ドル買いに転向

昨夜のダウ先物ネック割れから、ドル買いでヘッジしていたが
途中、ドル買いの指値がかかり利食いでポジションが軽くなりながら、
ついに、その下も狙い、
ドル売りのポジションの多くが損切りされた。

オセアニア超順張りストがついていって、下値を追い、
今回は東京勢の逆張りが大底のような展開となった。

そこからは、押し目なしの株価の戻しで

TOKYO↑ LONDON↑ NY↑

と一本調子に上げては行ったが、

昨日の大きな下げからの底打ちにつき、
東京勢がどれだけ、新規ポジションで買い上がったのかは定かではない。

さしずめ、空売りをしていた欧米勢のショートカバーが
相場を押し上げただけかもしれない。

個人としては、ヘッジのドル買い含め、
結果的にはドル売りポジションも含め、
多くのポジションが利食い損切りで整理されたが、

ここ数日の乱高下から、個人の相場観は、ドル売りからドル買いへと転向した。

やはり、米株のネック割れは大きく、
その下落のターゲットには到底届いていないことと
4時間足の200線を下回った、下への下落がまだ序盤レベルであること、
やや中期的な時間軸となるアップトレンドラインを一瞬かすめたこと。

などなどを勘案すると
米株はもう一段の下げをみないと収まらないように思う。
すでにひとつめの短期上昇トレンドラインは明確に破り
上記、やや中期的なアップトレンドラインを一瞬はかすめた。

ここを下回ると、いよいよ現在まで続く真のアップトレンドラインを視野に入れる。
ここを破るとついに、完全な下落への準備が整う。

現在は中期的には、ダウントレンドの地合いをまだ継続している。

その転換点は、ダブルトップの最後、雇用統計がとりあえずの天井である。

ともかく、今回の点から、
先週の短期のダウンラインを破ったかに見えた、ドル売りの転換は、
その以前がドル買いの調整だったのではなく、
すでに、相場はドル売りのピークを迎え、反転下落していると見る。

よって、今後はリスク回避のドル買いで仕切り直そうと思う。