ドル買い、終わりそうもないか…
今朝見ると、ドル円は戻りのメド109.20あたまで届いていた。
そろそろドル売りの好機か、
と思ったところ、なんと東京が売っている。
見れば、米株先物が下落気味で、また追随の日経が下落、
この自己判断ゼロの我が国の株式市場に歩調を合わせ、
ドル円は109.20を高値に東京勢は売りとなり
目下、108.80代にまで沈んでいる。
これは個人的にはあまりよろしくない。
NYからの高値引けで、東京がはしゃぎにはしゃぎ
109.20の戻り高値を超えてど高めを追っていく
みんながようやくドル買い目線。
このシナリオが自分の中でのドル売りの好機だったのだが、
109.20の戻り高値をバックに東京が売りとなれば、
ドル円がこのまま下落転換の可能性は遠のいたように思う。
チャートパターンからしたら教科書的な戻り売りのタイミングではあるが、
東京勢がそれをうまくとらえて
下落転換の起点となって大儲け。
…のような形になるとは思えない。
東京勢がトップディーリングをかまし、
ドル円が下値を追っていったとしたら、
誰がババをつかむのか。
ロンドンか、NYか…どちらもありえない。
この巨大グリードの両巨頭が、
東京がリードする売りに付き合い、最も東京が利する、
というような流れにするとは思えない。
ということで、本日も引き続きドル買いで見ざるを得ないか…。
ただし、東京市場もまだ中盤。
やはりNY様ですよね!
みたいに、ドル円が切り返し、
109.20はやっぱり抜きます! の東京勢のど高め追いが、
東京市場の間に起こったら、
一気にドル売りの好機となる。
ただし、それがないままずるずると東京勢が
108円代をのぞいたままのようなら、
本日もドル買い方向でトレードチャンスを待とうと思う。
本日のイメージは、ドル円とユーロ円(ポンド円)買い
ユーロドルに全般弱さを示していたが
まずは対豪ドルで盛り返してきている。
となれば、地合いの弱めなユーロより豪ドルが弱いということから、
地合いはまだまだドル買いだということも合わせて、
豪ドルドルのショートが狙い目となるが、
欧州時間にトレードするとしたら
欧州とは関係のない豪ドルもドルをユーロサイドで掛け合わせると
ユーロ豪ドルの上昇が見込めそうに思うが、
ユーロはユーロポンドとの関係でポンドよりは弱いことから
ポンド豪ドルが最も上昇期待が高い。
ただポンドは取引したくないので
ポンド上昇ならば、ドル買い地合いにあっても
ポンドドルはむしろ落ちず
ユーロドルも下落は限定的。
となれば、ポンド円の対円売りの買いを行うために
ドル円を買い、ポンド円を上昇させるようなイメージである。
しかし、何度も述べるよう、ポンドはやりたくないので
代替えで、ユーロ円の上昇の方をイメージしたい。
大筋としては、ユーロドルを売りたいところだが、
現在のドル主体からのドル買い地合いで、ドル買いのユーロ売り
というイメージは、欧州時間であることと
ユーロは豪ドルには勝っていることから
欧州時間については、ユーロドルについては、トレードは控えたい。
やるとするならば、ユーロ豪ドルの買い。
豪ドルドルについては、やるとすればNY時間にしたい。
本日の基本戦略をまとめると
欧州時間
ドル円、ユーロ円、ユーロ豪ドル 買い
NY時間
ドル円 買い
ユーロドル 豪ドルドル 売り
以上のようなイメージである。
ということで、現状としては
欧州ロンドン時間の決戦を刻を待ちたい。
ドル円、ユーロ円損切…買い直し
USD/JPY L 108.898 → 108.82 損切り
EUR/JPY L 124.036 → 123.80 損切り
15時台、ロンアニどもが参入する前の欧州市場は
比較的、東京勢にやさしい値動きをする。
本日もそう。
ドル円を戻り売りしていたであろう、東京の売り豚が
一時、109円アッパーまで踏まれていたところから
このあたりには強めのレジスタンスもあることから
戻り売りのような形で、108.80アッパーまで下押しを演じてくれた。
ドル売りの戻り売りで不格好になりかけていた流れを一度ほどき
109円前後から売っていたものについては
いい逃げ場を作ってあげたのが、15時台、欧州序盤である。
ドル円の売り筋にとっては、この時間のターンが
格好の逃げ場を作ってあげたような形である。
その間、こちらは、ユーロ円、ドル円、ユーロ豪ドルの買い下がりをし、ポジションボリュームが増したが
結局、その後のロンドン市場でドル円、ユーロ円ともに
損切りされてしまった。
そしてロンアニどもが登場したこのあたりからは
一瞬高値をつけたあとの、強烈なユーロ売りである。
高値更新からの振り返っての売り。
たしかに、昨日安値を下回っているユーロドルは
下値リスクが増しており、
ユーロドルは、たった数分のうちに、日通し安値を更新し
いつもながらのパワープレイを見せつけられたところである。
安値更新されればさすがに損切りしていたと思うので
ユーロドルはひとまずポジションをもたなくてよかった。
ただ、ユーロドルを持たなくてよかった、などという場合ではなく
この安値更新には押し始めていたドル円の値位置から合成されて、
ユーロ円もともに日通し安値を更新。
で、ユーロ円がまず損切されてしまった…。
その流れにドル円も引きずられる形となり、
欧州序盤の安値も更新し、
ドル円も日通し安値更新でドル円も損切り…。
なぜ、ドル買い地合いに見える流れで
ユーロドルはドル買いでしっかり下落したのに
ドル円、ユーロ円も連れ安でげらくしたのかとみると、
まあた、米株先物がけっこうな下落である。
株先物は、現物株とは異なり
たんなる投機の仕掛けで動かせる面が大きいと思うが
この材料難なかんじのなかで、
いま米株を押し下げる意味がまだ自分にはわからない。
本日のロンアニは東京勢を刈るどころか
東京勢を潤わせようとしている。
ドル円のここから下のラインは、NY勢のロングの位置となり
それを刈りにいこうというのだろうか。
東京&ロンドンタッグによる、NY刈りである。
そういう動きならば、自分ではまったくの想定外で
いったん相場から離れて様子見となるが、
このままドル円がずぶずぶ落ちていくイメージがまったくわかない。
もちろん、ユーロドルがビュンビュン上がる感じもない。
やはり合成通貨という、架空の合成レートで形成されるユーロ円は難しいのだが、
主体性の欠けているユーロという流れで
合成通貨たるユーロ円はもっと主体性はない。
で、そのユーロはドルと円、どちらに対して弱くなるか
と考えると
ドル円の上昇からもたらされる円売り
つまり円に対しては弱含むように思う。
ユーロドルの上昇が見込みがたい、として、
ではユーロドルは下落か、と言われると
そういう感じもしない。
というか、現時点(欧州時間)においては
その可能性は低いように思う。
その大きな要因は、ユーロ豪ドルの堅調さである。
では、買いか、と言われれば、
いまの元気にユーロドルがアップトレンドを形成するとは思えず、とても買いには回れない。
現在は欧州時間で、取引の主体は欧州通貨であろうが、
現状、欧州通貨が主体的に売り買いされる状況とは思えず
やはり主流派ドル買いであろうと、まだ思っている。
ここからはユーロドルが下落するとすれば
やはりNY参入後からの強いドル買いからのはずで
そこまではまだ、ユーロ円についても買いイメージを保持しておきたい。
欧州時間の現状としては、ドル円の上昇を助ける意味で、ユーロ円が上昇、
というシナリオはやはり堅持しておきたい。
ということで、ドル円、ユーロ円の買い直し。
ロンアニはやはりクソ
本日は、ユーロドルの戻りがそこそこ強い。
現下、完全にダウントレンドにあるユーロドルを
ロンアニが必死に買い上げている意味が最初わからなかったが
チャートを見ているとわかった。
本日の東京勢がユーロドルを売っていたからである。
昨夜のNY勢はユーロドルの売りをそれほど積極的に行わず
どちらかといえばもみ合っていた。
ただし、ユーロドルは短期的には見るからにダウントレンドであり、
東京勢はそれについていった。
つまり直近の下げのターンは東京勢が行っていた。
かっこうのカモである。
まあ、東京時間に円でない、ユーロとドルの組み合わせ
ユーロドルを売っていくのは、かなり強引ではあるが
それはそれ、やはりダウントレンドを描いたNY様を尊重しての売りである。
東京勢がNYの妄信のみで売ってきた
うんこポジのよなユーロドル売りなれど
そこはそれド安めを作るまでも売ることはなく
というか、下値目標はまだまだ下なので、そこまで売り続けられようもなく
地味に売っていただけだと思うが
この東京勢の地味目なユーロドルの売り玉でも
ロンアニどもは刈りに走ったのだと思う。
各トレーダーに得意な時間帯や市場などがあると思う。
自分はそんな熟練のプロトレーダーではないので、
偉そうなことは言えないが、
あえていえば、NY市場が最も肌に合う。
自分は、東京市場は論外として
ロンドン市場は、大嫌いな相場である。
たしかに、トレンドメイカーで
うまく乗れれば利を伸ばせる市場ではあるので、
全く無視はできないが、
この市場は、想定と異なる動きが多すぎる。
しばしば、この市場では
これまでのトレンドに逆行するような調整が起こりやすい。
しかもその調整というのが、
たいていは、東京勢が積んでいったポジションを刈りに行くだけの逆張りである。
たしかに東京勢は金持ちなので
ポジションボリュームもあり、逆指値を打てば
値を走らせる、ロンアニにとってこれ以上にない太客ではあろうが
大きな流れを無視してでも
いつもいつも
東京勢と逆に方向に全力の大玉をぶつけようとするロンアニは
つくづくクズであると思う。
こいつらにとってはファンダメンタルズもテクニカルも
ゴミみたいなものである。
こいつらが行っているのは
東京勢の逆指値を狙うだけである。
こんな盗人みたいなクズどもが
為替市場にいていいのか、と思うが
別に犯罪でも犯しているわけではないから
こんなトレンド無視の強盗みたいなクズ連中でも生息できてしまうのが、為替相場の現実である。
しかし、尊敬するわ。
地合いも関係なく東京勢を刈るためだけの目的で
下落リスクをものともせずに、全力で買い玉をぶつける。
こちらのユーロドルの売りは、1.14を抜けられ損切り。
これにて、本日も東京刈り。
東京時間にユーロドルを売っていたトレーダーは
本日高値を超えたことで、全員含み損。
逆指値を置いていたら、根こそぎ損切である。
当然、ユーロドルは売り直し。
USD/JPY L 108.777
EUR/USD S 1.14048
あらためて、ユーロドル売り、ユーロ豪ドル売り、ドル円買い!
所用から戻り、東京時間23時前あたりから、
あらためてドル買い。
指標前から指標通過をあえてホールドし、
ロンドンどもが錯乱し続けてきたドル安相場がようやく収まった。
途中、ユーロ豪ドルのみ、1.250アンダーから売ったところが
高値を更新され、1.2523で損切りした。
途中、108.90アンダーでドルロングを利食い
ユーロドルは、1.1390アンダーでショートを利食いしたが、
まだまだポジションはホールドしている。
現状、大衆はことごとく、ドル売りをしていると思う。
トレンドが進むとき、
その進む方向にポジションが積まれているわけではない。
逆ポジションの損切りがトレンドを加速させているのである。
現在、ドル買い方向でトレンドが発生しつつあるというのは
すなわち、それだけドルショートが多数いたことを意味しており、
それら売り豚の売りをようやくあきらめてきたがゆえに
ドル買い方向にトレンドが進み始めているのだろうと思う。
結局、切られたユーロ豪ドルのショートは
自分が売りはじめてきたところから下まで落ちている…。
なら上がるなよ…。
もう仕方ない。
もとより、ユーロ豪ドルという通貨ペアは
NY市場のドルとはどちらの関係もなかった。
取れたら儲けものくらいだったので、ユーロ豪ドルはもう今夜は忘れることにする。
ポジション
USD/JPY L 108.724
EUR/USD S 1.14038