ユーロ、豪ドルは全決済。一旦、ほぼスクエアに

短期的な、ユーロドルのターゲット1.35アラウンドと、豪ドル円、豪ドルドルのとりあえずのターゲットに到達したので、いったん、ユーロ、豪ドルは全決済をして、これら関連は、ほぼスクエアに。

ユーロドルは1.42あたりから追いかけて、豪ドル円、豪ドルドルについては、82円、1.07ドルあたりから追い続けていたので、当面の目標には到達した。

まだ大きなターゲットとしては、豪ドル75円割れ、豪ドルドルパリティ割れ、という方向性はまだチャートからも否定されていないので、引き続き、注意は払っている。

ユーロはもはや底なしチックなワールドに到達しつつあるので、あまり追求してない。まあ、どこまでも追えそうではあるので、次のチャンスを待ち、下値の目処は考えず、戻りが来るたびに、馬鹿みたいにショートし続ければいいだろう、というところ。いまのダウントレンドが破るほどの上昇が来るまでは、同じ繰り返しでいいだろう。

要は一時のユーロスイス売りみたいな、単細胞な追跡で充分だということだ。

もちろん、ユーロについては、何かの材料で狂ったように跳ねるようなら、ショートを転換し買いについていくのも充分可能性としてはあり。基本、ドルが最悪という前提は変わらないので。

ただ、以前として歴史的に見てみれば現在のレートは、まだまだドル安(ユーロ高)なので、いまの値幅が真のドルの評価なのか、実はもう少しはましなのか、まだもっと減価するだけのゴミ通貨なのかは、いまあらためて再考してもいいだろう。

今回のポジションについては、途中、利益を確定し続けていたので、すでにポジションはずいぶん軽くなってきたが、最後のポジションも一端はすべてスクエアにすることとした。

一番上のところはすでに利食いしていたので、もう一段したのあたり(それぞれ、1.41ドル、81.5円、1.06ドル)のポジションは保有していたので、それをホールドで、さらに下を狙うことも考えたが、どのみち、現在は新規ポジションを取るつもりはなく、また戻りで売りを掛けていくことになるので、戻りが戻りでなくなった場合、これら既ポジションの利益差損となるだけなので、やはり、一度スクエアにするのが、もっともプロフィットが大きいと判断した。

現時点では、まだ中期的には下が目指せるが、ちょっと一気に落ちすぎて、ボリンジャーも-2σあたりぱつぱつとなってきた。
一端は下値の目処に到達してきた感があり、ここからの逆バリ勢やショートカバーの可能性も増してきてる。

そういう意味で、長期スイングが趣旨ではないので、このあたりで一度クローズして、証拠金を増大させ、次の仕掛けを待つ準備をしておく。

短期トレードの場合は、こうした伸びきったところごとでこまめに利益を確定させていかないと、最大収益の獲得や、証拠金の拡大はおぼつかない。

豪ドルは、けっこうアンフェイバーで苦しめられたが、とりあえず、払い続けたスワップとともに、ようやく利益確定で軽くできた。いまのところは、これ以上は欲は出さない。

敏感通貨らしく、まだまだがんがん下がっているので、ちょっともったいない気もするが、ヨーロッパ時間に短期的なターゲットの目処に到達してしまったのだから、仕方ない。NY時間ならそのままホールドもしたが、この時間帯は荒れるので、ちょっと持ち続けるには躊躇する。あとは、クロス円高ドル円にも派生したところも、ちょっと手放したくなった理由。ドル買い円買いで、もっとドル円を挟み撃ちにしてくれていれば、日本当局も動かない可能性がますので、安心してホールドできたが、ドル円が押されてきたところが実は最大の理由。

ともかく、豪ドルは、また戻りがきたら、スワップ分だけ自分のポジション判断のエスケープの幅にぶれが出やすい。とにもかくにも、先週の戻りはしつこかったので、一端はすっきりとさせておきたいところ。

いいかげん、この円高ムードは幻通貨ドル円にも派生しつつあるので、介入の警戒もちょっと気にはなってきた。
幻通貨ドル円は、日本当局の宝であり、円高判断のベンチマーク(ばかばかしい……)につき、ここが下落していくと、俄然警戒感が増す。

昨日の
1 株安
2 ドル円!の円高

この2大シグナルが点灯してくると、介入発動は警戒水域に入ってくる、ように思う。

まあ、日本タイミングはいつも突発的かつ、効果も、?マークが多いため、こんなイレギュラーな相場展開は、スクエア状態時に予想しても仕方ないので、発生したときに考える。

とにかく、次の機会を待ちたいと思う。
スイングのイメージはあるので、戻りが弱ければ再び攻めるつもりではある。単なる戻りであれば、今度は、スワップを払わされ続ける期間もそう取らずに、トレンドに復帰できるだろう。

いずれにしても、しばらく、様子見。

このまま加速が強いようなら、利食いが早すぎた、ということにもなるが、天底ははなから狙ってないのでかまわない。

ここからの突っ込み売りは、どのみちリスクの方が大きいので、プロフィットファクターからすると賢明ではない。

いずれにしても、戻りを待ちたい。

戻りから上げ止まるようならふたたびショート。

戻りが結構強く、ダウントレンドを破りそうなら、ロングも考慮には入れる。

いずれにしても、超短期的にはオーバーシュート気味なイメージ。

現在の材料が、本格的な加速へのシグナルなのか、過敏に反応しすぎているだけなのかは、その後の相場展開を追うことで判断していきたい。

冒頭の、ほぼスクエアという意味は、ポンドドルだけ最後に保有している。といっても、アンカーがわりにあてている1lotだけだが。
これは実はロングで、いまのドル高相場で押されている。で、いまの地合いからちょっと自信のないポジションではある……。
まあ、今後の主役としての期待をまだ捨ててないのだが、株安とユーロ安に押されて、下押しがまだ続く。

金曜日にヘッジでショートの1lotを掛けているので、いま含み損は固定され、ヘッジに利益が乗ってしまっているが、このヘッジを外せる頃合いが、逆転の契機となる。

ポンドドルについては、このダウントレンドが収束するまでは、ヘッジのショートはトレール的に下についていくことになるだろう。

ポンド逆転となるには、そのためには、ユーロ続落でもかまわないが、独歩安などになり、ドル安の地合いが生じてくれないとならない。すでに対ユーロ、対スイスでは、強さを見せ始めているので、あと鍵となるのは、ドルとなる。

とにもかくにも、どの通貨もドルにまず勝たないことには上昇はおぼつかない。

ただし、幻通通貨円だけは、ドルに負けないとならない、というのが、これまたわけのわからないところ……。

そうなると、豪ドルがらみの下げも収まりそうなので、そういう意味でも実は豪ドルをとりあえず手放したということである。

ユーロはもはやギリシャがユーロを離脱などしないかぎりは眼中にないが、豪ドルの下落をさらに追い求められる限りは、ドル高基調は継続となり、ポンドドルのヘッジ外しは当面先の話になる。

その意味で、実はポンドドルの今後の流れも、全体相場のシグナルとしてずっと追っているところではある。

最後にくりっく365の日本人投資家のユーロドルポジション状況をチェック。

通貨ペア 売り建玉 買い建玉 ネットポジション 前日比
ユーロドル 12859 10364 -2495 -146

ちなみに、前回は、
ユーロドル 13891 7832 -6059 -1667

また、ロングが増えてショートが減ってる……。

この流れが続く限りは、欧米勢のユーロ売りは止まらない思う。

私もユーロロングには入る気がまったく起きません……。