ユーロ、めちゃくちゃ…

久しぶりの更新である。

 

以前、売っていたユーロドルはとっくに損切りし、

この間、ユーロ豪ドルや、ユーロポンドをいじっていた。

 

ただ、とにかく裏目裏目に走り、

損失だけ加えて、現在に至る。

 

たとえば、先週のユーロ豪ドル。

1.5970を超えたところで、ショートすると

1.6020まで担がれ、損切り

そこから1.5980あたりから押し目買いを計るも、今度は安値を割れて

1.59ミドルアッパーまで落とされ損切。

 

そこから、ロングし、1.6020までの伸びをとって利益を確保するも

振り回されたユーロポンドショートとロングの損失を返すには至らず。

 

ユーロポンドはさらに悲惨で

週末、0.8570を超えたところからロングをするも

それがど高めで、0.8510まで売られ、損切り

 

週を明けて、0.8540アンダーから売りを仕掛けるも

0.8580アンダーまで戻り損切

金曜の下落を全戻しである。

 

先週のユーロクロスの動きはとにかく理不尽で

損切りを繰り返したおかげで多大な損失を負ったが、

損切りせずにホールドしていたら、いずれもが利益になっていた、という始末である。

 

そして、ユーロドル。

 

ECB政策金利発表から1.12を割れたのが嘘であるかとあざ笑うかのように

全戻しで、現在、1.13ミドルアッパーでである。

 

そして、これは以前から述べている、

日足の下落チャネルラインの上辺まで、やはり突っ込むような買いである。

 

結局、先週は、綾取りのグリードの売り買いのレンジに

すべて嵌められて終わった状況だであるが、

 

中長期的にトレンドを見た時

 

ユーロドルは、チャネルをブレイクし、1.14までぐいぐい伸びるか、

と言われると、そんなイメージが抱けず

 

ユーロポンドは、ポンドの動きに翻弄されているとはいえ

ふたたび、0.86をずんずん超えていくようなイメージが全く描けない。

 

ユーロポンドなどは

本日正午あたりに、東京勢が、あんとレジスタンス抜けとなるような

0.8525あたりを抜いての買いが発生してしまったため

 

トレンドフォローを本能とするロンアニに継続の買いを誘発させてしまったが

これもかなり無茶な調整のオーバーシュ―トロングとしか思えない。

 

ここのところ、狂ったように買われ続けているポンドが

週開けて、買いを継続させるような楽観材料が出てこずに

調整と思われる売りで下落していることも

ユーロポンドの戻りを調子づかせている面もあるように思う。

 

ポンドは本日売られているとはいえ

狂信的な大陰線が起こるほどの下落はなく

 

いまだ多くの市場参加者はポンドに楽観イメージを抱いているように思う。

 

結局、ポンドの動きの相対として消極的な意味で動いているユーロだが

 

それにしても、現在までの戻りはめちゃくちゃである。

 

例えば、ユーロドルは週足レベルのサポートをいったんは割った状況で

 

対ポンドの兼ね合いだけで

1.12割れから、1.13ミドル越えまで大きく調整するのにも

自ずと限界があるように思える。

 

ECB政策金利発表時に

ユーロドルは1.12も割れたが

 

これは絶望的な下落というよりは

今後より、絶望へとすすむ終わりのはじまりの痕跡を作ったにすぎないと思っている。

 

ギリシャショック時に一時はパリティすら割れるといわれたユーロドルが

1.12を割れたとはいえ、1.11後半をキープしていること自体が

かなり下駄をはかせてもらっている状況であり

 

ましてや、1.13ミドルを再び超えるという状況こそが

異常な事態であるように、個人的には思っている。

 

それはユーロポンドにおいてもしかりで

 

ユーロが緩和姿勢で安値リスクがある中で

ポンドの事情があるにせよ、

いまだ、レートが0.85より上にあるという状況も

個人的にはかなりアブノーマルであると思っている。

 

自分は基本、デイトレで、ポジションの持ち越しはしないが

中期はもちろん、短期レベルであっても

より下値を追う可能性が高い、ユーロドル、ユーロポンドについては、

デイトレではなく、スイングポジションでショートしている。

 

以下ポジションは損切されないか限り、何日かホールドしておくつもりだ。

 

ポジション

EUR/USD  S 1.13500

EUR/GBP  S  0.85733