本日のクズの狙いは欧州通貨であった。

東京時間でのはしゃぎは、ドル円の買いのみならず

ポンドドルの買い、ユーロドルの売り、ユーロポンドの売りもあった。

で、ロンドンアニマルであるが

ポンドドルは売りたたき、ユーロドルは買い上げ、ユーロポンドも買い上げる。

いずれも東京勢の作った安値、高値、高値を更新し

東京勢でこれら通貨を東京時間に進む方向にポジショニングしていた者たちは
根こそぎ損切りであろう。

ユーロドルを1.126で売ったり、ポンドドルを1.32で買ったり
ユーロポンドを0.851などで売ったりしていたら、

根こそぎお陀仏である。

ドル円などはこの欧州通貨の仕掛けの買いだとか売りだとかで
ドルが買われたり売られたり、円が買われたり売られたりするなかで
だらだらと気迷い気味に動いているのみである。

ユーロドルなどで言えば

昨夜の米勢が、ユーロドルを売り仕掛けしておきながら
押し安値1.1237あたりを割らず、
下げトレンドを鮮明にせぬまま折り返すことで、
レンジのような形を作ってしまったことがやはり大きい。

もうひとこえ押してほしかったが、

この以前の安値もまた米勢がつけたものであったので

それを抜くことをしなかったのであろう。

いずれにしても、こうしたレンジの下限的な動きをされてしまうと

ロンドンアニマルがはしゃぐから困ったものである。