日銀期待と原油相場

本日も乱高下する原油に踊らされ、相場動き回った。

原油の急上昇から
ユーロ豪ドルがまたも大きく下落し、まずこちらのポジションが切られ、
ユーロドルも浅いロスカットにしていたことから、カットされた。

その後、ユーロは伸びたので、これはかなり悔しい。

ユーロドルの上昇でユーロ豪ドルも深夜戻してきてもともとの持ち値くらいまで戻っているので、

原油の瞬間的な跳ね上がりによって飛ばされたことも、いま思えばなんだったのだ。。という感じである。

本日は豪ドルの売りベースで豪ドル円のショートなどもポジションを取ったが、原油相場の続伸、かつ円売りの相場から、結局切られてしまった。

そしてドル円であるが、119円を本日は超えはしなかったが、いちいちそこをアタックしてくる相場にうんざりして、結局、利食いをしてしまった。

いまからの個人的な円高期待の先取りは、市場の総意とはまったく相容れなかったようである。

とにかく明日の日銀の発表までは、緩和期待の思惑の円安狙いが潜んでいることは鉄板で、結局はまた円高相場が再開されると見るが、万が一、大きく跳ねた場合に対処できないので、いったんスクエアにする。

もしも市場の期待以上の大きな追加緩和的なアクションを起こした場合、
ドル円は最大で120円ちかくまでは跳ねる可能性がある。

ここでもちろん戻り売り、跳ねなくずにそのまま下落しても追っかけの売り、と、ドル円については、売りの選択しか浮かばないが、

万が一、ドル円のレートが120円を超えた場合は、話がちとまずくなる。

直近の高値123.3あたりから安値の116円あたりの半値戻しのラインは119円代の半ばかは後半で、それを抜けると半値からさらに戻すこととなり、場合によっては全戻し、かつ円安相場の再開、という可能性すら、チャートからは読み取れるようになる。

日本はもちろん世界的な株価の下落基調、中国の経済減速、原油安など考えれば、いま円安相場に戻ることは相場のねじれそのものではあるが、相場がそうなれば、それが現実である。

ただし、この状況に行くのはかなり強引かつ、異例である。

ノーマルなスタンスで考えると、ドル円は明日からようやく円高相場再開、である。