ドル買い目線は中止

結局、東京の作った高値が最高値で、
欧州以降は上を狙うどころか、下を追い、にわかドル円ロングを切りに来た。

本日については、オープンから東京時間、どこでロングしても切られていた、というざまである。

東京勢の119.5カウンター切り返しは本日は絶妙だった、ということにはなるが、この上昇を信じてのドル円ロングホールド勢もいるはずで
彼らは東京勢の無責任な高値追いに取り残されたことになる。
東京勢の共食い状態、ということになるが、どちらもグリードにつき、逃げた側も取り残された側も、同情の余地はない。

本日の相場を見るにつけ、もうドルの買い目線はいったんやめたほうがいいように思えたが、まだ下落再開とも言い切れず、結局、中立に切り替えた。

一昨日あたりから、ドル円は108.5より上でロング、ユーロドルは1.14より下でショートし回転し、

本日もしばらくそれにつきあい、そこそこ利は乗せられたが、

本日の欧州、米国までで、東京の高値すら超えられないとなれば、
もはやドルロングの戻りにも限界感を感じる。

無論、この後、米国勢がドル円の東京高値119.54あたりを抜いてくれば、ドル円の戻りは明日以降も継続する可能性も高くなるが、本日のところそれは難しそうな感じである。

とはいえ、いま日足レベルでは、ボリンジャーバンドの-1σ絡んでいる状態で、本日たとえ陰線で終わったとしても、それは現在の戻りの調整として、明日、また戻りを再開するかもしれない。

いずれにせよ、いまはどっちつかずの状況につき、ドル円ショートの小ロットのみのホールドポジションに戻し、その他はすべてスクエアにした。

明日は本日の高値を超えてきたら、戻り継続、本日の安値を割ってきたら、下落再開というイメージで見ておきたい。

いずれにせよ、本日の日足が完成し、明日になるまでは静観である。

ポジション
USD/JPY S 110.431