ユーロポンドショート、すべて決済。もうあきらめた。ロングにドテン
EUR/GBP S 0.90459 0.90374 0.90370 0.89330 0.89329 0.89326 → 0.9009 決済(利食い&損切り)
悔しいが、3日間持っていた、ユーロポンドのショートは
0.9アッパーへ向けての押しの過程ですべて決済し、ロングに切り替えた。
やはり0.9050アッパーは抵抗帯として作用し
利食いだ売りだで下に押し込んだものの
やはり0.900水準を超えられてしまったのはネガティブで
現在の水準が最後の逃げ場に思えてならなかった。
ユーロポンドの押しは、投機的に売られ倒したポンドの巻き戻しが作用しているように思うが、
ポンドドルが戻ろうが、その分だけユーロドルも戻るわけで
この格差は縮まりそうもない。
逆にここからドル高に振れて、ユーロドルが下落しようとも
ポンドドルはそれ以上に下落しそうで、
どちらに転んでも、本日のユーロポンドについてはもう下に落ちていくイメージがわかない。
ロンアニの第一波は、0.9050越えまで狙って、ホクホクの利食いだろうが、
この後にくるNY勢が、普段ですらそうだが
月末の本日に、ロンアニどもの方向に抗うとは思えず、
むしろ、なれあいのトレンド継続に進みそうに思える。
NY勢も、ロンアニとなれ合いのユーロ買いが起こり
月末のロンドンフィックスで、ユーロ買いの投機が生じた時、
ユーロポンドの本日の上昇第二波が生じかねず、
そうなると、次の高値は0.9130アッパーあたりまで突き進んでもおかしくはない。
本日中にさらに100pipsもユーロポンドが伸びるか、というと
普段の値幅のないユーロポンドならなかなかない話だが
トレンドが出ているときのユーロポンドは
1日に100pipsくらいの動きは軽く見せる。
自分の中でユーロポンドの0.900より上のゾーンは
買いの過熱する投機ゾーンである。
しかし、投機的な買いがいったんはじまると
もうどこまでも上に行くも相場である。
現状、0.900を超えてしまったユーロポンドは、0.93~0.94あたりまでさしたるレジスタンスがなく
ファンダメンタルズ的な地合いの変化
例えば、英国とEUの貿易交渉の妥結だとか
欧州コロナ基金の瓦解だとか
現在の緩やかなポンド安と、
強烈なユーロ買い需要を転換させるような材料が市場にもたらされるまで、
延々と上を追っていくことになるように思う。
ということで、0.900を超えてしまったということで
ユーロポンドの売りは完全にあきらめる。
現在、ユーロポンドは投機が燃え盛る鉄火場のゾーンに突入してしまっており、ここから買うのは恐怖しかないが、
米国の地合いでドル高ドル安に振り回され
上下どちらにいくかわからないポンドドルを選ぶより
ドル高ドル安どちらに転んでも、上昇しか道がなくなってきたユーロポンドを買う方が、まだましなようには思う。
もちろん、ここからユーロポンドがいきなり0.900を割れてくるようなら
再び売り目線に戻るし、
ユーロポンドについては売り向かっている方が安心感があるが、
欧州基金以降、ユーロに対する風向き強気方向にがらっとかわってしまった現在、ユーロポンドが大きく下落する可能性は
絶望的に低い。
いまユーロポンドは0.9050水準から、0.9010水準まで反落していることから
コントラリアンの売り豚勢は、このままブレイクアウトをダマシとして
ふたたび下割れさせようとしているのだろう。
しかし、そのたくらみは残念ながらかなわないように思う。
ユーロクロスの中で最も遅いレベルでレジスタンスを超えてきたユーロポンドだが、
それだけに多くの市場参加者から注目されることになったように思う。
そうなると、0.900水準からは、旺盛な押し目買いの勢力も増してくるはずで
にわかの買い豚どもがうじゃうじゃ湧いてくるように思う。
テクニカル的にはいったん0.9050というターゲットい到達したため、
達成感もあって、しばらくは上値の重い形もあるかもしれないが、
NYあたりから、再び順張り勢が牙をむいてきそうに思えてならない。
ここで結局、0.900を割れてしまえば損切りのまたもの往復ビンタとなってしまうが
そうなればそうなったで、今月の勝負も最後に負けてフィニッシュということで、もうあきらめて、本日は終了である。
また来週来月からあらためて頑張ろうと思う。
ポジション
EUR/GBP L 0.90106 090107 0.90110