ちょっと思うこと

いまはなにもトレードをしていないが、

ドル円が、114.80を頭にいまは下落気味

144.30も割れている。

トップからおよそ50pipsの下落。

強烈なドルベア筋の自分とすれば、こういうところを取りたいが
完全に逆張りなのと、
こんな深夜にトレードしていない。

ニュースを見ると米国債入札後に長期金利が低下し
それに伴い、ドルが売られ始めた模様。

あらゆる通貨ペアの対ドルが下落している。

とはいえ、ドル円を見れば、まだまだ押し目買いのラインとなるような位置である。

現時点の数時間幅でのボラティリティから
上昇基調を打ち消すには、
もっと急速な下落幅が必要である。

まず114円を割り込むことが必須で
今の段階では113円ミドルあたりまで下落しなければ
完全な下げ目線にはなれない。

NY時間に、ここからさらに1円近くも下落するのは難しいだろうな…
とは思う。

ただ、ドル円一目均衡表の日足ではなんとか雲のなかをキープしている。

しかし週足レベルでは、2週連続陽線(ただ今週はまだ確定はしていないが…)
いまだボリンジャーバンドで+1σを下回っている。
ただし、週足はまだ雲の上にいる。

とにかく、まだまだ上にも下にもいきそうな感じの持ち合い気味は続く…。

とにかく、明日以降にまた期待したい。

しかし、米株の2万ドル超えが気になる。

ここが今後のサポートになるのではなく
瞬間のダマシで、2万ドルからまた沈み込みでもすれば、
いろいろ期待はできるのだけれど…。

しかし気になる点がちょっとある。

ここのところ、短期足(30分、1時間)ベースでの
ダブルトップがきれいに効いている。
まるで、教科書のようなチャートである。

まるで教科書通りにトレードすれば、誰でも勝てる、ような相場である。

自分も決してトレードが上手いわけではないが
もっと初心者の方々が、今週、きっちりチャートパターンでトレードしていれば
下手にデイトレや、スキャルなどしなくても
きっちり勝てていることだろう。

が…

為替相場って、そんな簡単なものですか
というのは、個人的にはすごく思う。

為替相場ゼロサムゲームで、化かし合いのダマシ合い
クズどもが集う、地獄のような相場である。

そんな毎度、何度も何度も同じような手が通用しないような気がしてならない。

もちろん、チャートパターンを信じてトレードするのは
ひとつの優位性だし、
闇雲にトレードするよりは勝率も高かろう。

しかし、今週はあまりにもできすぎていて、
わかる人には簡単(?)すぎる。

そのできすぎた流れに、なんだか釈然としないものを感じる。

またいつでもわけのわからない相場は再開されることだろう。

それが来週なのか、1年後なのか、はたまた1秒後なのかはわからない。

とにかく、個人的にはいかなるときでもというのはもちろんだが
ここしばらくは、
より最大限の警戒心を持って
今後の相場を見ていきたいと、あらためて思う。

なんか嫌な予感しかしない。
これは単純に感覚の話なので、
個人的な勝手な妄想であったら、それはそれでなによりである。