自分の主要取引ペアは、いずれも現状手を出しにくい
自分が主に取引している通貨ペアは
ユーロドル
ユーロポンド
ドルカナダ
ユーロ豪ドル
であるが、
これら通貨ペアは現状、いずれも取引がしにくい状況にある。
まず、ドル円
これは前頁でもすでに述べているが、現在のドル円は上方チャネルの中間領域に位置しており、つまりレンジの中間にいるような状況である。
その意味で取引できる状況にない。
次にユーロドル
ユーロドルは、10月初旬にすでに中期下方チャネルは上抜いているが、本日は、日足ベースのダウントレンドラインも上抜いてきた。
その意味で、ユーロドルは現在買い目線となるが、現在のユーロドルのレートは徐々に作られつつある上方チャネルライン(現在は暫定)の上限あたりにぶつかっており、やや買われすぎの状況にあり、ここから買うにはちょっと高すぎる。
ただ、ここからの逆張り売りはもっと危険である。
ユーロドルは30分足、1時間足とも200MAをすでに上抜いているが、本日はついに4時間足200MAも上抜いてきた。
各トレーダーによっては100MAを重視するなど、重視している移動平均線は異なると思うが、自分は200MAを重視しており、そのなかでも4時間足200MAはかなり重要視している。
レートが4時間足の200MAに対して上下どちらにあるかというのは、自分がその通貨ペアの方向性を図るためにはかなり重要で、
本日、ユーロドルが4時間足200MAを抜けてきたということは、テクニカル的に見て、ユーロドルはここから控えめに見ても、1.1080越え、強気に見れば1.1130アンダーあたりまで上値を伸ばす可能性がある。
1.1100を抜けていくということは、強固と思われていた週足ネックラインを上抜くということとなり、下手をするとユーロドルの長期下落相場が終了する可能性すらありえる。
為替市場きってのジャンク通貨であるユーロがそこまで上昇するというのも奇妙な感じだが、ユーロドルという通貨ペアは、ユーロ以上にジャンクであるドルとの組み合わせなので、ドルが紙くず同然という自分の相場観からすれば、全然、ない話ではない。
いずれにしても現状のユーロドルは明らかに押し目を待ちたい局面で、少なくとも現状は売りという選択肢は持てない。
次にユーロポンド
この通貨ペアは現状、悔しさを覚えてならない通貨ペアである。
ユーロポンドについては、少し前からずっと戻り相場をイメージし、ずっと0.89あたりから買いを試みていたが、ずっと上がらず、もうあきらめたあたりから上昇を開始、現在では、0.900越えまでしており、やはり自分のイメージ通り上値を追っている状況である。
で、こいつを今後どうするか、ということだが
ユーロが上値を追っているのと同様、ユーロポンドは現状、ちょっと買いの過熱領域に入ってきている感じもする。
というのも、日足レベルで見たとき、ユーロポンドは0.8500~0.900の大きい目のレンジを形成しているが、いまの0.900というレートは、
ほぼレンジ上限に位置しており、
逆張り目線で言えば、売りのタイミングにも見える。
ただ、これもユーロドルの状況と重なるが
現在、ユーロポンドは、30分、1時間、4時間、
すべてにおいて200MAを上回っており、
この状況での売りはかなり危険を伴うように思えてならない。
現在、ブレグジッド問題でポンドについてはまた神経質な見方をされつつあり、
こんごのブレグジット問題の進展によっては、日足レンジを上に突破し、年初来高値である0.93を再びうかがっていく可能性もある。
ライントレードで見た場合、日足ベースで、逆張り売り、ということになるが
テクニカル的にみれば、現状は売り場とは言えず、やはり押し目を待つ、というスタンスが現状のイメージである。
次にドルカナダ
この通貨ペアは上にも下にも抜けそうでありながら、結局はどちらもに抜けないレンジ状態をいまも続けている。ただ、じりじり安値圏への推移を進め始めており、そろそろ底割れが起こりそうなイメージが強い。
ドルカナダについては自分の長期目線は基本下なので、そろそろ売りに入れそうに思ってはいる。
その意味で、もしいま即座にエントリーしなければならないとすれば、本日はドルカナダの売り、ということになるが、
ロンアニがすでにドルカナダを少し売りすぎているところがあり、
ロンアニのドルカナダのポジションはたいていNY勢に刈られることも多いため(というか、ロンアニがNY時間に利食いでポジションを閉じているのかもしれないが)、
欧州時間の現在、ロンアニについていって売りをするというのは、どうもしたくない。
売り参入とすれば、NY時間にドルカナダが大きく担がれ、ロンアニがあらかた刈られたところあたりからかな、と思う。
最後に、我らがユーロ豪ドル(はい、くそ通貨ペア)
であるが、
自分は、ユーロ豪ドルについては、かねてから述べている通り殺意しかなく、基本、買いで考えるつもりが一切ない。
であるため、買いシナリオで相場が動いている場合は、それを見送るしかない状況である。
そんなユーロ豪ドルは、本日東京時間に米中報道のリスクオフムードが一瞬高まった時、10月初旬の高値、1.3370あたりに面合わせすような戻りを見せ、久々の売りの好機を得た。
自分はそこですでに、1.3350あたりから売りを入れ、最大、1.3270アンダーまでの利食いをし、その利益の9割以上を取った後、現在ではスイングポジションとしてショートをホールドしている状況なので、すでに初戦の売り持ちは行っている。
現在のポジションは、1.6335あたりまで逆指値を引き下げているため
ここにヒットされるようなら、ポジションはスクエアとなりいったんは売り撤退となり、しばらくはまた様子見となる。
しかし、本日中に本日安値を再度更新し、明日につなぐような、明日以降、またあらためて戻り売りを考えたいと思う。
その安値更新過程で、現在のユーロ豪ドルが引き下げた逆指値にかかり、スクエアにされたとしても、本日の結果次第では
また明日、あらためて売り参入したいと考えている。
とうことで、現状はあらゆる通貨ペアに手出しできる状況にないため、本日はここから先、本当にノートレードでフィニッシュとなるかもしれない。
ポジション
EUR/AUD S 1.63543(LC 1.6335)