ロンドンに入った途端、ユーロがオール損切り
やはり16時前にいったん、すべてを撤退しておくべきだった。
もともと15時の欧州勢参入の段階で撤退しようと思っていたが、
ポジションが微益と微損の間をうろついており
そのまま16時過ぎまでもホールドしてしまった。
結果は、ユーロ買いのポジションがロンアニに見事に根こそぎ刈り取られた。
東京時間のあいだもやたら上値が重かったし
中期トレンドとしてはダウントレンドであるとは思っていたが
ロンアニはやはりか…売ってきた。
しかし、いまのユーロドルは下落トレンド入りしてから、さしたる戻りもないままに下落しており
その乖離率の大きさから、いったんは自律反発してくるかとも思ったが、まったく甘かった。
もうかなりの安値圏にあって、自分としては到底売れないと思っていた水準からでも、平気で売ってくるのがロンアニである。
こいつらの餓鬼道を考えれば、
微益であっても16時前に逃げるのがやはり正解だった。
こいつらがなんの根拠もなく、買いで戻りを助長させるような逆アリをするはずもなかった。
しかもロンドンが入る寸前、ドルカナダを1.3306アンダーあたりから追撃売りしていた。
ドルカナダのサポートは1.3306あたりと考えていて、15時すぐにそこを割ってきたからだ。
ロンアニが現れるまでは順調に下を追っていたところ
16時ジャストから突然の買い上げが起こり、
ユーロドルが順張りディール気味にじり安に追い込む
売りをじりじりと繰り返すのに反して
ドルカナダは、完全に逆張り方向だと思うが、
それはがつがつ買ってくる。
数日前、ドルカナダが戻りを試していた時
ドルカナダのみならず、ユーロカナダも上昇し
それによりカナダドル売りの仕掛けが行われていたが
本日はユーロカナダは、ユーロ独歩安の流れからカナダドル買いの方向で動いているにもかかわらず
本日のドルカナダは、ユーロカナダの下落と逆相関し、ロンドン市場では上がっている。
ドルカナダは短期戻り高値の上、1.3312あたりに損切りを置いていたら、そこを見事にヒットされた形である。
見事なまでにロンアニの方向と逆のポジションばかりを持っていたので、
根こそぎ損切り。
EUR/USD L 1.10984 → 1.1090 損切り
EUR/JPY L 117.852 → 117.70 損切り
USD/CAD S 1.33058 → 1.3313 損切り
全敗…
たしかに本日、ユーロの買いは無茶なところがあったかもしれない。
ユーロドルは、1.1168割れから戻り相場を否定しダウントレンドに入っているのだから、ロンアニは鼻息荒くユーロを売ってきてもおかしくはない。
さらには、18時からの本日のユーロ圏の貿易収支発表も予想比悪化なのかもしれず、そのインサイダー情報をつかんでいるのかもしれない。
インサイダー疑惑は、裏付けがないのでなんとも言えないところだが
本日、ロンアニがユーロを売ってきた、
そのリスクがかなり高いという懸念はしていた。
あらゆる通貨に対して、ユーロのみがあまりにも売られすぎている。
指標結果が悪いとるすならば、ユーロは初動でさらにもう一段売られる可能性が高いだろう。
いまユーロ買いのポジションを持つリスクはあまりにも高い。
ユーロは売りに偏向。
指標発表での動きを待って、再度の買いを検討するかどうか考えたいと思うが、ユーロはもう売り目線に切り替える。
ユーロ売り相場なら、ユーロ円から円買いも派生する可能性が高く、ドル円も売り。
ドルカナダのみ売り直した。
しかし、ユーロ…今日も売られるか。
底狙いはやはり最悪である。
ポジション
EUR/JPY S 107.803
EUR/USD S 1,10865
USD/JPY S 106.250
USD/CAD S 1.33345 1.33123 1.33104 1.33052