最近は窓をすぐに埋めない感じがする

ここ近年、窓を開けたらなかなか埋めなくなっているように思う。

 

昨今の、ドルの下落においても、GW明けの窓開けの下落から

いまだにそれを埋めていないし

 

フラッシュクラッシュ以降、ドル円が戻り相場にあったときも

要所要所で窓を開けたが、それもほとんど埋めることはなかった。

 

アルゴの影響だろうか

 

最近のトレードには、どうも人間味がかけているように思う。

 

窓が開いたとき、それを埋めようと買ったり売ったりするのは

人間の強欲のなせる業であると思う。

 

窓を埋めることで少しでも損失を埋めようと

相場の流れを完全に無視した、強引な買いや売りを

一時的に仕掛けるのが、いわゆる窓埋めであると自分は解釈するが

 

アルゴリズムのように人間の感情のないロボットにしてみれば

窓が開いたらそれは空いた方向のトレンドであり

その方向にオートマチックに順張りしていくだけのように思える。

 

そう考えれば、本日のドル円の上窓をはじめとした

ドル買い方向の窓開けは

上値のめどに到達し、相場が反転するまでは

埋まらないのではないか、と思えてしまう。

 

そのときの窓埋めは

トレンド方向のドル売りで結果的に窓の部分を通過するのみで

別に窓開けという意図で相場が進んでいるわけではないように思う。

 

ドル円がこれから上値を追うとすれば

まず、レジスタンスとなっている、108.75あたり

次が108.90アンダー、その次が、109.10アッパーあたりとなる。

 

なんらかのファンダメンタル的な転換が起こらない限り

そのめどに向かって、ドル買いが進んでいくように思えてならない。