強烈なダマシによりポンドポジション、傷を深めて損切り…売り直し

ポンド相場がいきなり下に崩れ

ポンドドルは下に飛び

ユーロポンドは上に跳ねた。

 

ユーロポンドに下値膠着感があったところなので、ここでようやくピークと考えユーロポンドを買い増し、ポンドドルを売り増ししたが

そこから切り返して、ポンド売り起点の高値抜けである…。

 

これにより、ポンドポジションはすべて損切り…。

 

ポジション

GBP/USD  S 1.29786 1.29752 1.29785 → 1.3298 損切り

EUR/GBP  L 0.83706  0.83768 → 0.3756 損切り

 

自分のように考えたポンド売りの豚も多数いたのだろう、

この下げの振り落としからの上げで、

この転換期待のポンド売りの豚たちは

本日の欧州ロンアニのポンド買い仕掛けの上げの燃料とされてしまった。

 

こうしたやり方で、ロンアニどもはデイの値幅を取っていくのだ…。

 

無茶苦茶な投機玉であっても

短期レベルでは、1.2960アッパーまで沈めてからの1.3340アッパーまでの買いなので

80pipsは値幅を稼ぐことができた。

 

ユーロポンドは0.8350という下げの超過水準をぶち抜いて、0.8330アッパーまで…。

 

滅茶苦茶なまでのポンド買い投機だが、

これも相場…

 

売り豚の損切りを切りまくるチャンスとなれば

どんな滅茶苦茶な超過水準にあっても、ここぞとばかりボンドの買い玉を積み続けるのがロンアニどもである。

 

本日のダマシは、強めのレジスタンスの損切りをぶち破るためには、敵ながら、巧妙な策である…。

 

まずレンジを下にブレイクさせれば、

当然、自分のような追っかけ売りが増える。

 

これを踏みあげていけば、下げの起点となった1.2980アッパーに、まず最初の損切ができることとなり、ここでの損切が、さらなる上昇の推進力を作る。

 

この段階で、買い投機の豚たちにとっては

自分たちの買い仕掛けのみならず、売り豚の損切り玉も買いのエネルギーとすることができるのだから、2倍の力を得られる。

 

つまり、買い豚どもにとっては、手綱を緩めるところか、一気に滅茶苦茶にポンド買いの玉をつみまくるチャンスである。

 

ここから一気に買い上げれば、

ここでの買いは自分だけの力ではなく、売り豚の損切りの買いもエネルギーとできる。

 

買い仕掛けの豚と、望まぬ援軍とされた売り豚の損切りが、巨大な買いのエネルギーとなり、

直近高値の損切りを抜けば

さらに援軍となる売り玉の損切りが増える。

 

本日のリスクオフのドル買い地合いと

昨日からの流れを見れば

本日のポンド買いは、完全に市場の大局から逆行しており

だからこそ、1.3000前後の水準では、かなりの損切りがあったはずだ。

 

ここがロンアニの買い仕掛けどもによって

根こそぎ刈り取られた痕跡が、

1.2960アッパーから、1.3040アッパーまでの投機買い相場の痕跡である。

 

ポンドドルは、やはり1.33の戻り水準を試し、試すどころか、そこから40pips超上値を稼いできた。

 

やはり安易な押しをピークアウトと考えず、戻りをしっかり待つべきだった。

 

自分のポンドポジションは、

このロンアニどものここぞというばかりの投機仕掛けで

ポンドドルが1.33手前水準

ユーロポンドは0.8350割れ水準で

根こそぎ損切されたが

 

1.3300超過の水準こそ、自分がポンドドルの売りを考えていた水準である。

 

ということで、1.3320あたりで頭打ちとなったとこで、1.3320アンダーから再度売り三有したが、

 

盗人に追い銭状態で

ここももう一段の買いで破られまたも損切り

 

再度、1.3330アンダーの水準から売りを入れるもこれも損切り…。

 

1.3040アッパーの水準から再再度のショートを入れたところで、ようやく上げどまった。

 

現在のドル買い地合いで、

ユーロドルも弱含むなかでは

ポンドドルのみ上値を追い続ける必然性にかけ、

だからこそ、高値水準に達するたびに多くの新規ショートが積まれているのだろう。

 

これが高値を抜かれるたびに、当然損切りが置かれているわけで

短期の買い投機のロンアニ豚どもは

このないと思われる高値の水準ですらさら買いを入れることで

次々に新規売り豚たちの損切りを刻みまくっているのだろう。

 

非合理がゆえに、新規の売り玉は増加を止めないし、ただし

これら売り玉は現状逆張りとなるため

損切位置も浅い。

がゆえに、損切りも容易いのである。

 

ただ、非合理はどこまでいっても非合理である。

 

リスクオンが強まりドル買い相場にあるなかにあって、

それに殉ずる豚たちが売り玉を作っているのは、当然のことである。

 

そして、これをあざ笑うかのようにさらなる買い玉を積み続け、損切りを奪い取り続けるロンアニはそれはそれでやればいいが、

 

この市場の地合いに逆行し続けるドル売りポンド買いを無限に続けられるわけがない。

 

現在のロンアニがやっていることは

市場のモメンタムに完全に逆らったものであり、

だからこそ、予想外の上昇に次々と損切りが誘発されているに過ぎない。

 

そもそも市場の織り込みというものは

その材料において最悪の事態を想定されたものである。

 

現在のリスクオフは、

コロナウイルスの世界的な拡大、

パンデミックリスクを恐れたものであるが、

 

例えば、本当に新型肺炎が世界中に蔓延し、世界経済が壊滅したして

それでも、英国だけは繁栄を謳歌しているとでもいうのだろうか。

 

本日、ポンドを執拗に買っている連中は、そんなことを露とも考えず、1日の利幅を狙う投機買いをしているだけだろうが、

 

織り込みという相場の状況においては

ひとときの値幅を狙うということではなく、将来のリスクを織り込んでポジションを積む豚にとっては、

いまポンドを買うということは、

上記のような異常事態(世界が滅んで、英国だけが栄えている)、というパラレルワールドのような状況を織り込むということである。

 

そういう意味からも、いくら短期の豚どもがポンドを買い漁ろうとも

本日の状況でポンドを買うというのは、

大局から見ればありえないやり方であり

 

そういうことで、あらためてポンドを自分はなおも売る。

 

ポジション

GBP/USD  S 1.30430 1.30421

USD/CAD  L 1.32463 1.323831 1.32604

EUR/GBP  L 0.83311