61.8%まで戻してきた…EUR/GBP ショートすべて利食いしスクエア(S 0.8616~0.8590 → 0.8585)
ユーロポンドは昨日からの高安からの
61.8%戻しとなる、0.8620アンダーまでも戻ってしまった…。
最後の戻りは0時半あたりから発生し
短期安値を更新して、0.8585あたりまで下押ししたユーロドルが
一気にそこまで駆け上がったのである。
短期足ベースで見た時の連続陽線は
いびつ極まりなく
こんな一方的な上昇波形は
自分もこれまでほとんど見たことがなく
もしかしたら初めてなのではないかというくらいである。
NY序盤、ポンドドルが上値を追ってくれたことで
ユーロポンドがまず浅めの利食いゾーンに突っ込んだので、
0.8603 0.8605のポジションを
0.8591で半分利食いした。
すると、また0.8590から買いが入っている。
ここがとにかく強烈なサポートになっていたようで、
そこでしばらく様子をみたものの、
また0.86を超えてきてしまったことから
その他もすべて利食い。
0.8603が38.2%の戻り位置になるため
ここをふたたび抜けそうに思い、
買い目線に転向し、
0.86アンダーでロングに切り替えたのがまずかった…。
いきなり、0.86あたりから0.8590に下落し、損切り
では、売りかとショートに切り替えると、
ふたたび0.86を超え損切り。
また熱くなって、100lots以上ものポジションを買っては損切り、売っては損切、と繰り返してしまった。
NY序盤のノイジーな動きにまた翻弄されてしまったのである。
その損切貧乏っぷりで
いきなり10数万円をたったの30分ほどで溶かしてしまった…。
結局、また売り持ちに…。
0.8603あたりから断続的に売りを入れた。
普通に、売り持ちのまま様子見していたら、結局、傷は浅かった。
しかし、欧州時間からの戻り高値を更新し、0.8610越えとかされてしまっているのだから、
売り持ちしているものとしては、売りが担がれそうな恐怖感しかわかない。
その後、0.5990を割り込み
自身のシグナルとしては売り、
というところで、
0.5990前後で売りを仕込んだ。
ここからが本当にがっつり担がれた…。
そこからが冒頭の戻りである。
0時半あたりから、
0.5985を底に一方的な買いが入ってきた。
そして、レートは0.8620アンダーまで。
最後のショートは損切を置かずにポジションを持っていたが
ここまで踏まれまくった段階で、30pips以上もの含み損にさらされた。
自分としては、32.8%戻しが突破されても
61.8%戻しまではありえるとみていたので
0.8620を超えたらさすがに損切をするつもりでいたが、
この段階で含み損は、また10万円超の最悪の状況である。
そうした状況だが、最終ナンピンとして、さらに0.8616あたりで売り増し。
ここを戻り高値と願い、抜けられれば大損、という流れだったが
ここを高値として、その後は午前4時すぎまで、全戻しのような形で
ふたたび、0.8585のところまで戻ってきてくれた。
ここですべての売り持ちを決済しスクエアに。
それなりのショートポジションを積んでいたので、0.5985ゾーンでの利食いで
なんとか、本日の収益を微損のところまで戻せた。
本当は、0.8570アンダーまでをターゲットに見ていたのだが
また、0.86越えまで担がれるのがもう嫌で、
本日はもうやめることにした。
今週はもはやユーロポンドしかトレードしていない。
まだ続くのか、リベンジトレード、という感じだが
明日以降もユーロポンドのトレードは続けようとも思いつつ、そろそろユーロポンドとの戦いに疲れてきた。
現在のユーロポンドは閉塞感がかなりあり、動きが取れなくなっている。
本日は売り目線でトレードしたが、
もしかしたら、まだ戻り相場は終わっていないのかもしれない。
昨日の、0.8650アンダーから0.8580アンダーまでの下落についても、
大底の0.8550アンダーから、0.8650アンダーまでの戻り過程での、38.2%のところで下値を止めており、そこから0.8620アンダーまで今夜戻してきた。
30pipsもの含み損からのショートホールドでプラスとできたものの
この全戻しの押しがこなかった可能性も高く、かなり危険なトレードをしていたように思う。
現在のユーロポンドの値動きの不安定さは
すべてポンドに影響をされているように思う。
先月まで、狂ったような上げで、売り方を惨殺してきたポンドだが、
今月は一転して、マイルドな調整下落を続け、なかなか復活の兆しがない。
マイルドとはいえ、先月高値からすでに200pips以上の下げているのだから
普通の通貨ペアから比べたら、
かなりふざけた下げ幅ではある。
1.33まで狂信的に上りつけたポンドドルながら
その先のレジスタンスに阻まれて以降、
売りに転じているのは
ファンダメンタルズがどうこうとかいう後付けの話は関係なく
日柄のタイミングが大いに影響しているように思う。
ポンドドルは本日、
短期テクニカル的になんどか買い転換をしているにもかかわらず、そこに買いが全くついてこない理由も日柄タイミングの影響がおおいにあるように思う。
ポンドドルは未だアップトレンドを崩してはおらず、
そのトレンドを信じて押し目買いする豚どもがそろそろ現れてもよさそうなのに
目下、ポジションを解消するかのような売りばかりが発生し
高値圏(1.132~1.33)から買っていた、にわか買いの欲豚どもはポジションを投げさせ続けられているようにみえる。
2月にあれだけの買いを見せつけてきたポンドがゆえに
目下、多くのトレーダーは押し目買いをしたいはずだが、
ポンドが調整に入ると、
その押し目がありえないぐらいまで深いところまで続くことが多い。
つまり、売りで殺された豚たちが
こんどは押し目買いしようとしても
その押しの底がまだ見えず、また買いでもザクザクと切り刻まれていく、
というのが殺人通貨ポンドである。
ポンドは大口のファンドの都合かなんだか知らないが
月ベース(月末)とか月半期ベース(15日前後)で毎回綺麗に切り返す。
その切り返しは、日柄の境目(月末や月中)というところで綺麗に発生し、ファンダメンタルズ的な要因などおかまいなしである。
その節目に至るまでは延々と買うし売るのだが、節目を終えると今度は利食いだかなんだか知らないが、次の節目まで延々と逆方向すすむ。
今回も2月末あたりからきっちり折り返し
ずるずると200pips以上も下に押しているが、
こんな大口たち(?)のご都合で今回も推移するならば
ポンドは次の日柄を迎えるまでは、もう少し押し続ける、ということになり
となると、ユーロポンドの下げも危うい、ということになってしまう。
結局、ファンダメンタルズなど、すべて後付けの話で
たとえばブレグジットネタなら
合意なき離脱、というリスク感満載の材料があっても
ポンドの上昇局面なら
合意なき離脱はやはりありえないだろう運転…みたいな、なんの根拠もないのに打開の楽観期待、などという、理由から上昇をやめず。
合意がなされた、という話の時でも
ポンドの下落局面なら
その合意内容がポンド経済によくないとか、なんとか、下げの口実にしてしまう。
まあ、もっともこういう見立てすべてが
チャートの動きを、むりやりあとからファンダメンタルズ的にこじつけている
世のアナライザーによる強引な見立てにすぎないのであり、
実際に、ポンドが上がったり下がったりする要因は、
そんなものとはまったく関係がない場合の方がほとんどである。
もちろん、大きなファンダメンタルズてきな内容が本当に起これば
ポンドもいきなりすさまじく上だか下だかに相場を動かすが、
ファンダメンタルズが影響するのは、こういうときだけで
そのほかの時は、日柄期間で、ポンドがどちらに向いているか、ということにほとんど支配されている。
で、現在であるが
2月末までが買いターンだったとすれば
3月初頭のいまは少なくとも3月半ばくらいまでは、売りターンであり
よほどの確たる材料が出てこない限りは
ポンドはずるずる下落を続けそうである。
ということは、ユーロポンドもずるずるとして戻りをまだまだ演じそうで
明日以降、ショートで挑むのは、かなり危険なイメージがする。