ついに112円ミドル割れ

ついにドル円の現時点での強めのサポートであった112円ミドルが割れた。

これにてドル円のダウントレンドはとりあえずほぼ確定し

トランプユーフォリアとやらではしゃいでドル買いしていた連中は
ほぼチェックメイトである。

ただ、現状、自身はポジションスクエアである。

こういうときこそ握っておけよ、という感じなのだが
一気の下落の最中、112円ミドルアッパーですべてを利食いしてしまった。

その経緯は以下である。

113.90アッパーからのショートは113.20アンダーが強く、

このポジションすら、113.20あたりでほとんどを利食いし、
その後、さらに113.35を抜けたところでスクエアにした。

113.20のサポートがやはり強烈に思われ、
まだまだレンジは継続かと考え、スケベロングに切り替えた。

で、113.30アンダーあたりから
113.45あたりまでのロングを狙うも、
なんだか伸びが悪いので、113.38あたりで利食いし、
ショートに切り替えたら
切り替えた途端、113.48まで伸びてショートが損切りされた。

で、またもスクエア。

ただ、伸びても113.45あたりまでと思っていたため
113.48あたりから垂れてきたところでショート。

これがまたも113.20アッパーが固いことから一端利食い

ここでまたスクエア。

113.30アンダーからまたもスケベロングし、
113.40アンダーまでを取って、

やはり上が重たいとみて、
このロングも利食いで、またもスクエア。

113.30アンダーからあらためてショート。

これがいきなり下に突っ込み、損切りを巻き込んだのか
下落を加速。

急反発が怖く、112.90アンダー、112.80アンダーと利食いしてしまい、

またもスクエア。

結局、ドル円は初動でまずは112.70割れ、
112.60アッパーまで突き進んだ。

113.30アンダーからのショートをもう少しホールドしておきたかったが

急下落を直接ライブ状態で見てしまい、

かつ、112ミドルが現状、かなりかたいサポートであることは予想していたので、

いつ急反発するか知れず、
112.80でショートはすべて利食いしてしまった。

その後、112.60アンダーからの反発から
112.75あたりであえての戻り売りをしたが

やはり112.50アッパーで反発。

ここが固いことにやはり躊躇があった。

割れ期待でショートを保有するのがとにかく怖く
112.60割れのところで、このショートも利食い

で、スクエア。

その後、結局、ドル円は112円ミドルを割れて
一気に112.10アンダーまで下落した。

嗚呼…。

しかし、今日のところは徹底的に売り目線にしていたため、


これまで113.20あたりのサポートがやたら強かったのは、

115.60アッパーから112円ミドルまでの下落時の過程において
115.60アッパーから引いたダウントレンドラインを
1月26日に突き破ってしまったからで

この破られたダウントレンドラインに現時点でぶつかるレートが
およそ113.20あたりとなっていたからである。

ただ、このダウントレンドラインを現在、明確に下回ったことで
その照準は、もはや守られてきた112円ミドルにぶつかってはきた。

さらに112.50アッパーながら、これまでのショートは更新したため
下を攻めるか、とも思われたが
やはり割れ期待が怖くて、スクエアにしていたら

結局、112円ミドル割れである。

現在、ポジションはスクエアであるが、

これにて
115.60アッパーと115.40アンダーをダブルトップとし
ネックライン112円ミドルの
ダブルトップが完成したので、

ターゲットは110円割れまで見込める形となってきた。

現在、トランプ相場で上にブレイクしてきた高値が108円あたりにあり
ロールリバーサルが起こった結果、
この108円が目下強烈なサポートとはなろうが
それさえも、ターゲットの先に見たときの十分射程圏内である。

112円ミドルを割れるまでホールドしておけば、
という思いもあるが
これこそグリード全開で、割れてから後、考えればいい話である。

現在、112円ミドルは完全に割れた。

現時点で、ここから飛び乗る勇気はないため

戻りを待って、売りを仕掛けたいと思う。