やはり東京勢が天井のシグナルだったのではないか

おととい、110.60という単独高値をつけた東京勢、その後のNYで111を超え、

高値追い成功、さすがは天下のドル買い円売り亡国大将軍! とは思いはした。

 

しかし、その快進撃は2日ともたず、

昨日もまた調子に乗っての単独高値111.10アッパーをつけたあとは、

その後のロンアニは高値更新ではつきあわず、

NYに至っては、110円ミドルアッパーまで叩き落としてきた。

 

結局、昨日の東京勢はど天井掴みで、

それどころか、おとといの単独高値追いすらも否定されて、

結局、東京単独で追った高値追いからの東京買い豚勢は根こそぎ含み損の状態である。

 

思えばフラッシュクラッシュ以降、昨日おとといを以外で、東京勢が単独で高値更新をした記憶がほとんどない。

 

1月初旬のフラクラ以降、30営業日ほどもあるなかで、ほとんど、東京時間で高値更新がされなかったということは、いかに大衆がドル安を信じて売り向かっていたのか、という証左であるようにも思う。

 

それが一昨日、突如、東京勢は重い腰を上げ単独高値更新に走り、昨日もまたそれを行ってきた。

 

ドル売り相場を信じて、ドルを売って売ってだめで、ついに相場観をドル買いに転換した。

 

養分の相場観は勝利の真逆である。

 

実はドル円の戻りピークは昨日ではなく、一昨日で、昨日はオーバーシュートなだけだったのかもしれない。

 

さすがに2日も高値更新となると、ドル円のアップトレンドは誰の目にも明らかで、

そこからの下落は押し目買い狙いとならざるを得ない。

実際、自分も昨夜それをしたが、結果は失敗だった。

 

押し目買いに押し目なし、ではないが、

 

ドル円はここにきてようやく、戻りを終えたのかもしれない。

 

…と、何度も何度も今年は、それを思いながら、ことごとく裏切られてきたのだけれど、

 

今回こそはなくはない。

 

ということで、本日はドル円戻り売り狙い、

ユーロドルについては押し目買いを、基本戦略として考えたい。