G>J>U>E>A
本日も目線はドル買いで、
ドル円などは押し目を待っている状況ではあるが、
その他通貨ペアを見ていると、
本日は、ドル買いで決め打ちしすぎるのも危ないかもしれない。
本日の各通貨ペアの関係性を比べていくと、ポンドが最も強い。
世界の人騒がせ通貨ポンドが、為替相場を主導するときは
自分としては相場がよくわからなくなりやすい。
ポンドの強さに対して、欧州圏の通貨であるユーロには連れ高がなく、
ユーロポンドの断続的な下落によって、
ポンドとはまったく逆にその他主要通貨のなかでは最下位レベルに置かれている。
そんなユーロよりもさらに弱い最弱通貨が豪ドルカナダドルなどの資源国通貨で
豪ドルは、ユーロにすら勝てない弱さである。
豪ドルをのぞけば、ユーロはポンドはもちろん、ドルにも円にも劣った状況で、
ポンド>円>ドル>ユーロ>豪ドル
という強弱感が現状で、
つまり、現在、最強通貨を買い最弱通貨を売る、という戦略を取りたければ
最もワークしているのがポンド買い豪ドル売り、という状況である。
日替わりで強弱が変わりすぎる殺人通貨ポンドの本日の強さはもうどうでもいいのだが、
豪ドルについて、なぜこれだけ弱いのか
と各ニュースを見てみたら、アナライザーの分析だと
中国のGDP成長の鈍化や
ファーエイ問題などが影響しているようだ。
原油も下げているようで、豪ドルにとっては向かい風まんさいような本日である。
ただ、ここからのトレードで主要通貨とはいいがたい
豪ドルを軸にシナリオを考えることはちょっとやりたくなく
豪州時間もとっくに終えた欧州時間以降という時間帯も考えると
今夜の戦略として、やはり豪ドルはのぞいて考えたいところである。
それを踏まえて、現在の強弱関係を見れば
ポンド>円>ドル>ユーロ となり
ポンドが最も強く、ユーロが最も弱い状況。
欧州圏の通貨が、まさに強弱で股裂けのような状態になっていた
円とドルはそのなかにすっぽりと収まってしまっている。
いまの流れのままなら
ユーロドル売り、ドル円売り、となり
ユーロ円を売る、というのが最も効率的な選択、となるが、
そのユーロドル、ドル円とも、現在、少し小反発のような状況で
その掛け合わせから、ユーロ円がけっこう跳ねてしまっている。
ちょっと、動きが見えにくい。
NY勢参入まで様子見が吉か。