天井狙いのスケベ逆張りショートは、捕まった売り豚をより絶望へと導く

本日の東京勢は、1.3340アンダーまでドルカナダの買いを進めたと思ったら

そこから上値が重くなっている。

 

直近高値抜けでの早くもの利食い

もしくは、週足レベルの最高値圏を天井と見立ててのショート。

 

どちらの作用か、または両方の作用かわからないが、

 

後者である場合は、売り方にとってはこれほどはた迷惑な逆張りスケベショートはない。

 

利食いの場合はロングポジションの減少でしかないため、相場の大勢を変化させることはないが

 

新規の売り玉であった場合、直近高値上には、これらの損切りの買いが控えていることとなる。

 

この玉が抜かれてしまうと

レートはより上に上がり

いま捕まっている売り豚たちの含み損は増大、脱出への道がより遠のくこととなる。

 

相場が転換するためには、欧米勢の新規の玉とそれによって崩される既存の玉の損切りが必要となる。

 

東京時間のドルカナダは、新規の売り玉ばかりがたまり新規の買い玉がたまっている感じがしない。

 

たしかに本日午前10時から11時ごろまで、ドルカナダは上値を追って、日通し高値を更新したが、

これらはリスクオフのドル買いが生じたことによる、損切りの上昇と思われ、

主体的にトレンドフォローで新規の買い玉によってドルカナダが買い上げられたものではないように思う。

 

その後の下落においては、利食いの売りとは思えない。

 

なぜなら、東京勢がドルカナダの昨夜のブレイクを想定しドルカナダを買い持ちにしているとは思えないからである。

 

つまり、ここから東京勢は逆張りの新規売り玉を積み始めたと思われ

 

それゆえレートが下に沈み始めたのであろうと思う。

 

東京勢は、しばしば欧米にはめられ天井を握らされることが多いが、

 

その場合は、もはやこれ以上買うのはバカとしか思えない段階になって

ようやくNY勢に追随を初めて東京勢が狂信的な買いに走り出した時に限られる。

 

いまのドルカナダにおいては、現在が天井というよりも

むしろ長期で押さえていたレジスタンスをブレイクし、ここから投機的なバブルな買い上げが進みかねない踊り場に位置している。

 

こうした場合の東京勢の高値は

これを天井と見立てたスケベショートの玉の増加と、それが損切されることで、買いの燃料となる起点となる場合が多い。

 

悲惨なのは

結果的にそうした未来があるにもかかわらず

この東京勢のスケベショートを信じて売りでついていった豚どもと

もっと悲惨なのは

東京時間にすでにこのトレンドを意識し買いを仕込みながらも

その時間が東京時間がゆえに

その買いが浅い損切だった場合に

このノイズのようなスケベショートの下追いで買い玉が切られてしまうことである。

 

トランプ相場やアベノミクスのような

よっぽど強固なトレンドであるときをのぞき

東京勢がトレンドに対して逆張りしてくれるほど、そのトレンドは強固なものとなる。

 

東京勢さえもトレンドフォローに走り出すことになれば

もはや売り手はいなくなり、

その後のロンアニが、ノイジーに東京勢の買いを刈り取った後でないと、もとのトレンドに戻りにくくなる。

 

東京時間に自分がドルカナダをロングしておきながらこういうのもなんだが

 

東京勢には売ってほしかった。

 

含み損になったとしても、その方がその後の踏み上げが大きくなるし

 

下手に東京時間に大きな含み益となった方が、その後の下げが怖い。

 

幸い、東京勢は売ってくれた。

 

若干の含み損にさらされてはいるが

 

そのほうがいい。

 

この期に及んでドルカナダを売るなんて

バカとしか思えないし、その後のロンアニを喜ばせるだけの愚行にしか思えないが

 

そんな愚行をまたも繰り返してくれた東京勢は、トレンドフォローにおいては

鉄板に近い、いつもながらの東京ディールである。

 

もちろん、相場は何が起こるかわからない。

 

このままドルカナダが下落した場合は

東京勢の天井ゲットが天才的なディールなるとともに

 

こんなど天井(現時点での)から買っている自分は、愚か者のということなる。

 

相場は結果がすべてである。

 

ドルカナダがここから多く下落していくようなら、東京勢のその逆張りを讃え

自分を天井掴みの愚かな豚としてのしろうと思う。

 

たしかに、現時点からのドルカナダロングは

長期足レベルのレジサポ判断を無視して判断すれば

ど高値そのものからの買いとみなされてと当然で、

自分が初心者だったころには、とても怖くてやれなず、むしろ高値追いの欲豚ディールだとののしっていたようなトレードである。

 

逆に売りと考えた時

これほど安心して売りを打てる位置もないだろう。

 

ただ、為替はそうした安心安全から遠いところに利があることがほとんどである。

 

こんなところからなんてとうてい買えない。

 

ということこそがむしろ買いのすいぃーとスポットとなることの方が多い。

 

その意味では、現在のレートから見れば

1.3340あたりからの買いは、欲にまみれた欲豚ディーリングにしか見えないが、

 

為替市場に蠢くグリードどもは

十人いれば十人が、そんな汚れた欲豚どもである。

 

だから、いつも為替相場は、

そのときのバカみたいなど高めが、

後になって振り返ると、押し目買いを狙われるような安値圏に変わっている。

 

ドルカナダはそんな極点の端境期にあると思っている。