やらかした…大敗
順張りでついていく局面を逆張りしてしまい、大敗してしまった。
あれほど、勝ちが続くときの後は大敗しやすいので慎重にいく、と決めていたのに
またも大敗。
ドル円は4時間足100SMAを抜けたら完全に順張りと考えていたのに
値ごろ感で逆張りしてしまったことで、
がんがんポジションが刈られてしまった。
いったん、107.20アッパーに押した時は、
ショートホールドが逃げるチャンスで、
ドテンロングしておけば、負けのほとんどを取り戻せていたところ
そこでショートを利食いすることをせずホールドを選んだ結果、
切り返して、さらに高値越え、
もう後に引けない状況になってしまった。
やはりトレンドはロンドンが作り
NYがそれを増幅させる。
ロンドンがドル円を上げ基調でNYにパスしていた段階で
売り豚が焼かれることはほぼ鉄板だったということである…。
結局、NYは107を超えてから107.80アッパーまで買い上げていったため
NY時間だけでも80pips以上の上げ幅である。
そこまでの相場がすでに前日比1円以上上げていようが関係ない。
買いとなれば、NY勢は買いの牙をむいていく、というだけである。
現状、ドル円を買いあがり続け、
ナンピンでのショートをずらっと握っているが、
その過程でショートを何度も損切りしたため、
証拠金はの30%以上が損失確定となっている。
現状のドル円の強さは、
市場のドル不足がであるなどと言われているが、
取って付けたような説である。
株が売られ金が売られ、債権が売られるような現金化の相場であるなら
ドル円が101円アッパーまで売られる必要はなく、
ユーロドルもまた1.15などというふざけたれレートに突き進んだ理由の説明となっていない。
いずれにしても、株価の暴落や各金融市場が下落するとドル需要が増すというならば
そんな簡単なロジックを天下のゴールドマンサックスが理解していないわけもなく、
上記の理由がドル買いの大きな要因であるとするなら
ゴールドマンの連中は、確信犯的に、95円ドル円到達、などという真逆の見立てを市場に垂れ流していたことになる。
自分がドル円が上昇したと思う理由はもっと単純で
先週の下落によって、市場参加者の多くがドル売りに目線が行ってしまい
売りを繰り返し続けるうちに売り玉が溜まり、それが損切されまくっている、というだけにすぎない、と思っている。
いずれにしても、本日のドル円の暴騰によって、
今週初めの下窓はすべて埋められることとなった。
まさかの結末である…。
で、現状としては、ドル円のショートは、いまだ半分以上を握ったままにしている。
現状、ドル円の見立てとしては下の公算は低い。
ただ、相場は上がり下がりするもので
一定の下げを見てから上昇することが相場の波の原則である。
昨日、ドル円が下窓から下落したとき、105.10アッパーで下値が止まったが
本来ならば、104.20、もっと深ければ、103を割り込むか否かの水準までレートは下押ししてもよかった。
それが105円手前で下げが止まり
昨日の自分のドル円のロングは救われることとなったが、
その戻りは、本日の東京勢が抑えた107.20あたいが健全で、
NYのそこからさきの買い上げは、
相場の波動を徹底的に無視した過剰な買いであったように思う。
昨日から本日のドル円の動きは
下方向はあまりに浅すぎるのに
上方向はあまりにも大きい、という状況である。
まあ、それだけドル円に上昇圧力がある、ということだが、
相場の原理原則をあまりにも無視した横暴なものであるように思っている。
この極端すぎるドル円の買い急ぎは
どこかで大きく調整される必要があるのではないか、と思う。
それが明日になるかはわからない。
本日は米株が堅調で、
それに脊髄反射しやすい明日の日本株は、上値を追う可能性も高い。
最近のドル円は1日のボラティリティが1~2円があたりまえのような状況になっており、
現状のドル円が調整下落した場合
106円割れ位は十分射程に入る。
調整し売る値幅は
低く見ても106.90あたり
深めに見れば105.50あたりまであるため、
現状の戻り相場が終了とならなくとも
そこまでの調整は十分可能性のあるレートである。
ということで、今夜は損切覚悟で、ショートポジションをそのままホールドして日をまたぐことに決めた。
本日ドル円が継続的な戻りを繰り返したのは
この状況下で大衆のほとんどが買いで入ることができずむしろ値ごろ感の売りを繰り返してしまったからだろうと思う。
自分もそんな大衆のひとりである。
こういうときこそ、果敢に順張りする契機だったが、
しかし、107.50、60、70といった、本日存在していない新値狙って高いところをさらに買うという勇気は自分には持てなかった。
十分進みうるレートであり、
それだけの上昇波形を目の前に見ていながら、
やはり順張りの買いをする勇気がでなかった。
結果的に、ドル円は今週初めの下窓をすべて埋めるに至る。
本日の上昇でも
FX会社によっては、その下窓が埋まっていないチャートを示しているかもしれないが、
それは、それら該当の会社が土曜日の午前6時にクローズしてしまうからであろうと思う。
午前7時にクローズする会社のチャートをいくつか見たが、
そのすべてが今夜のNYの上昇によって、週明けの下窓を埋めるに至っている。
ちなみに先週末の日通し安値の先は、およそ107.80あたりである。
今夜のNY勢の買い仕掛けによる日通し高値は、107.85あたり。
ほぼ、今週の窓を埋めきったところで、いったんの上昇を終えた。
目ざといグリードどもは、さすがにどこでも見ているものである。
買い方やめ!の号令で撤退する軍隊の様に
一斉に買い圧力を減退させている。
だから、ドル円は頭打ちである。
窓埋めの達成感を終えたドル円は
いったんは、下方向を作っていくだろう。
というか、作ってほしい。
もはや完全なポジショントークである。
ポジション
USD/JPY S 107.855 107.854 107.844 107.825 107.794 107.769 107.257 107.255 107.246 107.235 107.230 107.211