ふたたびユーロポンド両建てロングするも、両建ては欲との闘い…結局負け。ユーロポンドのショートをあらためて積む。もうこの通貨ペアはやりたくない…。

ユーロドルが1.000のレジスタンスを抜けて以降、

その他、あらゆるユーロクロスがレジスタンスを突破するなか

ユーロポンドのみが0.900のレジスタンスを守っていたが

やはり、そこも月末の今日の今日でクリアに突破された。

 

ロンアニどもも月末の最後の最後に全力で向かってきた感じである。

 

本日の東京勢も、0.8990あたりで延々と高値張り付きで推移していたことを見直しても

さすがにこの大きなブレイクアウトを見越したものだろう、

お見事である。

 

 

結局、ブレイクアウトで売り豚に引導を渡したのは

本日もロンアニで

ロンドン時間以降、

あからさまなユーロドル買いとポンドドル売りの逆ポジションで徹底的にユーロポンドの上抜けを狙い、

それが見事に成功した。

 

0.900を抜けた後、両建てロングで10pipsほどの利益を取ったが

そこから下押しから、この0.900抜けがダマシになることを期待したが

またも0.900アッパーから買いの第二波が現れ

ユーロポンドはブレイクアウトをより鮮明死した。

 

0.9002あたりからふたたび両建てロングをしたものの

高値追いができず、結局、微益で両建てロングをほどいてしまった。

 

0.900をクリアに抜けてしまうと、

ユーロポンドの上値ターゲットは

0.9050あたりまで伸びることとなってしまうため

両建ロングを利食いでほどくことには躊躇があったが、

 

やはり、現在のユーロポンドの水準で、

解を持ち続けることができなかった。

 

いまのユーロポンドの水準は、あまりにも買われすぎており

 

自分の胆力では、

買いを持ち続けることができかった。

 

結局、0.9002あたりで再度買ったロングは0.9020あたりで利食いしてしまい、そこからさらに上値を伸ばされて

結局、ショートポジションを損切りして減らす結果となった。

 

1.0930を抜けたあたりで

さすがに再度の追っかけ買いをしてしたものの、

やはりあまりの買われすぎ水準に買いでついていくことができず

少し押してしまうと損切りしてしまう。

 

しかし、レートは、0.9030どころか、0.9040も抜けて

0.9050抜けまで、

 

ここまでの上昇ではさすがにもう買いで入ることができなかった。

 

もともと現在のユーロポンドの水準からは、

ロングポジションで利益を伸ばす気がないため

利益は早くなってしまい、場合によっては損切りで、

利食いより損切りばかりの方が多くなってしまい、

損失をただ重ねるだけの結果となってしまった。

 

ユーロポンドは、0.900を抜けたことで

ターゲットレベルが0.9050アンダーあたりまで広がったが

これを一直線で到達できるとは思えず

どこかで押しがきそうに思えて

買いだと思っていながら、買いで入り続けられなかった。

 

しかし、そんな右往左往しているうちに、

ユーロポンドは

ロンアニ参入から、たった2時間で

ターゲットレベルにまで到達。

 

0.9050をタッチした。

 

テクニカル的に見れば、

このターゲット到達は見えていたのに

両建てロングを保持し切れなかった…。

 

ただ、ここからはもうこれ以上、買いではついていけない。

 

むしろ、危険を承知で、逆張りを狙える水準である。

 

0.9を抜けたことでテクニカル的には上値余地が作られたユーロポンドだが、

 

そもそも、さしたる押しを形成する前に

0.9を超え、0.9050あたりまで買いあがることは

 

現状のユーロポンドにとっては、すさまじい買い過熱状態を意味している。

 

今回のターゲット測定で、0.900から0.9050までの上昇を見ていたのは

その以前に作られていた、その下にある上向きのチャネルラインの値幅がおよそ50pipsほどで、その値幅分進むことが予想されたからだ。

 

ただ、通常、チャネルブレイクは、フラッグのようなチャートパターンなど、これまでのチャネル方向とは逆向きの方向でブレイクしていくものである。

 

 

上へのブレイクなら、下方チャネルラインをブレイクするもので(これがあって、4月の豪ドルドル相場は上昇トレンドをよりたしかにした)、

下方ブレイクなら、上方チャネルラインへのブレイク。

 

しかし、今回のユーロポンドは上方チャネルラインを上向きにブレイクしていった。

 

上方チャネルラインをさらに上に抜いてトレンドラインをより鋭角にするという流れによるこの手の上昇は

 

投機的な仕掛けがあるからこそ起こりえるもので

 

仕掛けてくる連中も健全な波動形成に逆行した

無理のある買いであることは承知の上だろう。

 

相場は需要供給、いわゆる需給によって成り立つが

 

ユーロポンドにおけるそれは

供給がないなでの、需要のみが増大している状態で

どこかのタイミングで大きな反落を呼び込むリスクと背中合わせである。

 

現在のユーロポンドは、

買いの超過レベルをはるかに超えた、極限的な買い超過水準である。

 

欧州コロナ基金といった、ファンダメンタルズ的な意味はあるにせよ

テクニカル的には常軌を逸した状況である。

 

ユーロポンドは日足レベルでもオシレーターの買われすぎ80%水準にまで達しており、

あまりにも過剰である。

 

現下、ドル売り相場でありながら

ユーロポンドを押し上げるため(その他ユーロクロスも同様だが)

ポンドドルはドル売り相場に逆らうような過剰なポンド売り圧力を受けている。

 

無論、ドル安相場においてこれだけポンドが売られるという

英国発のポンド売りの主たる材料などない。

 

ここでポンドドルが売られるのは

ユーロポンドを押し上げたいという動機のみである。

 

これはユーロ豪ドルなどについても同じで、

ユーロドルの上昇に比べて

豪ドルドルの上昇はいかにも緩慢である。

 

結果、ユーロ豪ドルも上値を追っている。

 

事情はユーロカナダも同様で、

本日、ドル円が50pipsあまり下落しているなかで

ユーロ円すら前日比プラス圏に推移している。

 

本日はやや株高に推移したことからドル円が売られ

全般、円高気味に推移しているが、

 

ここでもいかにも異様なのが

ドル円、ポンド円、豪ドル円、キウイ円など

あらゆる円がらみの通貨が前日比マイナスで推移しているなか

ユーロ円のみが前日比プラス圏に位置しているのである。

 

ロンアニは、本日もなお徹底的にユーロ全面買いに動いており

ユーロ以外のあらゆる通貨が、相場の流れを逸脱した動きを強いられている。

 

ここでポンドドルなどを見れば、

ドル売り地合いに逆らって抑圧的に売られ続けるポンドの反作用の爆発が

どこかのタイミングで起こりそうに思う。

 

というか、起こってほしい。

 

本日のロンアニどもが講じてきたのは

一方的なユーロ買いであり、

それ以上でもそれ以下でもない。

 

 

現状のポジションは、ショートポジションの多くを損切り

0.9050タッチあたりからあらためて売りを積みなおしているが、

 

本日もその傷は浅くない。

 

しかし、本日はあらためてロンアニの投機仕掛けというものを

まざまざと体験させられた。

 

そしてまた、重要な水準を突破されると

ユーロポンドの売り豚たちはこうも容易く焼き殺されていくのか、

ということも学んだ。

 

やはり、ポンドがらみの通貨ペアは厳しい。

 

ポンドドルやポンド円の値動きの荒さが嫌で

ポンドがらみの取引の場合は

ユーロポンドのみをトレードするようにしてはいるが

 

本日のユーロポンドは、ポンドがらみのあらゆる通貨ペアのなかで

最も値が動いた。

 

今回のユーロポンドの取引をすべて終えたら

もう当分、ユーロポンドすら取引対象の優先順位を最下位レベルにしたいと思う。

 

こんな投機通貨、ほんと、やってられない。

 

ポジション

EUR/GBP  S 0.90459  0.90374  0.90370  0.89330 0.89329 0.89326