いまドル円を買いたい大口グリードどもにとっては、にわかの買い豚どもは邪魔
現状、大口の買い豚どもは、ドル円について
すでに相当の買いを仕込んでいるはずである。
しかし、
こうしたグリードどもは、買えるところであれば
まだまだどこまでも買っていき、ターゲット到達に段階で
利益を最大化したいと思うはずだ。
人間の欲望は際限がない。
いま買い持ちで利が乗っている大口が
まだまだドル円の先高観があると考えているなら
強欲によって
108.00あたりでさらに買い持ちを持ちたいと思うのは
人間の醜い欲からすれば当然の欲望である。
だからドル円は、108.10アッパーで踏ん張っているはずで
ドル円にすでに先高観がなく、いまがピークであるとするなら
大口の買い豚たちは、とっくにポジションを利食いし
ドル円はすでに一方的な下落を演じていてもおかしくはない。
しかし、ドル円がそうなっていないということは
まだまだ大口の買い豚どもは、ドル円に先高感を感じているはずで
どこかでさらに買い持ちを増やしたいはずだ。
しかし、大口の買いポジションをさばくのは
結構難儀らしく
自分の買いによってレートが上に持ち上がり
闇雲に持ち値を悪くしたくない。
現状、こいつらが邪魔でしかたのないのが
108.00-10あたりを押し目とみてにわか買いでついてきている小口豚たちである。
この小口連中が買いにまとわりついている限り
大口が買いを入れれることは、彼らに利食い場を与えるだけで
大口豚にとってのうまみはほとんどない。
その意味で、大口の買い豚としては、
まずはこの小口豚たちを損切りで振り落とすのみならず
むしろ、ドテンして突っ込み売りさえしてほしいと思っているはずだ。
小口の買い豚の損切りと、トレンドフォローを気取った突っ込み売りという
大きなポジションの売りが市場に出てくることで
大口の買い豚どもは、押しの底値に近いところで買いを拾い集めることができる。
小口のにわかの買い豚がポジションを投げそうなラインは
まずは108.10あたり
そこをなんとか踏ん張ったとしても、108が割れたり
107.95あたりが割れてくると、さすがに短期ロングを投げざるを得ない。
実際、自分がいまドル円をロングしていたとしたら
損切りを置くのはこのあたりのゾーンである。
現状の自分としてはそのあたりが割れたときが、
いま持つショートの利食い場である。
107.90を割れても値を戻さないとなれば
大口どもはさらに買い豚どもを振り落とすつもりであることがわかり
レートは、107ミドル界隈まで沈むのではないかと思っている。
自分がもしも大口の買い豚だとすれば
こんなところで買いのカバーは決して入れない。
ということで、ドル円ショートをさらに追加する。
ポジション
USD/JPY S 108.232 108.190 108.189 108.178 108.177 108.168 108.159 108.154