根拠なき熱狂
かなり久々の更新である。
2017年の途中からドル円の強さに嫌気がさして相場を離れていたが、最近になって見てみてもその流れは相変わらずである。
結局、ドル円は大きなレンジでうろうろているような感じであるが、なんだかんだありながら、とはいえドル高ペースで動き続けているような感じである。
いったんは押しで105円界隈まで下落していたが、
それらも反発して、それら下落を調整とあざ笑うかのように、あらゆる戻りの抵抗帯を抜けながら、ついには112円を超えるに至っているのが現在本日である。
昨夜はNY勢がレジスタンスとみられていた111円ミドルを抜いてから買いが加速。
無理矢理(?)112円を超えて引けるに至ると
ニワトリ東京勢がさらにその高値を超えてくる始末で、112円30を超えるに至る。
週足を見れば、レートはすでにボリンジャーの+2σにタッチし、個人的にはかなりの過熱感を感じざるを得ない。
いまのドル高は大きく見ればユーロ安の相対だと思っている。
基本的にはユーロドルのユール売りや、ユーロ円の円売りに合成され、棚ぼたで上昇してきたドルとしか見ておらず、
まあ結局、日本勢に一部の勢力にとってはドル円が上がればオールokなのかもしれないが、
ちょっと調子に乗りすぎてやしませんか、という感覚しかわかない。
テクニカル的にはドル円は上昇を確かめる動きしかみせてはいなきが、その上昇に根拠を感じていないため、
そろそろ本格的な売り準備でドル円を眺めてみようと思う。