おばかダッシュは筋金入り。さすがアメリカ。

狂ったように上がり続けています。

とりたてて、なにかあったわけでもなく、リスク回避という後付けの材料判断のもとで、その地合いにカンフル剤を打たれた発狂者のように上がり続ける。

さすがアメリカ。

普通の精神ならもう少し躊躇してもいいものを、4回くらいの利食い的な陰線を除き、およそ25本以上(ほぼ1日かけて)、断続的に昇り続ける。

たまに見られる動きだが、たまに見られると面白い。
こういうのは、決まって、その後、痛ましい状況になる。

この流れでのおかげで、敏感通貨・豪ドルも、感度抜群についていく。
ちょっと敏感すぎて困ったもんだが、チャートがダウのコピーのように同じような動きで合わせていく。そこまで合わせなくていいだろうに。

現在、超リスク通貨である、ユーロも敏感に反応。

もはやロングになんの魅力も感じない、叩く通貨の筆頭になってしまったのが、なんとも寂しいところ。

とにかく、あらゆるリスク通貨が面白いくらい上昇している。

適当なところで戻り売りをいくつかしこむ。

これだけ、押しらしい押しもなく上がりつづけるのもいいが、誰がショートをカバーしているのだろう。あ、私だ。

とにかく、明日のオバマ大統領の演説期待ですか。
陽気な国は発想がストレート。

他の国ではこう単純にはいきません(ただ、本日は、アジア、ヨーロッパと同じようにお祭り騒ぎだったけれど)。


ただ、こんな調子乗りすぎていても、短期すぎる上昇は、やがて売り手はいなくなる。買い手ばかりの市場は存在できない。

特に、為替はゼロサムゲーム。全員ウィンはありえない。

ただし、この単細胞くんは、落ちるときはまた狂ったように落ち続けます。

このままいくと、明日の日経平均は驚喜して飛びつくかもしれない。
単細胞に追随する従属市場、ある意味で単細胞以上の単細胞。

いまの買い手は、本気で世界景気が上向いていくと考えているのか。まあ、そこまで深くは考えないか。

いずれにしても、いいところでまた売りが仕込めた。

thanks for すべての買いの狂乱者たち。

あたなたたちが買い続けてくれなかったら、売りの狙いのところまで、レートがきてくれなかった。