後出しじゃんけんアナリストも年始め

年を明けたが、このブログで最も重視している正々堂々相場予想(なので外れることもあり)の発端となった、アンチテーゼたる専門家なる方々のアナライズ……という名の、単なる後出しじゃんけん、現象説明オンリーの、無意味な文章垂れ流しも、今年一発めで確認しておく。

本日、年初恒例のリスク選好により、抜群の伸びをみせるユーロ。
今年はどこまで地の底に落ちるか、といわれてるが、なんのなんのユーロドルは去年の底値から見れば、いまだにまだかなり高いところにいる。

ユーロ円は100円割れなど、もうすごいことになっているが、これが先走った誤りか、それとも後のユーロドルの暴落を示す先行シグナルかはいまのところわからない。

ということで、これまで下がる下がるとしたり顔でほざいてきた専門家たちが、本日のユーロドルの反騰については以下のように分析している模様。

ユーロ・ドルの上昇について、
欧米諸国の株式相場はまちまちの動き。よって、株価動向に対する反応は限定的。
しかし、欧州の債務問題解決に向けた関係各国の取り組みに対する期待は残されている。
だから、ユーロ買いが優勢。
ドイツの失業率が低下したことも好感されているとの声もあり。

……まあ、いかようにも言える。
なんか読んでいると、腹が立ってくると言うか、リアルマネーで切った貼ったをしている人々に向けての文章、だと思うと、なんか穢らわしくさえ思えてくる。
なめているとしか思えない。まったく意味なし。

株の影響がなければ限定的。それでも上がるなら債務問題解決の期待感。もし下がっていたら、債務問題の懸念、とでも言うのだろう。
唯一、まともそうなのが、ドイツ失業率低下の好感、か。
しかし、こんなもの誰でも言える。

こういう分析に意味があるのだろうか。
どのようにでも言えるし、現在の相場付きにあれこれ枝葉をつけているだけ。

書くだけ無駄だし、読まされている方は1分であっても時間の無駄である。

こんな分析ばかりが跋扈しているから、素人は勝てない。
素人はこの分析にまったく意味がないということが、わからない。

彼らの存在価値が本当にわからない……。