裏切りのNY、114.25

欧州ロンドンから、下落を加速させたドル円
113.80アンダーから切り返し、

114.40アンダーまで戻った。

その後は、114円代で膠着し、
なにより、114.25あたりを必死に守ってきたロンドン時間である。

このレートがなにかといえば
前日、NYがつけてきた安値である。

仕掛けて113.80アンダーまで落としたものの、
そこを上抜いて、ふたたび114.25アッパーまで上げてきたロンドン。

ニューヨーク様、守っておきやしたぜ。

そんな感じで、その後の米勢のグリードロングを待ってか待たずか

必死に必死に守ってきたこのレートを、


NY序盤は、
うるせえ、ぼけがぁぁ!

といわんばかりに、あっさり粉砕していく。

さすがである。

とてもすがすがしい(?)、NY勢序盤のグリードドルショートではあるが、

ひとつだけまずいのが、

113.80アンダーから、一気に114.40アッパーまで反発した過程において

114より下に強烈なサポートができてしまった、ということだ。

実際、NY序盤、一気に114円割れアタックを狙ったNY勢も
ここを割ることができずに反発ぎみである。

本日は、もしかしたらドル売り相場は一端、小休止かもしれない。

ドルショートをすべて閉じ、

その後、ドル円のロングを何度か繰り返したが

114アンダーをなんども試され
そのたびに浅い損切りがゆえに、何度か損切りされたが

売る方がようやくあきらめたところで、

114円アンダーで連続して買っていたドル円
ようやく、114.20まで跳ねた。

その過程ですべて利食い

ということで、現在、ポジションはスクエアになった。

NY時間のドル円は、チャート的にとてもわかりにくい形になりつつある。

このまま戻りを試す可能性もあるし
安値更新の可能性もある。

NY勢が高安どちらも更新せず終わる、ということはほとんどないので、

どちらかに走りそうだが、
現状は、戻りが優勢な気配である。