予想は的中ながら、乱高下に翻弄されるがFOMCで逆転

昨日は個人的には荒れに荒れた展開となった。

前回は予想は外れたが、勝利できたが
今回は予想は当たりながらも、トレードが翻弄された。

昨日まで予想していたのは、今週は戻り基調でユーロドルは上がる
ということであるが、それならば、ユーロドルロング、
というオペレーションとなるが、最初こそうまくいっていたが
途中からチャートに惑わされ、逆の動きを取ってしまった。

昨夜は、ニューヨーク時間のちょっと前よりトレードを再開。
ユーロドルは欧州時間からの利食いか、レートが落ちてきたので
戻り調整が継続とみて、1.062〜061あたりから
ユーロドルの買いを入れた。
しかしながら、21時台での下落は続き、結果、1.0590あたりまで下落
レート差は30pips程度だが、
わりとハイボリュームでのポジションだったため、
小刻みなロスカットでも累積すると大きな損失となった。

しかしながら、1.059より下はやはり固かったようで、ここでようやく上昇
1.059界隈で積んでいたポジションが、ようやく含み益に
そこからなんとか上げに展開し、まずは1.062あたりまで上昇。
ここで多くを利食いした後、レートが急速に落ちてきて連続の陰線が出てきた
その後、切り返しもう一度戻りをためしたものの
1.062に届かず、また下落をしてきたので
5分足レベルながらダブルトップの波形となってきたと判断し
何を血迷ったか、ここで大枠でも天井と判断しショートでドテンをかけてしまった。
時間足レベルでは、まだまだ一端の調整で、戻りが否定されている要素はまったくない。
その意味で、まだまだ上げをイメージできてもよいのに
ニューヨーク序盤の損失をすべて取り戻したことから調子に乗ってしまい
短い時間足だけから、スケベ心で天井狙い♪ などしてしまったのである。
言い訳とはなるが深夜前でちょっと判断能力が鈍っていたところがある。

その連続の陰線での下落は、1.06前半でもみ合った後反転上昇
積み上げたショートは切られる。
しかし、すでに売り目線になっていたため再度のロングへの切り替えができず
ロスカットを食らいながらショート積み直し、を連続しながらも
結局は、その後も高値を更新し続けて、1.067手前あたりまで上昇してしまった。
自身の負けの鉄板パターンである「押し目売り」状態である。

ここでの損失が、さきほどのロングで積み上げた利益をすべて吹き飛ばし
さらには、当初の負け額さえ上回る惨劇っぷりで、
結局、元の木阿弥、どころか大きく下押し。
本当に自分で自分が嫌になるほどの、ど下手くそのトレードとなってしまった…。

とういことで、本日は完全に負けトレード、ということであったが、
深夜も迫っていたため、本当はもう就寝しようとも思ったのに
逆転を賭け、無理をしてFOMCでの勝負をすることとした。
睡眠不足できついながら、頭を切り換え冷静にチャートを追うことに専念する。

深夜3:00手前、2:45分あたりから1.066あたりのレートが
FOMCを前にしてのポジション調整かやや強めの下落を開始
そこでまずは短期トレード前提でミドルなポジションでショートを組む。
1.063あたりまで調整は進んだところで、短期ショートはほぼすべてを利食い
20pipsぐらいとはなるが、ポジションがそこそこのボリュームだったので
ちょっとだけ盛り返す。

FOMC寸前になってきてちょっとレートが騒がしくなり相場が荒れそうだったので、
現有のドル買いポジションを保有する、ということも考えたが
ユーロドルの残りのショートポジションもすべて決済。
ずっと保有していたドル円での121.6あたりのショートも決済し
完全スクエア状態で、相場の展開を待った。

そして、深夜3:00になり
レートがドル売り方向で一気に跳ねるのを確認。

ドル円のショートと、ユーロドルのロングを一気に積んだ。
最初こそいったんは下押すも
結果として、ユーロドルは1.08あたりまで、
ドル円は120.5 までドル売りが進み。一気に本日収支はプラスに。
これ以上追うのも、ポジションのボリュームからハイリスクと考え
1時間もせずにほとんどすべてのポジションを決済した。
終わってみると1時間もせず大きく利益を上げられ、
結果、本日の総合収支はプラスで終えられた。

結果としてFOMCまでのトレードはなんだったのか、
という感じではあるが、それまでに負けていなければ
FOMCの発表も立ち会うことはしなかったので、結果オーライである。
結果としては、1日のバジェットとしては、
最もマックスで終えられたので、よしとしたい。

やはり、何度も何度も思うが逆張りは相当に危険である。
ユーロドルが上昇の転換を果たしたとは判断したが
下落の転換をなずまえに、ロングを閉じてショートを組んだのが間違いだった。
今後は、本当に慎重にトレードしなければ
ハイレバレッジにつき、いつでも、証拠金が吹き飛ばされかねない。
恥ずかしい話だが、一夜にして数十万、数百万の証拠金を吹き飛ばしてしまったのは
一度だけの話ではない。
その多くが、トレンドを追っているところで反転しやられた、という流れではなく
逆張りし、押し下げられたり、踏み上げられたりした末路である。

Trend is Friend.

とはよくいったものである。

最後とはなるが、以前の予想について、
私は、FOMCについては、以下のように予想していた。


>この閉塞感も本日のFOMC次第では122をさらに攻めか、121を割り込むかといった
>レンジを越える動きも明確ともなろうが、
>大がかりな反落となる可能性もいまは否めない。
>個人的には、利上げ観測が遠のく結果となり、ドル円は下落

利上げが遠のいたからなのか否かは、まだニュースの詳細を知らないので不明だが
ドル売りで展開し、ユーロドルは上がり、ドル円は下がったので
まあ、予想は的中と言っていいだろう。

今回については、ドル売りに走りそうなのは週初から感じでいた
先週末の動きから一転、ユーロドルがとにかく下が固く、1.06を攻めすぎるのだ
インサイダーとは言わないが、こういう事前の動きは
大抵、後のイベントの前の事前察知のような形となりやすい。

どこかの大口が事前に情報をキャッチしていたのか
相場の見えざる手が、未来を不可思議に予測しているのか

一個人の私レベルではその真相はうかがい知れないが
いずれにしても、とりあえずは、
ユーロ売りドル買いわっしょい祭りはひとときの休息である。

ユーロドルは結局、中期的にはパリティー方向へ下落を再開する可能性は強いが
1.05アンダーでショートを積み、それをいまだ保有している人からすれば
いまはしばらくは踏み上げで辛い状況ではあろう。

ロスカットは大事である。

そんなこんなで、いま保有ポジションは、
FOMCで跳ねた初動で取ったユーロドルの小さなロングポジションが残るのみである。

いま現在ユーロドルを見ると、昨夜未明に1.1まで戻した反動で
いまは、1.077あたりまで調整が進んでいる。
昨夜のFOMCで、1.065あたりから、1.1までおよそ400pipsも跳ね
そこからは、半日で300pipsも下落している。
結構ボラタイルな1日である。

昨夜のドル売りが一時的なものでまたもドル買いが再開されるか
それとも結局はドル買い方向に相場が戻るか、
本日は闇雲にトレードすることをせず様子見にしておこうと思う。

最後に、いま遊んでいるリアルトレードランキングだが
ユーロドルはやはり徐々にランキングを落としてきた。
やはり専業のトレーダーの方々が強いのであろうと思う。

        • -

■本日の戦略
ちょっと様子見

△現在の保有ポジション
EUR/USD 1.06813 L

2015年3月反撃の芳彦!リアルトレードバトルキャンペーン!
http://hirose-fx.co.jp/real-trade-battle/
総合ランキング   18位(13:15現在)
ユーロドルランキング  9位
ユーロ円ランキング  88位
ドル円ランキング 54位