昨日も含み損
昨日も担がれた…。
しかし、現在、ポジションはホールドを続けている。
昨日もNY勢は群れを成してドル買いに走ってきた。
結局、昨日もレンジ的に相場が展開してしまい、まったく波に乗れない。
昨日のドル円は、前営業日のNY108.28をトップに東京時間は垂れてきた。
前々夜に無理に無理を重ねて高値にとどめたドル円を東京勢は、さらなる高値を追いはしなかった、ということである。
108.20アッパーまで買い上げてきたNYにとって、さらなる高値をつかむバカに東京勢がならなかったなら、その後のロンアニが高値掴みのバカになることを選ぶはずもなく
ロンドン以降でさらに続落。
そのままNY時間まで下落が進み、またも108.10割れに近づいてきた。
このあたりから売りに入って、23時手前に108円を割り込むのを確認して放置すると、NY時間に一気に逆にやられていた。
107.95あたりはサポートとは見ていたが、このあたりできれいに反発し
107.95がもやはレジサポ転換の起点となってしまっているようで、NY勢はまたもしつこい買い上げをスタート。
23時から、東京ロンドンの下落を帳消しとするほど買い戻され、またも108.20越えまで。
それでも108.30を超えられないところを見ると、やはり高値掴みのババをどこまでいっても東京勢にひかせたいのかもしれない。
ダウ先物が小幅安で、米債利回りも低下している中
それでもNY勢がなおもしつこくドル円を買ってくるのは
日経先物だけが前日比プラスを維持する上昇を見せているからである。
ドル円相場がもっともダイレクトに影響を受けるのは、米債利回りよりもむしろ日本株で、
しかし、ドル円は108.30より上にかなりの抵抗帯があり、108円ミドル界隈は、かなりの売り豚が戻り売りを待ち構えている。
昨日、NYがドル円を買い戻してきたとはいえ、前前日の高値108.28さえ超えられていない現状で、東京勢が最後のバカになるような108.30越えを突っ走るような買いを入れてい来るとNYが思っているとすれば、東京勢もかなりなめられた状況である。
東京勢がNY高値よりさらに高値を買うバカになるか。NYはそう思っているから、108.20アッパーまで買い上げたのだろうが、ふざけるのもたいがいにしろ、と言いたい。
ロンアニ、NYさえ突っ込んでいない、108円ミドルアンダーに向けて、東京勢が買いを入れていくということは、昨日おとといのNYの強引な買い上げにかっこうの利食い場を提供してやるのとともに、大量の売り豚が待ち受ける地獄の炎のなかに突っ込んでいくようなもので、バカの極みである。
もし万が一、東京勢がそんな脳内お花畑のような買いを入れてくるようなことがあれば、自分は全力で新規売りを入れていこうと思うし、その瞬間に、東京勢のこれまでの評価を一変し、そのクソ養分な様をけちょんけちょんに罵倒したいと思う。
結局、ドル円は東京勢が108をブレイクさせたのち、108.20アッパーと107.95あたりでのレンジにすっぽり入ってしまった感じで、NYが昨夜行ってきたことは、ドル円をまたもレンジ上限まで戻した、という状況であるにすぎない。
NYもロンドンもブレイクしていない上値を、どうか東京勢よ。愚かにもブレイクさせないでほしい。
ユーロドルはといえば、
こいつこそほんと腹立つが
1.1200というクソなサポートから、1.1280アッパーまでも戻すという投機丸出しのインチキ相場を展開した後、
そこからも1.1200を数日間にわたって無意味に守り
それが破られたとなったら、今度はあからさまに売りに転換し、そこからは上値が重いままである。
ユーロドルは、自分がターゲットとみていた1.1130アンダーまで突っ込み、そこから反発したことから買いを入れたが
1.1150がとにかく重くなってしまっており
ユーロポンドの反落や
全般ドル買いの圧力にさらされ
1.1150より上に上がることがまったくできず、下値で張り付いたままにされている。
本日はECB理事会で、
もろそれに合わせてのユーロ売り期待がすでに織り込みまくり、もうこれ以上落ちられないというところまで落ちて、そこからの暴落で年初来安値更新か、反発かを待つようなレートで止まっている。
もしここで、ユーロドルが年初来安値を更新したら、大変なことである。
2018年1月の戻り高値からの下落過程における安値の更新を意味し、2年分の安値更新で、2016年12月からの戻りを完全否定し、ユーロドル相場を完全に下方向で破壊するエポックメイキングとなる。
そうなれば、そこからは
ブレグジットがどうドル安がどう、とかいう話を超えて、俄然、ユーロの暴落相場が相場の中心となることになるのだ。
ユーロドルが暴落していくなら、ユーロポンドも暴落で、ドルも暴騰。
ドル買いでポンドも下落するにせよ、ユーロポンドが暴落するわけなので、ポンドの下落は限定的。
ブレグジットのポンド安、
米中懸念のドル安
それら相場のテーマがすべて台無しになる、というような事態が、ユーロドルの底割れである。
そうなれば、いまの相場のテーマからはあまりにも逸脱した状況で、相場はある種大混乱に陥ることとなるだろう。
ここで話をドルカナダに移す。
こちらは本日も売りから入ったが、
底値圏であれだけ乱高下した後
レジスタンスを突破してからはあく抜けしたのか
買いに過熱感のある状況になっても
まともな調整下落が全然ない。
豪ドルの戻りがピークアウトしてしまったような流れもあり、資源高売りの後押しもあって
またもNYクローズ寸前に至って日通し高値を更新するというような露骨な戻りっぷりで
これまでの下押しがなんだったんだ、というほどにドルカナダは堅調である。
一時は年初来安値まで売り込み、売りが売りを呼んだドルカナダが、
上にあく抜けしたとなれば、買いからばかりはいってくる市場参加者の豚っぷりにはあきれてものも言えないが、まあそれが相場である。
もともと、自分も1.3020がさすがにドルカナダを売り込むにはピークだと考えていたし
1.3150くらいまでは簡単に戻るとは思ってはいたが、
あまりにも急ピッチすぎる。
自分はドルカナダをこの期に及んで買っていくほどの節操のない豚にはなれず、もはや売り持ちとしている。
ここで、
ここのところ連戦連敗で
頭に血が上りまともな分析ができそうもないが
いまのポジションがないものとして
客観的に今後を分析してみたい。
まず、ドル円。
現在、上下動しているものの
結局のところは、107.95~108.25あたりのあいだでレンジの状態にあることはかわらない。
レンジはトレンド方向にやがてブレイクする確率の方が高いが、
ではいまの戻り相場からみれば、上方ブレイクかと言われると、
108.20を何度も超えながら、それが下に戻されている段階で、上方ブレイクの力には限界があるように思う。
もちろん、108円割れなど、レンジを下抜こうとしたときには、執拗な買いが入ってきて、またレンジ内に引き戻そうとするため
状況は期に及んで五分五分のように思えるが
レンジ上方ブレイクを下方向に売って、それを否定しようとするのが、NY勢の売り豚、東京勢、ロンアニ、という陣営であるのに対して
レンジ下方ブレイクを上方向で買って、それを否定しようとするのは、NY勢のみである。
ドル円というのは、ドルと円との組み合わせで、円はすなわち日本、為替取引の投機的ポジションではなく、実需を含めた本邦勢は、円売りという流れを選んではいない。
ドル買い、円売りという流れを強引に押し進めようとしているのは、投機がほぼ100%であるNY市場のみである。
たしかに、7月から現在までのダウンチャネルをドル円は上方にブレイクしており、その点で戻りリスクが現在でも残る。
ただ、7月18日の107.20までの突如の下落(ここでのロング損切はほんと、悔しくて仕方ない…)からの急角度な戻りアップチャネルが
昨日おとといと続いた、ドル円のレンジ状態でそのまま平行移動しチャネルの効果を消滅させてしまっており
その意味で、現在のドル円は決して戻り相場継続とはいえず、よくいっても中立のような状態である。
こんなレンジ膠着の状況が続いているいま、もし自分がドル円のロングポジションを持っていたとしても、利食いしてしまうし、ホールドなどしていない。
その意味で、いまドル円のショートをホールドしているのは、ロングホールドではない、という意味で、自分のなかでは間違っているとはいまは思っていない。
本来は、ノーポジションがベストな状況であるとは思うが、ショートポジションはベストではもなくとも、ロングポジションよりはベターな状況であろうと思う。
現時点でのロングホールドは、自分のなかでは、ワーストとはいわなくとも、どう考えてもバッドである。
しかし、18日のドル円の下落をロングでホールドできなかったことはつくづく悔やまれる。
18日の段階でドル円が107.30を割り込むことは下方チャネルを下に抜き切った状態で、それは明らかに下げすぎの状態で、健全な需給のバランスからんするとどう考えても行き過ぎていた。
だから自分は107.30からも買い下がったが、107.30もあっさり割れ、損切りされてしまい、しかも、そのレートは午前6時に至っても下値で張り付いていたため、
このどう考えても行き過ぎの下落超過を相場は相場として受け入れるしかなかった。
午前7時にドル円が反騰したころには、すでにチャートは閉じており、仮眠をとっていて
ふたたびチャートを見た時にドル円は107.60あたりまで戻っていた。
この段階でチャネル内へ戻っていたことから買いも入れたかもしれないが
107.50から下さんざんロングでやられた後に、
いまさら107.60から入ることがためらわれてしまった。
その後はドル買いにやはりはいったわけだが、なんとも遅すぎるロングで
それ以前に、107.30~40あたりから切られたロングの損失を、ほんと返してほしいほどである。
同様にこの日やられたのはユーロドル。
1.1240あたりから売ったことで、一気に1.1280まで戻した相場は、都合40pipsやられることとなった。
ユーロドルの戻りは、ドル円以上にチャンスだった。まずそれ以前に破っていた中期アップトレンドラインに下方からぶつかる位置が1.1280あたりで、まずここが上限の限界あたりなのはライン的にもあきらかで、ここらアップトレンドラインにさらに乗り上げ、続伸していく、というのは、あまりにも無理目なみたてだった。
さらに4時間200smaにも下からぶつかり
これが本来の上昇でなければ、これまたさらに上にいくことは、年に何度もないイレギュラーな相場展開という例外をのぞけば、過熱感全開のこれ以上にない戻り売りの好機だった。
さらにいえば、2018年秋口あたりから続く、ユーロドル独特の癖。
ユーロドルは1.1270あたりを基準として、ここからの上下の乖離を延々と繰り返している。
1.1270から上方へある程度乖離したら、1.1270あたりまで戻り、今度は下方へ一定距離乖離する。
これも終えれば、また1.1270に戻り上方向へ乖離。
もう1年近くこうした動きを繰り返しているである。
7月18日のユーロドルは、1.1270から下方へ乖離しているさなかで、ロンアニが買い向かってきた1.1200のサポートとなった場所、まだ70pipsしか乖離しておらず、テクニカル的にも意味不明な位置で、ここから1.1270へ引き戻されるのは早すぎたのである。
だから、1.1200から買いあげたロンアニを投機以外ありえないなんの根拠もない、糞同然のインチキサポートである、と自分は再三再四述べていたのである。
このクソサポートがなんども守られ、今週月曜に至っては、1.1220あたり前後でまったく動かないという状況には心から辟易させられた(ここでの小刻みな動きで、自分は散々損切にあったのである)が、結局、火曜以降に、それが下にブレイクされているのだから、ほんとクソである。
そんな1.12というインチキサポートから、18日に1.1280までもの戻りがあること事態、明らかにダマシとしての戻しであり
ここは勇気をもって売り持ちして、ホールドする局面だった。
しかし、リアルタイムで相場を見ていると、この過熱感のなかで売りを持つ勇気がなく
1.1240あたりからようやく売り持ちできた状況であったが、それも1.1220あたりで守られてしまったのだから、ほんとクソである。
そんなユーロドルは、1.12というインチキサポートを割れて以降、1.1130までも下落しているが、当たり前だが、いまさら露骨なんだよ、クズども、という怒りは飲み込みつつ、
この1.1130というレートは、1.1270からみた
これまでの乖離のパターンから計ったとき、その乖離幅はすでに150pips近くまで広がっており
1.1410アッパーまでもユーロドルが戻したときの乖離幅にほぼ等しいか、むしろそれ以上のところまで乖離が進んでいる。
無論、ユーロドルはユーロドルはいま日足ベースのアップトレンドラインを割り込み、かなりの下値リスクが見られる状況とはなっているがゆえ、下方乖離の方が上方乖離よりも、続落の期待は高まるのかもしれないが、
この危険水域をこれまで何度もダマシとして戻してきたのがユーロドルで
そもそも現在、ドルの買い戻し相場であるとはいえ、ドル安地合いが完全に終息しているわけではないことを考えると
ユーロドルをここからさらに下に暴落させるだけのドル買いエネルギーは、そもそもいまの市場には存在しないと考えている。
結局、ユーロ圏も自国通貨安に誘導したがっていることから、いまの状況はユーロ当局にとって望ましいことかもしれないが
これ以上の自国通貨安を享受することは、同様に自国通貨安を望んでいる米国にとっては許しがたいことであろうと思う。
よって、まだまだ1.11~1.14のレンジのなかをユーロドルは延々うろつくような相場となることが自然に起こりえる状況であるとしか思えず
少なくとも、ユーロドルが今以上に大きく下割れし、下に落ちていくイメージは湧かない。
今年の4月5月、さすがに底割れ必至とみられた1.11割れ寸前の状況すら回避し
一気に1.14アッパーまで駆け上がったユーロドルである。
本日のECB理事会は、ユーロドルの大きなショートカバーを促す日となるように思う。
これまで執拗なまでに下値割れを防いできたユーロドルが、以前以上にドル安地合い高まったの現在のトレンドのなかで、結局、ECB理事会によって大きく下割れすることになりましたとさ。
という結論には、まず至らないと考えている。
いま市場はECBの追加緩和期待を囃し立てているが、そんな扇動は、一部の連中の謀ごと、もしくは過剰な期待感にすぎず、冷静に考えて、本日のECB理事会は、そんなユーロドル相場を下落加速させるエポックメイキングとなるような歴史的なものであるとは思わない。
下手すると無風通過で、そうなってしまっても材料難からのユーロ買い戻しが促される結果となるだろう。
その意味で、本日は、全力ユーロドル買いの準備をしておこうと思う。
本日の読みが当たれば、ここのところの大敗を一気に巻き返せる日となるように思っているが、
思惑が外れてしまった場合は、本日もまた大敗であろう。
それほどまでに、本日の自分は全力ユーロドル買いを考えている。
ポジション
USD/JPY S 108.207 108.145
EUR/USD L 1.11427
USD/CAD S 1.31397