NYに追随しかできない、ノータリン東京
本日は昨日の株高から日経平均は上昇。
しかし、ドル円の上値は重い。
東京勢はここ数日のNYのパワープレイで108円さえ割ったドル円を買うことに恐れをなしている。
ただただNY様の方向性にしかついていけない、自律性の東京へヘタレっぷりを炸裂させていているいつもの平和な東京タイムである。
日経平均が上昇する中で買い上げたところで
その後のロンアニとNYがその戻りをすべて台無しにされる恐怖があるのだろう。
だから下値圏でびくびくとレンジディールを繰り返し、その後のNY様が上値を追ってくだされば
ようやく、明日から買い上げようとでも思っているのかもしれない。
自分は、先月からユーロ豪ドルで負けっぱなしで
先週も結局やられたが、
上昇トレンドがすでに終了し、いま持ち合いに移行しているユーロ豪ドルはそろそろ下抜けするのではないかと思っている。
上昇過程で逆張りし、コテンパンにやられした結果
結局、下落ターンに移ったけれど、そこではショートを持てず、それを指をくわえて眺めている、という状況だけは避けたい。
ユーロ豪ドルは昨日も売りまくったが
東京時間16~19時あたりの1.61から1.6150へのふざけた2度の上へのノイズのような跳ねで、それらショートポジションをことごとく切られまくって、またも負けてしまった。
その後、NY時間、ふたたびの上抜けを狙う買い豚と売り浴びせる売り豚との戦いで、売りが勝利し、ようやく、1.61を割れたが
そこからの下押しがないまま、本日を迎えている。
豪ドルドルはすでに上へのアク抜けを終えているが、ドル売り地合いによって、ユーロドルが追随して上昇してくるため
ユーロ豪ドルがとにかく落ち切らない状況は、いまも続いているが、
豪ドルが自律的なあく抜けの上昇圧力も加わりつつあるのに比べ
ユーロドルはあくまでのドル売りやポンド売りといって、相対的により弱い通貨の売りの相対として上昇をワークさせているだけで
ユーロが自律的な方向を作り始めるとしたら、それは下落であろうと考えている。
いまはドル中心の地合いにその他各通貨が振り回されている状況であるが、
ドル以外の各通貨の自律性がワークし始めたとしたら
ユーロは売りで、豪ドルは買いであろうと思う。
その意味で、ユーロ豪ドルは、今度こそ売りであろうと思うし、
いまの均衡状態は、下落の起点を掴む好機ではないかと考えている。
その意味で、ユーロ豪ドルはまたも売り。
豪ドルドルは買い。
ドル円は、いったんは下値が固まったように思うので、買い。
このなかでもっとも抵抗があるのは、ドル円の買いである。
ドル円は基本、ジャンク通貨としか見ていないので、いまのレートすら高いと思っていて、最終的には60円くらいになって当然とすら思っているが
相場は波形を描くもので、いまは下押しのターンのようには見えないので、いったんの戻りが頭打ちとなるまでは買ってみることにした。
しかし、ゴミをわざわざ胸元に抱えておくことには、かなりの抵抗感がある、
汚いたとえなら、う〇こを内ポケットにいれているような感覚である。
ポジション
EUR/AUD S 1,61056
USD/JPY L 108.048
AUD/USD L 0.6996