ユーロポンド買い増し
ポンドはブレグジッドがらみの楽観で東京時間に買いあがられているが、
ロンドンが寝静まるいま、ロンドンからなんの材料ももたらされていないなかでのポンドの買い上げは、
ロンアニに格好のポンドの売り場を提供しているようにしかみえない。
ポンドが期待買いされるたびにユーロポンドが下押ししていくため、ユーロポンドを買い下がって買い増し。
こういう東京時間で順張りし、トレンドフォローを気取る連中は米系ファンドらしいというのはよく聞く話だが
米系とはいえ、所詮は東京勢、
東京時間にトレードしている段階で、国籍が米系なだけで結局はロンアニどものエサになる下手くそ養分どもである。
こいつらは、純東京勢(要するに邦人)のようなせこいレンジディールをしないかわりに、トレンドフォローを気取って見せるが、結局は、東京時間のレンジ圧力に押し込まれ、その順張りが突っ込み売りや突っ込み買いとなる、本邦東京勢以上のド下手くそ集団である。
そう、実は東京勢のうちもっともド下手くそなのは、実は日本人ではないのである。
もちろん、レンジディールの本邦東京勢も、しばしばロンアニどもの養分にはなるが
ド底で売ったりド天井で買ったりしているぶん、逆のトレンドが踏まれた場合、最も損失を被っているのが、実は、この米系東京勢であると個人的には思っている。
今回もまた、いつもながらも突っ込み買いや突っ込み売りが裏目となって、その後の下落上昇の燃料となる可能性が高いように思えてならない。
ポジション
USD/JPY S 108.354 108.337 108.336 108.335
EUR/GBP L 0.87294 0.87307 0.87322 0.87332 0.87348 0.87380 0.87395 0.87411 0.87460 0.87453
ドル円売り、ユーロポンド買い
本日は東京時間から仕込むことにした。
エントリーはドル円の売りとユーロポンドの買い。
その軸はユーロポンドの買いから
ユーロポンドは先週、一時上抜けていた下降チャネルの中に再突入したが、再びそれを上抜けつつある。
これは、ポンドの楽観相場による買いの過熱感の収束を示唆しているようにも思い、
つまりはポンド売りである。
先週のブレグジッドネタの楽観話が徐々に具体的にわかってくるにつけ、実は思ったほど、ブレグジッド問題は楽観できるものではない、と、市場が判断し始めているように思える。
ポンド売りが再開した場合、そのしわ寄せを受けるのがドル円。
ということで、ユーロポンドの戻りを見込むなら、ドル円の下落も相関すると考え、ドル円は売りとした。
ドル円単体で見ても、昨夜、本日と二度にわたって108.40アッパーが拒否されており、上値の重さを感じさせる。
現在のドル円の上昇は、ブレグジッド問題と米中貿易問題、双方の楽観がそれを後押ししているが、これら楽観が引き続き続く、とはやはり思い難い。
今朝方ふと思ったが、自分も最近はトレンドフォロー的思考ができあがってきてしまい、狂ったレートを狂ったレートと思えなくなってきている。
まだ初心者の頃は、高すぎる安すぎると素直に反応してたのに(それによって、トレンド相場で何度も殺されはしたが…)、最近はテクニカル的に見て、どんな高値も高値と見ず、どんな安値も安値と見ない、というような思考が当たり前になってきた。
この感覚がすぎると、かつての日本のバブルすら高いと思わず、最近ではビットコインのバブルすら高値と思わないという、非常識な判断が当たり前となってしまう。
まあ、そういう思考の多くがトレンドが当たり前に発生する金融相場において奏功しやすいのだけど、そんな感覚は、ともすると、常識的な人としての感覚を失わせてしまうところもある。
それを思ったのも、今朝方、とあるアナリストの相場分析動画を見たからで、
彼は当たり前のようにドル円の続伸を見立てていた。
テクニカル分析的には、ドル円の続伸見立ては正しいとは自分も思う。
しかし、そのドル円の戻り見立てをファンダメンタルズ的な理由から語り始めてるのを見て、おや? …と違和感を覚えた。
もちろん、ブレグジッド問題や米中貿易問題の楽観が相場を押し上げている、というファンダメンタルズ要因はわからなくはない。
しかし、ドル円の最近の上昇はテクニカル的に裏付けられているわけで、ファンダメンタルズ的な内容とはある意味で無関係である。
ファンダメンタルズ的な要因から語っていくならば、何年ぶりとの悪化ともなるISM製造業指数や、ドル円の今後の利下げ期待などもあり、絶対的にドルを買う材料も売る材料もない、というのが現実である。
もちろん、各種ファンダメンタルズ的内容で相場は左右に振られるが、それは過去の結果であり、未来へも継続するシグナルとは限らない。
以前、先の未来を想像できず現在の高値を最高値と考える逆張り派の値頃感を批判したが、逆にテクニカル的な見立てから、いつしかそれをもたらしたファンダメンタルズのほうに、いつのまにか主体の視点を変えてしまい、そのことに気づかず、先の未来を現在の延長と考えすぎる順張り派、というのも、時に相場の誤りに最後まで気づかない間抜けなトレーダーとなることもある、という意味で、逆張り派とは違った危険を孕んでいる。
値頃感の逆張り素人トレーダーは、感覚トレードがゆえに、そのトレードはギャンブルに等しいが、この手の順張りトレーダーは、下手にその相場感が理論的がゆえに、自分のトレードはギャンブルではない、と思っている節がある。
しかし、相場というのは究極、常にギャンブルであり、どちらにいくのかは誰にもわからない。それがわかれば誰もが同じポジションを取ることになり、市場は成立しない。
トレードをギャンブルとしないための唯一の方法は資金管理で、精緻なテクニカル分析やファンダメンタルズ分析などではない、と自分は考えている。
その意味で、現在のドル円の続伸を見立てることがあたかも当然のような話で、そこにギャンブル性がいっさいないかのような顔をすることは、値頃感の逆張りギャンブルトレーダーとは別の意味でやばい、と感じる。
レートは常にいまが適正価格で、高すぎることも安すぎることもない、というのが効率的市場仮説説、的な考え方だが、そういう考え方があるがゆえに、バブルをどこまでも追い、下落をどこまでも追う、というモメンタムトレードが相場の王道として語られやすい。
もちろん、それが相場のトレンドに乗る、優位性ある考え方だが、本日は個人的にはふと常識的な感覚を呼び起こしてみたくなった。
自分が考える常識的な感覚とは、やはりドル円は高すぎる、ということである。
まあ、実際、自分の高すぎる、という感覚は直近の104円代から比べてという意味ではなく、自分が考えるドル円の価値(60円以下くらい)に比べてという意味にはなるがゆえに、そんな価格感覚いまの地合いには無意味に等しいとは置いておいても、108.40アッパーで上値を重くしているという昨日今日の現実を見た上で、さらには、ドル円の最近の続伸をファンダメンタルズ的理由で語るのみならず、それが将来にも敷衍する、のような分析をはじめる人らの声を聞けば聞くほどに、
本日はドル円の売りで試してみたいなった。
相場の未来をファンダメンタルズ的な意味から問うというなら、ドル円に上昇するイメージは自分には一切抱けない。
明日明後日の近視眼的な見立てでみれば、米中問題の楽観から上昇の未来を見える、ように思えるかもしれないが、ファンダメンタルズ的な視点においては、1時間先の未来すら上昇鉄板とは思えない。
数時間先の未来が読めるとすれば、予想外のファンダメンタルズ的材料が発生し、それを織り込み切れていない市場がそれを織り込みに入る初速のみで、この場合のみ、数時間からことによると数日にわたり相場がファンダメンタルズ的な意味で突き進むことに優位性はあるようにも思うが、それもやがて持ち合いになり、相場が織り込みずみとなるまでの話である。
相場は常にそのファンダ発生からの初速を取り逃したら、そこから先の楽観も悲観もすべて相場に織り込まれた状況となり、そこから上に行くにも下に行くにも運となる。
ここ数日の報道ゲームが絶対的な優位性を持つポンド相場における暴騰も、ブレグジッド問題の楽観報道を織り込みに走ったものであろうとは思うが、すでに現状はその楽観が織り込まれた状況で、ここから先に上に行くか下に行くかは、次の報道ゲームを待つ状況であろうと思う。
それに対してドル円はポンドほど単純な報道ゲームだけで動くわけではなく、さらにここのところの米中貿易問題の楽観はすでに相場に織り込まれている状況であるように思う。
そういう意味で、ドル円がここから上がろうが下がろうが運のようなところもあるが、テクニカル的に見た時、いまのドル円には上昇よりも下落に優位性があるようにみている。
テクニカルでドル円の上昇を見ていたはずが、いつのまにかファンダメンタルズ的要因で語り出す、というのは相場でよくある話で、こういう現象は、時にテクニカルがファンダメンタルズに先んじて動き、ファンダメンタルズは後からテクニカルについてくる、というような語られ方をする。
しかし、自分はそんな説はとても同意できない。テクニカルはテクニカルでファンダメンタルズはファンダメンタルズと思っているからだ。
相場が一方向に加速するとそれを裏付けるファンダ要因がしばしば語られるが、そんな過熱感やファンダメンタルズ的な鉄板の裏付けがあっても相場はふいに反転することは多い。
結局、いかなる激しい動きをしているように見えても長期足に視点を広げれば広げるだけ、その動きはテクニカル的な節目に応じた上げ下げを繰り返しているものである。
テクニカル的な視点のみで見れば、相場が大きくシフトするときはそんなテクニカル的な節目を超えたときで、それもまたテクニカル要因として次なる節目を見つけるまで相場が動いていくだけである。
それは現在、大きく動いているようなポンドにおいても例外ではなく、
今年散々下落したポンドにおいても、月足で見れば、英国の離脱が決定した国民投票の日あたりの下値には未だ届いておらず、むしろ、テクニカル的な下値でいま反発を見せている。
自分はテクニカルの絶対的な信奉者ではないが、ファンダメンタルズ的な意味から未来を予見できるとも思っていない。
今年のブレグジッド問題でポンドが下落したのは、テクニカル的に下値余地が存分にあるなかで、ポンド不安が再燃したからであって、もしもテクニカル的な下値余地が限られていたとしたら、今年のポンドの下落はこうも激しくならなかったように思う。
もしもいまよりもはるかに絶望的なファンダメンタルズ的内容であったとしてすら、である。
そういう意味から、再びドル円を眺めると、米中貿易貿易問題の進展がこれからより楽観的に進んだとしても、テクニカル的にはドル円の上値余地は現状限られている。
ドル円は10月11日に9月半ばの直近高値を抜けて一時、108.60アッパーまで伸びたが、これはポンドの暴騰に連れ高になった面が大きく、結局は当日のうちにその高値は拒否され、108.50アンダーのレジスタンスの下に割り込んでいる。
ポンド買いの後押しを受けてすら、ここまでの上昇が限界だったドル円は、ドル円独自に見た時に、テクニカル的にはすでに買いのピークはすぎている、と自分は見る。
この見立てが外れるとすれば、米中問題のさらなる楽観的な進展、ではなく、ブレグジッド問題におけるさらなる楽観によるポンドのさらなる暴騰、のときではないかと思っている。
自分としてはブレグジッド問題にさらなる楽観が起こるとは思えない。
ブレグジッド問題がアイルランド首相の発言に端を発する、アイルランド問題の解決期待によって、先週大きく上昇したが、その内容は英首相の今後の具体的な提案次第、というような話となり、ポンドは昨日下落した。
今後、ジョンソン首相が期待以上の提案を出したしても、それは先週楽観で先取りした水準にニアイコールというだけで、先週のポンド買いの頂点を超える意味は持たない。
それに対して、その提案が期待外れだった場合、先週の楽観での買い上げのある程度から上は期待しすぎのオーバーシュート領域となり、その領域ぶんだけ下押しする可能性が高まる。
その意味で、現状のポンドは上値は先週の高値までがせいぜいで、下値については、その期待外れの度合いに応じて、ほぼ全戻しの幅分だけ下値余地がある。
前置きが長くなったが、以上から、ユーロポンドについては、下値余地より上値余地の方があると考え買い。
その相関で見たドル円もまた、上値余地より下値余地の方があると考え、売りとした。
本頁はかなり長文となってしまい、いいたいことが散漫になってしまったところがあるが、要するに本日はドル円売り、ユーロポンド買いを軸に相場を組み立てていこうと考えている、ということである。
ポジション
USD/JPY S 108.354 108.337 108.336 108.335
EUR/GBP L 0.87380 0.87395 0.87411 0.87460 0.87453
第一ターゲットにとどかず、すべてを手動で利食い。スクエア
本日のターゲットは、1.6285と1.6258においているが、0時に迫り、ようやく第一ターゲットに迫ったかと思ったら、そこから買ってくる豚がまたいるようで、第一ターゲットになかなか届かず。
0時を過ぎて、1.6290割れをアタックするも、さらに割れず、もう嫌になりすべてを決済した。
EUR/AUD S 1.63491 1.63311 → 1.6292 利食い
本来は1.6260アンダーまで狙いたかったが、さすがに本日はこれ以上夜まで取引できないため、すべてを決済しスクエアにした。
現状、ユーロ豪ドルは下値張り付き状態で、まだ下を追いそうに思うが、もうチャートを見られなくなるため、このままやめることにする。
本来は指値を置いて利益を狙うということも考えたが、
本日の収支はぎりぎり過ぎて、ここからのプロフィットを狙うために、損切りを引き下げたところで、その損切にヒットすると、利益にはなるものの、本日の収益はマイナスに転落してしまう。
一時は証拠金の10%以上が含み損になっていたわけで、それを考えれば微損でも上出来な結果ではあるが、
せっかくここまで戻せたので、本日は収支をプラスにすることを重視した。
と、ここまで書いていいたところで、ユーロ豪ドルはターゲットの1.6285あたりにほぼ到達。
このままいけば、本日の戻りをほぼ全戻しする、自身の最終ターゲット1.6260割れまで届くかもしれないが、もういい。
本日は、ロンアニに翻弄され、一時は相当の負けを食らいそうになっていたので、それを回避できただけ、よしとする。
本日は祝日で意外と所用が重なり、夜にはちと外出さえしていた。
その間もショートホールドは気が気でなく、おんなバタバタする日にトレードすること自体が間違いだったように思う。
21時くらいまでは時間があったので、ロンドン時間にある程度の利益を確保したいと思いはじめたのが、実は本日のトレードだったが、自己都合で相場は動いてはくれず、ようやく思惑通りに動き始めた時には、もうチャートが見られなくなる。
本日のトレードは戻り高値を1.6326と定めていたのはよかったが、待ちきれず、その手前からエントリーしまくり、その分損切りで損失を重ねた。
さらに1.6326を明確に抜かれてからは、損切りを置くこともやめ、結果的に1.6350越えで反落はしたものの、それ以上上を追われていれば、ポジション量が耐えきれず、おそらく強制ロスカットになっていた。
売り上がりも1.6320から行っていたので、最大ー30pips踏まれていたわけで、それらを1.6320のほぼ同値から1.6310割れあたりでどんどん利食いしてしまったことから、本日の成果のほとんどがリスクリワード比が、リスク1に対して1を割り込んでいる。
まともなリスクリワード比を確保したうえで利益を確保できたのは、さきほどの最後のユーロ豪ドルのショートの利食いと、序盤のユーロドルロングの利食いくらいである。
こういうトレードを繰り返していれば、いつか破綻するのは目に見えている。
ドル円については、損切りをしたことで、そこから先10pips以上の下押しは回避できたが
108.03はチャートを見ても下げの限界域にあり、果敢に買いを仕込むべきだったように思う。
ただ、今回のドル円はターゲットを108.40~50に置いていたので、108.20アッパーからのエントリーでは、108.03までも耐えられなかった。
本日はエントリーのタイミングが悪く、というか、ロンアニのオーバーシュート的な仕掛けで、ことごとく最悪の位置に置かれた結果、損切りばかりがかさみ、ほとんど利益とできなかった。
これだけめちゃくちゃなエントリーと利食いで、リスクリワード比も最悪ななか、1日の収益がプラスとなったことは完全に運である。
明日以降、もっとシビアに精進しなければならないと、あらためて思い知らされた1日となった。
ユーロ豪ドル、値の悪いポジションをほとんど利食い。しかし、腹立つのは…ドル円
1.6320を割れたところで、1.6320~10割れあたりのところで、値の悪いポジションをあらかた利食いしてしまった。
ポジション
EUR/AUD S 1.63248 1.63237 163215 1.63209 163207 1.63206 1.63202 → 1.6318~1.6309
ユーロ豪ドルの下値ターゲットは、控えめに見て1.6290割れ。順当に見れば、1.6250あたりまで狙いたいところだが
さすがに感情的にポジションを積みすぎてしまったため、冷静に値動きが追えるところまで、ポジションを減らすことにした。
上記利食いでは、利益は10pips程度で、最も取れた幅でも20pipsも足りない。
ただ、1.6350をまた超えた場合、すべてのポジションをまた損切りするつもりだったので
そのリスクを考えれば、微益でも取れただけましである。
1.6350アンダーから、1.6325あたりまでのショートはまだ保有している。
しかし、腹立つのがドル円である。
108.20アンダーをサポートにロングしたが
欧州時間の米中報道によって、108.03まで
108.19~15に置いていた損切に根こそぎかかり
その後は結局、108.30越えである。
ロンドン時間のあの報道はドル売りのリスクオン相場に持ち込むためのグリードが利用した仕掛けである可能性が高いように思うが、
結果的にはチャートのレジスタンスであった、1.6305を抜けてしまったことから、モメンタム重視のにわか買い豚がしがみつくような状況になってしまい、なかなかユーロ豪ドルが落ちにくくなっている。
ただレートが上がりにくくなっているということは、どんどん買いのポジションが溜まってきているとは思うが、
1.6305を下に振り切らない限りは、いまのにわかの買い豚どもを振り落とするのは困難な雰囲気になりつつある。
現状のユーロ豪ドルのショートポジションは、いちおうすべて含み益になっているが、にわかの買い豚の買い持ちのしつこさが気に障る。
あまりにも下値の硬さが続きすぎるようなら
本日は負けとなってしまうが、もうポジションはスクエアにするかもしれない。
いまの買い豚を丸焼きにするのはもう少しなのだが…。
ポジション
EUR/AUD S 1.63491 1.63311 1.63303 1.63282 1.63264 1.63253
欧州時間の報道ほどいかがわしいものはない…余力のないなかでさらにユーロ豪ドル売り
本日の米中問題に関する報道
フェーズ1への署名の前に、中国がさらなる要求をしたとかなんとか
またぞろ、中国をヒールに仕立て(?)、米中問題の悪化を示唆するかのような話である。
出元はどこだか知らないが、いかにもできすぎた内容である。
豪ドルは、このヘッドラインの前から、その報を事前に知っているかのように売られ続けていた。
報道内容の真偽はともかくとして
このヘッドラインが流れることを、あらかじめ知っていた連中が、豪ドル売りを仕込み続けていたのだろう。
欧州時間はこの手のパターンが非常に多い。
事実関係はともかくとして、ある報道内容をゴール地点として、事前の仕込みが行われるのだ。
この仕込みを狙う豚どもが狙っているのは、
欧州時間の報じられるヘッドラインの内容、
それだけである。
その真偽や、その先の展開など関係なく
とにかく、そのヘッドラインが流れることを見越して売りや買いを仕込み続けていくのである。
そしてたいてい、この手のヘッドラインは
欧州時間のみで消化され
NY時間に入ると、その報道が否定されるような報道が流され、一気に巻き戻しが起こる。
ポンドやユーロ、スイスフランなど
現地通貨にかかわる報道ならともかく
ドルや円、豪ドル、などなど、欧州に関係のない通貨についての報は、
だいたいが、真偽不明の観測記事で
その情報を事前につかんだものが、値幅を取るための仕込みとして悪用されることがもっぱらである。
ということで、現状、米中問題についての進捗は、現状、皆が知りえる内容からは、プラスでもマイナスでもない状況であり、先ほどのヘッドラインはプラスマイナスゼロ以上の効果をもたらすものではないように思う。
となれば、この報道に煽られて動いた方向はすべてオーバーシュートと考えられ
過度な豪ドル売りや、ユーロ豪ドル買いなどは
欧州時間以前のレートに回帰していくのではないか、と思っている。
最初のうちこそ、ロンアニも積極的に豪ドルを売り、ユーロ豪ドルを買い、としていたと思うが、
こいつらは、おそらく、先ほどの報道を事前に知っていた連中で、途中からもう買うのをやめて、このヘッドラインが流れるのを待っていたように思う。
そして、米中問題の報が流れ、豪ドルが下落加速した後は、にわかの豚どもが、この豪ドル売りや、ユーロ豪ドル買いになだれ込んできて
その後は、にわか豚どもばかりが豪ドルを売り倒し、ロンアニどもについては、それらを利食い場にしていったのではないか、と推察している。
実際に、大衆をまんまとはめて?上値を追ったユーロ豪ドルは、売りの燃料がたっぷりと溜まった状態となり、今度はこの損切によって?じりじりと下値を追いかけ始めている。
もうこれ以上売り持ちできないほどショートを抱えていたユーロ豪ドルだが、小刻みな損切をしたことで余力ができて、最後の最後、1.6350アンダーでもう1段売りポジションを入れることができた。
もちろん大きなロットを積むほどの余力はなかったが、ぎりぎりもう一段売り持ちができたことは、よかった。
しかし、ロンアニの仕掛けのみで(マスコミも結託はしているだろうが)、ユーロ豪ドルのレジスタンスが3段階も突破され、1.6250すら超えていく、というのは、恐怖というよりも、怒りを覚えるほどの投機である。
売り上がり続けた結果、ようやく含み損が含み益に変わりつつあるが、にわかの買い豚が群れを成して、さらなる損切りを打ち抜いていれば、またもポジションは全損の目に合わされていた。
無論、モメンタムと報道相場に頭をいかれた大衆の豚どもは、まだまだ買いをあきらめないほど目を血走らせているかもしれないが、
1.63などという狂った高値から買いをつかんだことを、後に死ぬほど後悔してほしいと心から願う。
ユーロ豪ドルが狂った高値を見せているのは、クレバーなグリード豚どもがその主因ではないと思っている。
このグリードがしかけたレジスタンスブレイクや高値追いに踊らされ、本来的価値を無視して豪ドル売りを行い、その対価として糞の価値もないユーロを嬉々として買っているにわか買いの大衆豚ども
こいつらこそがユーロ豪ドルの相場を歪めている主犯格である、と自分は思っている。
ポジション
EUR/AUD S 1.63491 1.63311 1.63303 1.63282 1.63264 1.63253 1.63248 1.63237 163215 1.63209 163207 1.63206 1.63202
ドル円損切り、ユーロ豪ドル損切り、ユーロドル利食いスクエア、ユーロ豪ドル売り直し
突然、ドル円が大きく下落し、
これによってドル円が損切された
USD/JPY L 08.241 108.230 108.201 → 108.15
もしかしてブレグジッドネタかなにかと思い、ユーロドルは手動で全利食い
EUR/USD L 1.10188 1.10179 → 1.1035
しかし、このタイミングでユーロ豪ドルも吹き上がり、ユーロ豪ドルはまたも全損。
EUR/AUD S 1.63117 1.63115 1.63112 1.63101 1.63099 1.63098 1.63096 → 1.61319
損切りは1.6315にしていたのに、ふきあがったことで、損切りがさらに先にされてしまった。
材料はブレグジッドネタではなく、米中ネタ。
荒っぽくいってしまうと、中国が交渉でさらにごねている、というような報道によって
ドル円が下がり、豪ドルが売られるという状況が示現し、ユーロ豪ドルの仕掛け買いをしていた買い豚にとってはかっこうの追い風となり、売り豚にとっては、損切りを強いられる最悪の結果となった。
結局、ユーロ豪ドルは自分が本命としていた戻り高値1.6326まで到達し、さらにそれすらも上回る始末。
やはり最低でも、ここまでは待っておくべきだった…。
ドル円は損切されたとはいえ、途中途中で利食いしていたので、損失は軽微で、ユーロドルにおいては、すべて利食いで終えているのでむしろプラス。
問題は、またもユーロ豪ドルで
一方的な踏み上げで、めちゃくちゃに負けてしまった。
1.6326あたりの上げ酒からまた売りでエントリーしたが、またも日通し高値を超えられ、絶賛含み損中である。
先週末にユーロ豪ドルのショートがスクエアにされたのは、よかったが、
ここまで戻りが継続されてしまうのとは…。
ユーロドルはしっかり上値を追っているが、すでに利食いし、ポジションはスクエアである。
現在、レバレッジ最大までユーロ豪ドルの売りを入れてしまっており、もうこれ以上、ポジションが取れない状況にあるが
最終の自身のなかでもっとも高い位置の売りポジションさえ、10pips近く踏まれてしまっている状況である。
本日はトレードを見送ったユーロポンドを見ると、先週の0.87割れからすでに100pips近く戻しており、0.88を回復しそうな勢いである。
週を明けたとたん、週末の流れが嘘のように、リスクオフ気味に流れている相場である。
しかし、やはりユーロ豪ドル…
先週の反発に飽き足らず
本日は、オープンから100pips以上も上げている。
こいつ、どこまで上げるんだよ…。
というか、ユーロ豪ドルを取引している豚ども…
なんで、ユーロ豪ドルをここまで買えるんだ…
ほんと、こいつらだけには殺意以外のなにも浮かばない。
ポジション
EUR/AUD S 1.63311 1.63303 1.63282 1.63264 1.63253 1.63248 1.63237 163215 1.63209 163207 1.63206 1.63202