明日の雇用統計を見据えたトレード

ここのところ、いったりきたりの相場である。

保有していたドル円のロングやユーロドルのショートは

ここ数日のいったりきたりの相場で、すべて利食いし、スクエアにした。

そして本日であるが、
明日の米雇用統計を控えての今日である。

それはとりあえずさておいて
現状の相場を見ると

本日はドル相場ではないような動きである。

ユーロ円、というか、豪ドル円などでもよいが、
こうしたクロス円相場の様相で、

ドル相場ではドルが売られ
円相場では円が売られる、というような感じである。

ユーロ、ドル、円の関係性で見れば

そうなると、当然、大きく伸びやすいのはユーロ円となる。

ただ、ユーロ円の上昇のときの円売りで
ドル円も下を追うことはしなくなる。

ユーロドル上昇、ユーロ円大きく上昇、ドル円上昇気味

というような感じである。

ただ、これは米時間前までの相場であり

米時間に入れば、今の状況から
ドル買いかドル売りか、というどちらかの方向には傾斜すると思う。

もしもドル買いに傾斜するなら

いまのクロス円上昇の流れからドル円上昇が顕著になり
ユーロドルはちと下にやられることになる。


ドル売りに傾斜するなら

ユーロドルは上がり、ユーロ円も上昇気味、ドル円は下がる
ということになる。

どちらにしても、一番、打撃の少ない方向性は
ユーロ円買い、ということになるが、

私は個人的にクロス円相場の取引は好きではないので
ユーロドルの買い方向で相場をイメージしている。

ということで、すでに1.0877あたりでユーロドルはロングしている。

完全なドル売り相場にならないと
ユーロドルが大きく伸びることは難しいとは思われるが

本日はドル売り方向に傾斜すると考え、ドル円は売り、
ということで、114.05あたりからショートしている。

同一方向(ドル円ロング、ユーロドルロング)のような狙いなら
はじめからユーロ円買いだけをしておけばいいが、

米時間にはクロス円手動の相場は起こりにくいと考える。

本日は21時からドルショート方向で動いているので
おそらく指標結果はあまりよくないのだろう。

なんどもここで書いているが、
いつも米時間の指標結果が起こる前から、特別な根拠もないままに
レートが一方向に動くことがある
で、だいたい、それはその後の指標結果を暗示しており
まあ、これは神の見えざる手、のようなロマンを語るのは自由だが
要は、インサイダーをつかんでいるクズどもが相場を事前に走らせているだけだろう
というのが、私の勝手な想像(妄想?)である。

まあ、今夜の指標結果はともかくとして、
本日の相場は、雇用統計の結果を目指した相場になると思う。

ポイントは指標を通過した後の動きである。

これがどちらかの方向かみることで、
雇用統計の結果はあらかた想像することができる。

今夜のドル売り雰囲気がこのまま継続するならば
明日の雇用統計結果は、予想を下振れ、である。

どんどん、予測がオカルトめいたものになってきてしまっているが
こんなオカルト(?)通りに相場が動きがちなのだから、仕方ない。

雇用統計の結果をすでに知っている(であろう?)連中が
今夜、どのように相場をリードしていくのか、

妄想全開と言われるのは承知で、観察しておきたい。

ポジション
USD/JPY S 114.053
EUR/USD L 1.08772