なんだか、相場を見てないときに限ってドルが落ちる。明日の東京勢はドル円、全力ロング・プリーズ!

本日は、夜半までまったく相場を見ていなかったが

あれほど、113円ミドルあたりに張り付いていたドル円
112.80アンダーまで下落。

ユーロドルも1.13を回復し、1.13ミドルを超えるところまできている。

まったく…ドル円の先週のバカみたいな上昇はなんだったんだ、
という感じで

相場からさっぱり目を離しているすきに、
ドル円がようやく(?)本来の下落を見せている、というのが相変わらずだが、

自分的には、これがそもそもの本来の方向だと思っていたので
ようやくか…という感じがする。

ただ、先週末の流れからの今週でいきなりそんなことになるとは思っていなかった。

しかし、それは先週も同じで、
先々週末のドル売りの流れが、先週頭からいきなりひっくり返されたので
まあ、また同じようなことが、今週もはじまったのか、という感じもする。

そもそも、昨今のこれだけの株価の下落の中で
ドル円が、まったく下落せず、
むしろ株価の下落が緩慢になったとたんに上値アタックで
113円ミドルを超えたり、下押しても、113円は守り、
結局、113円ミドルあたりにつねに張り付いている
ということ自体が、異常な状況で、

オプションだとか、さまざまな投機的な思惑が
ドル円の下値を支えてた部分があったにしても
あまりにも異常な感じはしていた。

そもそも論として、
かねてから、113円なんて、個人的には正気の沙汰ではないと述べてきたのだから
いろんな投機的なグリードどもの下支えでドル円が堅調を保っていた流れを変えて、
113円が割り込んだところで、
まあ、当たり前だろう、という感じもする。

では、112円はどうか、となれば
同じようなもので、
そもそも個人的な感覚ではドル円が100円を超えていること自体すら
異常だと思っているので
これでも存分に高い。

チャートを見直してみると、
東京勢など、先週はじめはNY様に盲従し、
ドル円を必死に売っていたのに、一週間かけて痛めつけられた後
今週はそんなことはきれいさっぱり忘れたかのように
今回もNY様に盲従し113円ミドルあたりを必死に買って買って
そしてそれが今度はやすやすと下に割られてしまっているのだから
どんだけ主体性の欠片もないのかよ…という感じである。

あなたたち、結局、ドル円はまた112円台ですよ…なにやってるんですか、まったく。

ほんと、げんなりしかしない。

まあ、いまドル円がふたたび113円を大きく割り込んだのはいいことである。

先週の月曜は、東京勢は112円アンダーで売って売って、
上に担がれ113円に
今週の月曜は、113円ミドルを必死に買って買って
下に割り込まれている。

ほんと、何がしたいんだよ、あんたらは…という感じしかしない。

とはいえ、相場はどんなおかしな値段でも上下にスイングしていくもので

現在の下値に張り付いている状況では
売りに入るつもりはない。

112円80が、個人的にはまだまだどんな狂った高値であったと思っても
現在の流れからは、今一度、上にまくり上げる可能性は全然なくはない。

為替相場はどんな異常なレートでもスイングする。

たとえば、いまドル円が500円だとしたら、さすがに皆おかしいと思うだろうが

そのおかしなレートすら

500→400→300

と一直線に下がることはなく、

500→400→450(←注意)→400→350

みたいな感じで下がる。

上記、(注意)のところ

そもそもいまのドル円112円のレート基準で、
400円すら異常なのに
400から450に戻るような狂ったスイングが普通に起こってしまうのが
狂った為替相場である。

もちろん、スイスフランショックのように
突如、何千pipsもの下落が起こる事態もあるが

そもそもその一直線の下落だって、あまりにもヒステリックで十分に狂っていて

いま思えば、スイスフランが、自国レートの防衛を止めた
というだけで、
市場が、そんなに一気にレートを切り下げるほどの投げが必要であったのか
というのが、個人的な感想である。

要はドル円が今後、暴落するとしても
いまのユーロドルの上昇が継続するとしても

いまいちどの、上下のスイング、振り落としがあってから
それが起こるように思う。

テクニカル的に見て、ドル円も擁護できる点があり(擁護など本当はさらさらしたくはないが)
いまドル円は、三角持ち合いの下限にあり、

この下限位置は、これまで割ったと思わせて
二度もそれをダマシとして、上の三角持ちの中に戻っている。

今回もまたそのようなことがあれば
またしばらく、ドル円の戻しには付き合わねばならないとも限らない。

いずれにしても、本日はいまさら相場を見ている段階で
どうしようもできない。

ドル円の1日の平均値幅としては、すでに平均値を超えて
十分なところに落ちている。

明日以降、機会があれば、やることはドルの全力売りである。

しかし、そのためには、いったんのドル円の小休止なり
少しの戻りがほしい。

ただ戻りの中で心配なのが、その戻りの契機が
明日の東京勢の恐怖心にかられたドル円の投げ売りや
エセ根性の中途半端な投機の突っ込み売りの後に起こることである。

恐怖心にかられた東京勢のドル円売り、みたいなをされてしまうと、
また東京勢がショートしつつも上のレートに逆指値の買いを貯めてしまい

それがロンアニあたりに買い上げられてロスカットで食われていくことで、
クリティカルゾーンを瓢箪から駒のように超えてしまい
ドル円が戻り加速をまた誘発してしまう。

先週の東京勢のこのわけのわからない売り買いが、ドル円の三角保ち合い下放れをダマシとしてしまった原因である。

そのことが先々週までのドル売りの流れを、
先週一週間かけてまるまるひっくり返してくれることとなり、ロンアニもNYも東京勢の損切り食い祭りで、ドル円の上げを継続してくれた。
先週のドル円の戻しは、個人的には、ほぼ東京勢の損切り買いの力が多大に貢献したと思っていて、
そんなことになってしまったのも、先週はじめの、
東京勢がまったく腰の据わっていない
NY様に追随しただけの、ドル円中途半端な安値追いから端を発していると個人的には思っている。

先週はこの最悪の東京勢のドル円売りのおかげで
それをロンアニに刈られる餌とされ
結局、東京勢の損切りロングを断続的に誘発してしまい
112円台から下を伺いかけていたドル円
113円はおろか、113円ミドルも超えるような
大きな上昇を誘発し、結果、ドル円は上値追いのようなレートとなり
下値がガチガチに硬くなってしまったというのが、
先週の、偏見にはまみれているが、個人的な所見である。

東京勢がドル円を売らなければ、まあ、売ってもいいが
中途半端に売ってなければ、さらに逆指値ドル円の中途半端な損切り買いを繰り返していなければ
先週、現在の地合いを歪めてしまうとしか思えない、あれほどのドル円上昇はなかったとしか思えず
先週のドル円上昇の最大の戦犯は東京勢だと思う。

そんな歪みが作られたお陰で、
先週のドル円はいくら株が下落しようとも下がらない
という狂ったような硬直のまま週を終えることとなってしまった。

だからこそ、明日以降の東京勢に望むのは、
彼らお得意のお家芸ドル円のドルラブ円ファックの逆張り買い、である。

ドルは何かといえば、そもそも買われる宿命にある通貨である
とかいう、わけのわからない(?)、持論を唱える専門家もいるほどで
であるなら、ドルはきらきらに輝く金色の基軸通貨なのであろうから
ドル売り、という選択肢は必要ないだろう。

短期的なディールでドル売りとか、ドル様に失礼である。

最後は買われる宿命のヒーロー通貨なのなら
短期的な下落などくだらないノイズとして
全身全霊を込めて、全力でドル買いをすべきである。
ドル円が1円になろうとも、米国がドルをやめようとも、
米国が消滅しようとも、ドルを買ってほしい。

ドル売りという所業など、神にたてつく邪悪な行為である。

まあ、そんな戯言はともかく
とにかく、明日の東京勢は本当にドルを売ってほしくない。

心から、ドルロング・プリーズ!

東京勢がドル円を買ってくれたほうが、
下に損切りの売りが大量に作ってくれたほうが
後のドル円のさらなる下落トレンドを継続できる可能性が高まる。

結局、東京勢はドル円を買っても売っても損切を切られて
ロンアニ他の養分にされるのだから
どうせ金を捨てるなら、ドルを買って捨てたほうが本望であろう。

だから、ドル円を買いましょう。全力で!

個人的には、そろそろ、ふざけたドル買い祭りは終焉してもらいたいのである。

だからこそ、明日の東京勢はたのむからドル円を売らないでほしい。
それでも売るという米国への反逆を望むなら、中途半端に売らず、
NY時間の安値をはるかに更新するほど売ってほしい。
しかし、それは毎度毎度できないのだから、
結論、とにかく売らないでほしい。

毎度毎度東京勢がNY勢への中途半端な追随をするから、
いつもいつも台無しにされる。

NY勢はドルは売ったり買ったりするが
彼らは獣であり、秩序はない。

秩序ある米国様の忠臣ならば、なにはなくともドル買いである。

永遠のドルラブ集団なのだから、
下割れを防ぐべく、チーム東京で、必死に下を買い支えてほしい。

ドル円が100円を割ろうが、50円を割ろうが、1円を割ろうが
もう永遠にドル円を買い続けてほしい。
もう二度とドル売りなどをしないでほしい。

東京勢にドル売りは似合わない。

トレード操作画面からは「ドル売り」というボタンを永久に抹消していいくらいである。

そしてそのドル買いが、狂った(?)所業だったと反省するとしたら、
ドル円が30円くらいになってから、ようやく反省するでよい。

本音を言えば、もう東京勢は売りも買いもなにもしなくていいので、
為替相場にかかわらないでもらいのが、ベストではある。

かかわったとしてもロンアニや欧州にお金をくれてあげるだけだからである。