もう午前0時からのNYはやりたくない

もう毎夜のように続くことだが、
東京時間の0時は、これまでの方向を狂わせる動きが多すぎる。

東京0時はNY時間の午前10時ごろだが
ロンドン欧州が作ってきた値幅を全否定するかのような
反対の動きが発生しすぎである。

これでトレンド転換でもしてくれるならやりがいもあるが、

大きく逆光で揺り動かして、結局、もとの加速を強める
のような動きが多すぎて
この時間が主戦場でない日本にとっては、殺されるだけの相場である。

たとえば、ドル円が112円から113円まで上昇していたとして
0時なるといきなり、111円ぐらいまで叩き落してくる
ここでドル円ロングしていた浅い損切の買い豚は損切される。

ではここから売りかと思えば

111円で売りをいれた売り豚は
それがもし日本人であるとして、そこで就寝した後に
ド深夜になって、結局、落ちることはなく、元に戻すどころか
113円も大きく超えて115円まで行く。

そんなような相場なのである。

その振り落としをかけてくるような上下動の起点となるのが
毎回、午前0時からの動きで

それをリアルタイムで見ていたとしても
アルゴリズムだかなんだか知らないが
人間の反応速度ではとてもついていけないような速さで

これまでのトレンドからはあり得ないような位置までスイングし
そこから、今度はトレンド方向に回帰して
これまでの高安からあり得ない方向に、それを更新させていく。

ダウ理論のようなテクニカル分析をあざ笑うかのように
高値安値を更新させ、
転換を思わせて、振り回しておきながら、
結局転換などせず、

逆に高安を守り、トレンドが継続するかと思わせておいたところで
いきなり、それを一気に更新させ
トレンドを転換させる。

たとえば、いまリアルタイムでの短期足の動きでもそれがある。

1.1358を高値に高安を更新しながら、1.1350も割れ
短期的な下落トレンド完成
と思ったら、直近高値の1.1352を上に抜き
下落トレンドが消滅、したと思わせて
結局、再び安値を更新して、下げトレンド加速。

この最後の
結局、再び安値を更新して、下げトレンド加速。
という状態は、1.1354まで届いた後にはまだ実現していないが、

それがまた起これば…まあ、そういうことである。

今の例えば、1分足の話なので短期的な動きの話だが
では、それが1時間足、日足、と広げたら違うのか、
というと、結局、フラクタル構造を実証するかのように
いかなる時間足であっても、この悪質な動きは頻発する。

むしろ、1時間足や4時間足でそれを起こされときのほうが
各足ごとに値幅があるだけにそれに気づくのも損切も大幅に遅れ
結果として、損失はより甚大なものとなる。

まったくもって恐ろしい相場である。

ポジション
EUR/USD S 1.13508
USD/JPY L 113.142