またかよ…くそインサイダーども…同値撤退からのドル売り直し
21時半の小売売上高
その時間に近づくにつれて
またもうさんくさい戻りがドル円に見られ始めた。
21時半までにポジションを軽くしようと考えたら、21時29分の瞬間まで高値を更新し続け、発表寸前には108.03あたりの高値張り付き。
できるだけ低いレートでイグジットしたかったのに、21時20分を過ぎたあたりからは、1pipsさえ安いレートを示してくれないまま、指標発表の1分前が最も高いレートとなって、指標発表となった。
もう微益でほとんどのポジションを捨てて、残ったわずかのポジションを同値決済に逆指値を入れて発表を迎えると
予想通り、指標発表の結果は予想を上振れ
ドル円は一気に買い戻され、ドル円のショートポジションは逆指値にかかってすべて消えた。
いつもながらの、ロンアニおよび早出のNY組による、インサイダー疑惑丸出しのドル円の買いも腹立つが、
週末はドル円ロングをホールドしたおかげで刈られ
本日はロングポジションをドテンショートしたら上である…。
現時点では、またも底値から買っていた東京勢が正解である。
ドル円の108.10からのショートは、やっとこ107.95あたりで15pipsほど取れたのみで
戻りは108.90から108.25あたりと30pips以上戻すのだから、ほんとなんなんだよ…というう感じである。
しかも、金曜に押されに押されたドル円ロングは、いまのところ押され損で損切り損という、脱力する思いしかない、という状況。
先週週末、あれほどまでに一方的にドルを売り続けたお前らはなんなんだ…という感じである。
先週末は、米国債利回りが、一方的に下落しまくっていた。まあ、それに連動したのだろう。
そして本日の米債利回りは、指標発表以後、ほぼ垂直といってもいい角度で上に上昇している。
とにかく、今夜のNY市場前哨戦は、ドル買いスタートである。
ただ、このままドル円が続伸するか、と言えば、結論を出すのはまだ早い。
投機という名を借りた、実は投機でもなんでもないインチキいかさま軍団であるインサイダーどもは、予想上振れを事前に握り、買いを仕込んでおくことはできよう。
予想を上振れるのだから、その後の展開がどうであろうと、とりあえず初動はドル買いに相場が動く可能性は高い。
このほぼ、落ちてる金を拾うようなディールで、高値更新のところで利食いすれば、それだけでチャリーンである。
特に米債利回りが急上昇すれば、なおのこと弾みがつくわけで
指標結果を事前に知っていれば、大量の玉とレバレッジで米債を売り浴びせ、利回りを一時的に急上昇させることにもそれほどリスクはないはずだ。
リアルタイムで指標結果を知った市場参加者は、初動ではほぼ確実に米債を売り、株を買い、ドルを買ってくるはずなので
それがいくら上昇しようとも、事前に買いを仕込んでいた連中は、最も安いところで買いを仕込めている。
はい、くず。
ただ、予想を上振れしたからと言って、
その指標結果を知った市場参加者が、
初動はともかく、そのあとも継続してドルを買い続けるかどうかは、このインサイダー連中でも知ることはできない。
金曜も指標結果を上振れたが
最初こそ15pipsほど買われ、108.35あたりまで伸びたものの、そこからはずるずると下落し、結果、前営業日安値も割れ、日通し安値も更新、週間安値も更新したのである。
本日は、ドル円が108.20アッパーまで跳ねはしたものの
週末の指標結果でつけた戻り高値108.35はおろか108.30すら届いていない。
本日ロンドン市場で作った自分のショートポジションは108.10アンダーあたりですべて消滅したが、
途中で半分以上は利食いし終えていたので、負けはほぼない。
で、ここから買いでついていくか売りでついていくか。
買いでついていくというなら、
週末のドル円の下値試しは失敗し、ここから売り豚たちの損切りが誘発されることを期待して買うことになる。
108.70あたりが強烈なレジスタンスとして控えてはいるものの
値幅はそこまででも50pipsは稼げる。
108.70までといわなくても
108円ミドルでも30pipsは取れる。
現状、108.10-15ゾーンを上抜いたことから、108.50あたりまではさしたるレジスタンスもない。
さらに指標発表で108円以下から、一気に108.20代へ伸びて
そこから108.20を割れても即座に108.20アッパーまで戻される今の状況を見れば、
短期買い豚たちに108.10代はいまは、絶好の押し目の買い場とみなされているようで
となれば、108.10アンダーを背にして買っていけば、損切幅は10pipsあまり、ターゲットは控えめでも108ミドルでも30、もっと攻めて108.70までみれば50の利幅が狙え、リスクリワードは十分である。
さらにロングの安心材料を上げれば
ドルストレートの全体的な弱さである。
NY勢は自分らに返ってきた通貨ペアが前日比マイナスでもプラスでも、そのアツの方向をより強める動きを取りやすいところがある。
その点で、ロンアニどもがドルストレートをことごとく前日比マイナスに落とし込んでNYにパスしたことは好都合で
NYは、ドルストレート通貨にさらなるドル買いをかけて、安値を更新させようとする。
そこでのドル買い圧力がまた、ドル円のロングにとっては好都合に作用するのである。
それに対して、現状分が悪いのがドルの売り方である。
NY序盤のドル買い地合いにおいて、いまドルの売り豚は、中期的にはまだドル売り地合いがまったく終わっていない中で、短期的には完全な逆張りの立場に追い込まれている。
しかし、108.10などではなく、108.20アッパーというの厳レートこそがドル円本日の戻り高値であるなら、ここで売りを持つということは踊り売りのピークで売り持ちになることを意味している。
無論、ここからさらに先のレートへとブレイクアウトされてしまうようなら最悪の値段位置でのショートでさらなる続伸のための燃料養分となるだけではある。
だから、逆張りの立場はつらい。
短期、中期、関係なく、トレンドが出ている現場では、トレンド方向にあらゆるにわかが湧いて出て、主導的な動きをかけてくる。
実際、ロンドンであれだけ一方的に売られたユーロドルは、その値幅に関係なく、NY勢はなおも売り方向で圧力をかけ、日通し安値をさらに更新するという事態となっている。
では、今夜の相場はすでに勝負ありで、ドル買い勝負の一択か。
そうとも言い切れない。
まだ、若干の望みは残っている。
ユーロドルは戻り転換のデッドラインと自分がみなしているラインは、現状、1.1210の水準より下である。
ここを明確に割り込むようだと、いよいよ湯路ドルの戻りは完全に終わる可能性があり、ユーロドルは下落トレンドとなる可能性は高い。
ただ、ユーロドルを下落トレンド入りさせるということは、ドル買い相場を意味しており、現下のドル安トレンドの終了も意味する。
ドル円の方に目を移せば
ドル円は、土曜にその日の下落継続を決定づけた下落増幅のトリガー108.30アッパーの水準をいまだ下回っている。
108.30、1.1210これらがともに上下に抜かれれば、ドル円の戻り基調は鮮明化し、ユーロドルの下げトレンド開始もその予兆になるだろう。
しかし、いまだそこまでには至っていない。
ただし、短期地合いは完全にドル買いに傾いており、いまのドル買いの豚たちは、上記明確なブレイクを完全に狙っている。
結局、ここからの相場はドル買いかドル売りか。
相場は殺し合いの化かし合い。
大口は我々個人投資家をだましてはめることによって利益を貪っている。
騙しをたくらむ奴らの側について、その方向にのることが簡単なのであれば
大口どもは何も儲けることはできない。
大槌どもがもうけるためには、
その他投資家が明らかにこちらだ、と思えてしまえるような状況でなければならない。
為替相場は普通の思考で挑むとほぼやられる。
とはいえ、普通でない思考で挑むともっとやられるという、地獄のような世界である。
今夜のNYはレンジ幅を上に広げてきた。
金曜は下に広げてきたのと逆である。
テクニカル的に細かに
相場を俯瞰して眺めると
普通に考えればドル買いである。
もちろん、ドル売り、ドル買い、どちらであっても入るレートによっては値幅が取れるが
どこから入ってもプラスになれる、
といったようなトレンド地合いでいれば
短期レベルでは明らかにドル買いである。
逆に普通でないうがった見方をしたとしても、よほどの値ごろ感や逆張り思考でない限り、やはりドル買いである。
実際、市場参加者の多くもドル円目線に切り替わっているものがおおいはずだ。
これがもし大口が小口トレーダーをはめるために迷彩をほどこしているとしたら
これでドル売りに見えたとしたら、大口の狙いはドル買いである。
しかし、どう見てもドル買いにしか見えない相場で、大口が狙うとすればドル売りである。
ユーロドルの短期足に見られる連続的な大陰線、そのたびに日通し安値を更新させ、短期足レベルでは各移動平均線がきれいに並ぶパーフェクトオーダーを完成している。
ドル円は少し持ち合い気味に動いてはいるものの、108.20は決して割ることはなく、上層のエネルギーをため込んでいるように見える。
値ごろ感の逆張りトレーダーでない限り
優等生的な順張りディールなら
ドル買い、が、少なくとも短期的に値幅を取るには有利に見える。
しかし、見逃してはならない点がある。
ユーロドルはどこまでも安値を追わされているようで、1.1210を割り込めば即座にまとまった買いが入り、1.1210を超えてくる。
ドル円は上方ブレイクアウトを狙っているようで、直近高値圏にある108.25あたりのネックラインを上抜くたびに比較的大きな売り玉が入ってくる。
どう見てもドル円ロングにしか見えないこういうときに、ドル円が上がったためしがない。
ゆるやかな全体像としては、明らかにドル買いを促すような形をしめしていながら
重要なラインにからむたびに、大きなドル売り玉が入ってくるのである。
テクニカルの要諦をつかめていない
チャートのまったく読めない初級トレーダーはともかく、
少しでもチャートが読める人間に対しては
あからさまなくらいドル買い有利に見えるチャート波形である。
ドル円が120円とか114円とか、明らかな上昇トレンドにあったとき
じつは、こんなわかりやすいチャート波形を描いたことは実はほとんどなかった。
こういうときにドルが上がったためしはない。
ということで、本日最後のドル買い
ポジション
USD/JPY S 108.26
EUR/USD L 1.12091