相も変わらず狂った円売り信者達が、ドル円を押し上げる

ひさびさに東京勢をリアルタイムで見ているが

東京9時は、相も変わらず、ドル円の買いである。

日経平均も上昇しているようで

株高→円安、の脊髄反射
東京勝利の方程式(錯覚?)に、ぶひーっとはしゃいでの買いである。

本日はゴトウ日でもあるため、よりドル買い需要が喚起されやすく、

仲値寸前まで押し上げ続け
現時点の日通しの最高値付近、103.65アッパーが本日の仲値あたりとなる。

短期レベル(30分足以下)では、
たしかに直近高値の103円ミドルも上回るとともに
下値を切り上げ高値も切り上げ、
アップトレンド状態となった。

ただし、上は103.65あたりに、前日欧州が割ったネックラインが控え
短期レベルではロールリバーサルの起こったここは、
現状の東京勢のドル円ラブから形成した短期アップトレンドよりは
より強いと思われる、それなりの抵抗帯として効いているはずである。

東京勢だけで、ドル円ラブだけで、
このラインを逆方向から突き上げ、高値を追えるか。

個人的には無理だと思う。

ドル円は、昨夜の米時間、
より大きな足(4時間足)で見た場合のネックライン、
104.3あたりすら割り込んでいる。

昨夜はその下の安値103.17をサポートに反転したが
その反転のボトムは、直近安値である103.17さえ瞬間的に下に割れて後、
とりあえずは反発している。

現状は、103.30割れの下落をダマシのようにして、
短期上昇トレンドを完成させた東京勢。

ただし、それはそれ、東京勢である。

現状の上昇とて、米勢が103.20アンダーをサポートしてくれた戻りに追随する
いつものニワトリトレードに過ぎない。

ニワトリ上昇に過ぎないとなると、それは自立性にかけたものとなる。

つまり、103.2アンダーから103.6アッパーまで伸びるのは
反動のニワトリトレードだとしても、

103.65あたりをも越えて、104.5界隈をダブルトップのようにして下落している方向を
ダマシとして覆すには、ある程度の自立性が必要となってくる。

となれば、東京時間にはこれ以上の売りは難しいとみて
103.65あたりで、ドル円の売りを入れた。

逆張り大好きな東京勢の事なので、すこし下押ししてくれるのではないか
と、期待してのショートである。

自分は基本的にはトレンドフォローを狙いたいのだが
東京勢でトレンドはまず作れない。

上にさしたる抵抗帯もなければ
ど天井をつかむべく、東京勢はマゾヒスティックに買い上がってもいこうが

現状のドル円は、難しいレートに入ってきており
このままアップトレンドを東京勢が伸ばしていくとはとうてい思えない。

ただし、30分足レベルとはいえ、
ミドルバンドを越え、短期上昇トレンドとなってしまっている状況は
軽視できない。

欧州参入以降、103円ミドルを下に割り切らず
買い上げが開始されてしまえば、
ドル円の上昇は継続となる可能性は高かろう。

現状、30分足レベルのボリンジャーミドルバンドは、
103.4あたり、
もう一段押したとして、−1σあたりまで進んだとして
103.3あたり、

東京勢は、103.4あたりからはしゃいできたので、
これを刈っての反転、をイメージすれば

103.4あたりを押し目とする可能性はなくはない。

どちらにしても、現在のドル円のショートは
東京時間中のトレード限定くらいにみておいたほうがよいようにも思う。


□ポジション
USD/JPY S 103.651