本日の予測

本日はジャクソンホールでのバーナンキ氏の講演がメインの相場材料。

みんなが固唾をのんで、ドル高かドル安かの趨勢を計ろうとしている様子。

QE3があれば、当然ドル安、なければドル高みたいなのが大きな相場の予想であるとは思うが、
実際は、たいした波乱もなく過ぎ去り、
さらに後日のトリシエ会見などに注目が移るに違いない。

織り込みながら実は波乱なし、織り込ませないながら実は波乱。

というのは切った張ったのFXではお約束。
ということで、本日はおそらく、盛り上がりにかける週末になるように思う。

ということで、あおりにあおりながらも、結果盛り上がらない(?)講演結果は、

QE3はなし。

ということで、ドル高に進むと予測。

ただ、ヘリコプターベンは、某MR.チューシと呼ばれる某国のなにもしない財務大臣(だけど政局ではがんばっている……意味ないし腹立つ)のように、講演をするだけ。

そんな1日をずっと緊張しながら待ち構えているトレーダー軍団はわざとか本気か、かなり意味がないように思える。

この嘘っぽい緊張感が本気で作られているものならば、彼らも相当、レベルが低い。

おそらく、彼らは素人をはめるために、保合の緊張相場をわざと今日まで用意して、素人衆(日本人個人投資家のような)を緊張させているだけのように思えてならない。

昨日今日で、こうした素人衆はさらにドル円、クロス円のロングを積み上げてしまったことであろう。

そして、そんな持ち高をドル高で振り上げて、ドル売り勢を叩き落とそうとしているような感じがする。

特に、アメリカ勢にそんな腐臭が感じられる。

ということで、予測はドル高。

ただ、これだけだと、
ドル高ドル安と予測するだけ値幅も提示しない、すごくずるい予想(よく多くのストラテジストがやる手口)なので、

このドル高は株の下落から派生していくと思われるため、

株が続落→ドル高→もっとも打撃を受けるのは豪ドル、ということで、

本日もっとも可愛そうな通貨はAUDであると予測。

AUD/USDが1.0350〜1.0300あたりまで下落。

クロス通貨として
AUD/JPYが本日中に79円割れ。

EUR/JPYもドル買いの基調で下落基調で110円割れ。
EUR/USDは1.43割れ。

で、なぜかUSD/JPYはドル高相場であっても、
まぼろし通貨(基本、相手にされてない通貨)
ということで、76円台に突入の下押しながら、
最安値は割れないという中途半端な値幅になると予測します。

ただし、ロンドン時間は最後のダマシで振り落としを狙ってくるので、最後のドル安(ここでさらにクロス円のロングを素人衆は積んでいく?)を狙ってくる可能性は大。

ということで、いまクロス円(特に豪ドル円)、ユーロ円あたりをロングしている人はやばいかもしれない。
ただ、利食いのチャンスはあって、それがロンドン時間。下手するとそれが最後のチャンス。ここでの戻しで含み益まで伸ばせなくても、欲を出さずに決済した方がいいようにも思う。
NY時間はドル高、クロス円ロング刈り取りタイムに突入と予測。

で、ドル高ならドル円ロングで嬉しい♪となりそうなところ、そこはしまりのないドル円。これもまた上がってこない。ドルストレートが上がる相場にあっても取り残される鬼子通貨、それがドル円

しかし、大暴落まではいかないと予測。なぜならクロス円の下げに引きずられても、相場付きはドル高につき。

ということで、ドル円ロングは中途半端な感じ満載で、押されながらもそんな酷い下落ではなく、しかしロング勢には微妙な含み損だけ積まされて週末を迎えるという、ストレスの高い一日になるのではないかと思います。

で、週明けは順張り大好きのオセアニア時間で下値追いにさらされる、というような案配。

結局、長期的には地合いはドル安相場。

今回、ドル円がどうなろうとも、結果的にはドル円のきつい下落波動はその後やって来て、

今日の含み損の忍耐がまだましなレベルだったと、いまドル円をロングしている人は後悔させられる予感。

ただし、この流れは本日の流れとはまた別の話につき(本日はドル高予測なので)、
本日の相場予測が正しかった場合は、また後日報告したいと思います。

ということで、こちらも、現在、AUD/JPY、AUD/USD、EUR/USD、EUR/JPYあたりを
全力ショート準備。

ポジション位置は前から81円、1.0450ドル、1.4400ドル,111,50円あたり。
損切りはそれぞれ、81.20、1.0560、1.4550、111.90円アラウンド。

損切りまでの値幅が大きいのは損切り貧乏になっても仕方ないから。

なので、上記ポジションは当然、それに耐えられるレバレッジでの構築。