鬼の居ぬ間にドル高円安を狙ってきたが、今日からは再び円高に走るとみる

イースターの欧米勢の連休の狭間をぬって

期末要因もあり、東京他残った勢力は
必死にドルを買い、円を売り進めてきた。

欧米勢がいな状況で、これに立ち向かう者などいるわけがなく
結局、円安が進んでいる。

ドル円は日足が7日間連続陽線ひけで、本日もいまのところ陽線ですすんでる。

これまでさんざん円高をびしっとw分析して見せてきたアナライザーたちも
またも豹変ぎみになりつつあり
4月の利上げがどうとか、トリプルボトムをつけつつあるとか
7月の選挙に向けて、まだまだ円安に進む、だとか

ドル高円安方向の相場観を開陳しはじめた。

今日から本格的に欧米勢が戻ってくるが

今週は最終営業日の金曜日に雇用統計が控えている。

今日からが本格的な今週のはじまりとみたてたとき、

ドルの方向、円の方向を予想するとすれば

円高、ドル安に触れていくと予測する。

トレンドが損切りによってもたらされていくとするなら
先週末から月曜にかけては

円買いドル売りのポジションが、どかどか損切りされていったこととなる。

無論、ここには休暇中の欧米勢のホールドドル売り円買いポジションもあったわけで

この片付けられた円買いドル売りのポジションからスタートして

さらに自らもドル買い円売りに転向し、例えばドル円なら上を追い
ユーロドルならば下を追うというオペレーションを行うのだろうか。

欧米勢がカモにしたいのは東京勢である。
その東京勢がここまでドル高円売りに走らせてきた。

東京勢の望みはドル買いであり円売りである。

そこに欧米勢もドル買い円売りでかぶせてきたとき
もはやそれに立ち向かいカバーする新規の売りはいなくなる。

欧米勢が東京勢とタッグを組んで狙うとするなら
既存ポジションのさらなる損切りを誘発し、さらに上に持ち上げることである。

ただ、現状、ドル円のショートはかなり刈られてしまっており
より上の損切りを狙うためには、114円を突破せねばならない。

それだけのエネルギーをもたらす材料があれば話は別だが
現在、先ほど述べた
ドルの追加利上げだとか期末要因だとか、選挙対策だとか
こうした材料は、すでに価格に織り込まれていると思える。

そうしたあらゆる状況から総合すれば
本日より、ドルは下がり円は上がっていくという見立てが浮かぶ。

とはいえ
いまは短期トレンドとしてはドル円の上昇がきつく
ここから売りで入って行くにはちょっと怖い部分もある。

しかしながら、こちらとしてはドル円は売り、
ユーロドルは買いで相場をみていきたい。