している、だから勝つ。
ある意味で、日本人という存在を捨てて、
日本人でありながら、アジア、同じように日本をカモにしているのである。

そういう意味では、日本においては
日本のデイタイムにトレードする素人の個人投資家を除けば、
日本時間にトレーディングしている、日本の銀行や証券など
俗にいうプロといわれる人々が、世界で最も下手な人種ということとなる。

そういう人たちが、サポートやレジスタンスをどうとか言いながら
アナライズしていることは、本当に滑稽である。

○○銀行ディーラーの見立て
ドル円は高くなる、低くなる、ユーロドルはどうのこうの、

邦銀などに属する、“プロ”と称されるトレーダーが
ときどき、こうしたアナライズを行う時があるが、
下手くそがいろいろ言っても意味はまったくないように思う。

為替はゼロサム

トレンド・イズ・フレンド、とうそぶいたところで、
みんなが同一方向にポジションを持つなどあり得ない。
カバー相手がいなければ、相場は動きようがない。

アジア時間にレンジを抜いたところで、結局あまり意味はなく
レンジ内にいたところで、アジア勢のポジショニングの逆を取られる。

こんなことが非常に多い。

結局、カモはどこまでもカモである。

まあ、もちろん全敗などという神がかったことはありえないので
まれに、それが奏功することはあるが、
勝率という面から考えれば、結局は無残なトレーディングである。

本日、二度目となり、これまで何度となく主張してきたことだが

アジア時間の為替は休場にすべきである。

もしくは、実需だけのカバーをメインとして
アジアではプロといわれるトレーダーは存在してはならない
という法規制でもすべきである。

下手くそが中途半端に大きい金額でトレーディングすることも
世界の金融市場にとっては害である。
単なる歪みを作る、踊り場なだけだからである。

欧米勢の投機にとっては、金のなる木なカモなので
まあ、必要なのかもしれないが。