三角持ち合い越えられず

本日の東京勢はドル円が続伸すると想像するも
現実は売りから入ってきた。

日本株が上昇しているのに、下落している
などというアナライズがあったが、

日本株は上昇などしていない。

たしかに前日比260円高、みたいになっているが
実際は日経先物の段階で300円高となっており

そこから現物がはじまったと考えれば、
東京時間の現物は,初動の高値からはやや下落である。

日経先物のピークとドル円のピークを重ねれば
結局、113.90代、114に迫るところであり

ここから明確に114円を突き抜けていくためには
本日の日経平均は、400円とか前日比高
みたいな感じでないと、だめだったであろう。

さらに114.08あたりには、NY勢がつけたレジスタンスも控えており、

株が中途半端な流れのなか、東京勢がここには到底アタックできず。

結局、ドル円は東京時間、やや一方的に下落するも

昨夜、NYがブレイクしてきた113.50アンダーまでは割り込めず。

サポレジ転換のような形となってしまっており

ここで貯まったショートががロンドンアニマルに刈られると考え

114.45あたりでロングした。

その後はいったりきたりのレンジを繰り返しながら
114.55あたりをぬけてからはやや相場が走り

114.70あたりまで

ロンドンアニマルは初動、それさえ越えてきた114.80アンダーまで伸ばし
東京勢のショートをある程度は粉砕した。

しかし、そこから、突然の急反落。

いきなり114.45あたりまで下落。

この段で、114.45あたりからロングを積み増ししていたので

114.60あたりからのロングは根こそぎ切られた。

結果、根っこのロングポジションまで残ったところで

またも上昇。

もう一度、積み直し、
今度は、113.70アッパーであらかた利食いした。

そこからまた急反転。

ここからはショート。しかし、113ミドルがやはり固く、
これも利食い

ということで、現在はスクエア。

ドル円はいまだ持ち合い相場のような状況で
値動きが上にも下にも神経質で
上でも下でもどちらでもいきそうな状況で膠着している。

テクニカル的にみたとき、

上への支援材料は
114アッパーのレジスタンスを突破すると
ソーサーボトムのような形が完成し
より上を狙いやすい状況となる。
さらに現在1時間足レベルでは、雲の中にあり
これを抜ければ、より相場が上に走る可能性が高い。

下への支援材料は、112円ミドル割れとなれば相場は走るゆえ
短期筋が売りのアタックをかけていけば
相場が崩せる可能性が高いこと。
ただし、現在のレートからそこまでは1円以上あり、
ここを切り崩すことはそう簡単ではない。
ただ、ドル円の日足は
現在、一目均衡表の雲の中にいて、
雲抜けすれば下落を加速させる材料となる。

日足レベルではドル円はショート優勢。
時間足以下のレベルではロング優勢。

といった感じである。

どちらにしても、相場を走らせる状況はまだ起こってはいない。

結局、またもNY様待ちか。

ただ、今夜は所用もあり、もうトレードするつもりはない。

明日の朝が楽しみである。